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◆ボードゲーム・カードゲーム総合◆ その307

620 :NPCさん :2022/06/10(金) 04:12:37.05 ID:XOAl5/Ue0.net
なんか2000年とかついこないだのが元ソースになってて驚いたんだけど
えーと、どこから始めようか。
まず、アブストラクト(抽象的な)ゲームという言い方の
対立概念は”シミュレーションゲーム”とか”ロールプレイングゲーム”で
70~80年代にそういった”リアル”を追求した新興ゲームが流行する中で
チェスとか碁とか、あるいはノンテーマのトランプゲームの類は
「なにか現実を細かくシミュレートしているわけではない」というので
そういうゲームに対して”アブストラクト(抽象)ゲーム”という別分類になったわけ。
この辺のアブストラクト(抽象)の使い方は
1994年のコスティキャンのゲーム論の「雰囲気」の項目
ttp://www.aa.cyberhome.ne.jp/~babahide/bblibrary/library/design_j.html
”「モノポリー」は、不動産業をリアルに扱ったゲームだ。そうだろう?”から始まるモノポリーへの言及で
”実際のところ、「モノポリー」は抽象的なゲームであり、何も具体的なものをシミュレートしているわけではないのだ。”と、
その後のモノポリーへの言及でもわかるとおり、
ゲームシステムとプレイヤーの考えることがどれだけゲームテーマと合っているか(シミュレーション的になっているか)であって
「シミュレーション性が高いよね<>アブストラクト性が高いよね」という視点のものでしかない。
完全情報がどうとかはアブストラクトゲームという概念がジャンルとして独立したあの当時には存在もしていなかったよ。
正直な話、現代のゲームはその当時の基準からするとほぼ「アブストラクトゲーム」ばかりなので
そこで定義が自家中毒を起こして「アブストラクトゲームの中でアブストラクトとはなにか」って定義しようとして
わけのわからない話になってるようにしかみえない。

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