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空気圧 タイヤ

50 :名無しさん@そうだドライブへ行こう:2019/07/16(火) 13:29:24.17 ID:hau6zcej.net
水には飽和水蒸気量というものがあり、一定の温度と体積で気体(水蒸気)になっていられる最大の水の量が決まっていて、たとえば20℃なら17.2g/m^3まで(温度が低いと少なく、温度が高いと多くなる)。
これを超える量の水は気体になれず液体になってしまう。
そして20℃なら17.2g/m^3の水蒸気が含まれている場合を相対湿度100%といい、20℃で1.72g/m^3なら相対湿度10%となる。
この量は気圧が変わっても同じなので、水蒸気を含んだ空気を圧縮していくと1m^3あたりの水蒸気の量がどんどん増え、したがって相対湿度がどんどん上がり、やがて100%を超えて液体の水になる
(実際には圧縮すると温度が上がるのですぐには液体にならないが、冷えて元の温度になれば液体の水になる)。
タイヤの空気圧はゲージ圧で、250kPaというのは大気圧+250kPaという意味。
標準大気圧は101.325kPaだが簡単に100kPaとして、ゲージ圧250kPaのタイヤには絶対圧で350kPaの空気が入っている。
100kPaの空気をポンプで圧縮して350kPaにすると1m^3あたりの水蒸気の量は3.5倍になる(正確には冷えた後の話)。
したがって空気が全く入っていないタイヤにポンプで空気を入れてゲージ圧250kPaにするとき、大気の相対湿度が(1/3.5)×100%=28.6%を超えていれば、タイヤの中に液体の水が溜まる。

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