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マンガプロット

22 :スペースNo.な-74:2014/03/09(日) 14:56:26.92 .net
12.13.どん底と再起
山賊「まずは娘を味わってから、お前をゆっくりとなぶり殺しにしてやる」
「明日は総出で村を襲うからな。こいつはいい景気づけになるぜ」
そこに山賊の頭領が現れる。捕まえた娘はまず頭領が味見するのが決まりらしい。
「頭領、明日村を襲うのはやめてやってくんねーか。俺はどうなってもいいから。頼む、この通りだ」
超七郎はそう言って、頭領に土下座をする。
「うるせえんだよこの三下侍が!」頭領は超七郎の頭を思いっきり蹴り上げると、楓に迫る。
その時、楓の口から含み針が。頭領の顔、目に刺さる。悶絶する頭領。
楓は丸薬が効いて体調を取り戻しており、反撃のチャンスをうかがっていたのだ。
隠し持っていた小刀で自分の縄を切り、超七郎の縄を切る。すばやく動き回る楓。
ふらふらと立ち上がる超七郎は怒りの表情。そして自分の刀を取ろうとする。

14.15.切り札と決着
しかし、先に刀を奪われてしまった!
見ると、顔に針が刺さったままの頭領が立ちはだかっていた。「残念、もう少しだったな」
しかし、超七郎は布の包みの中から黒い玉を取り出す。
「村の奴らは一生懸命作物作ってるんだ。そんな健気な連中の、年に一度の楽しみを奪ってやるんじゃねーよ」
そう言うと焚き火に玉を投げ込んだ。花火が炸裂! 混乱する山賊たち、ひるむ頭領。
超七郎は頭領が掴んでいた鞘から刀を抜くと、ズバッ! 頭領の後ろへと切って抜ける。
倒れる頭領。「頭領がやられた!」散りぢりに逃げていく山賊たち。
超七郎と楓のやりきった感の表情。

16.終わり
「じゃあねー楽しかったよー」「ああ、元気でな」
千両箱や金の仏像などを背負った数頭の馬を率いて去っていく楓。
夜明けの光が超七郎の顔を照らす。
村祭。笑顔の庄助。そこに超七郎の姿はない。
地蔵ににぎり飯が供えられていた。おわり。

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