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朝鮮人と利権

432 :名無番長:2020/09/27(日) 04:00:33.08 0.net
>>424
載ることがなかった資料。
貴重ですね。
【文藝春秋社】
私は、民国二十七年(昭和十三年)の七月中旬に、東京の文藝春秋という雑誌社の特派記者として、
中国戦線を訪問し、華北の土地、青島市に着いて初めて山東自治聯軍という部隊のあることを知りました。
総司令は張宗援という中国名を名乗る陸軍大将でしたが、日本人伊達であることがすぐ判りました。

私はその場で、雑誌記者の資格で、自治聯軍部隊に従軍し、山東省の日照県・濤洛鎮の司令部を往来して、
三カ月ばかりの戦闘のすべてをつぶさに見ては、記事を文藝春秋東京本社に送りました。
私としては、激動する中国戦線の実状を捕えた、なかなか立派なレポートのつもりだったのですが、
文藝春秋には、一度ものることはありませんでした。
しかも本社からは指令が来まして、「山東自治聯軍は、日本軍の補助部隊であって独立の部隊でないため、
陸軍省の新聞検閲班が、貴君の送ってきた記事の掲載をどうしても許可しない。まことに残念であるが、
君は自治聯軍への従軍を中止し、他の土地へ向かいなさい」と命ぜられてしまいました。

私は大いに困惑して、青島にある、日本軍第五師団司令部に行って、自治聯軍部隊と北支派遣軍との関係について問い訊きし、
自治聯軍とは一体何なのか、この際他の土地へ移る前に明らかにしておこうと考えたのです。
そこの参謀部では、北支派遣軍が考えている自治聯軍というものが、どういうものであるか初めて明らかにしてくれました。

それは司令官であり、大将である伊達が考えている自治聯軍の性格とは、かなり違っているとは思いますが、
まあ、日本の陸軍が、自治聯軍をどう考えているかについての参考意見にはなると思います。
それによると、自治聯軍は第五師団の補助部隊であることはたしかである。

だが一切の責任は、伊達氏にはなく、第五師団長自身にあり、そのことについては、今村均中将が、間瀬憲兵大佐、
萩原特務機関長立合いのもとに、伊達を呼び、その前で明確に申し渡してあるはずだ。
これをもっと率直に示すなら、自治聯軍の一切の行動は、今村均中将(北支派遣軍総司令官)の命令によって行われ、
同部隊の責任はすべて今村中将が負うものである。という考えでした。

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