ファンタジー世界の酒場【冒険者ギルド】★13

シェリス

クリスマスが終わったら、あっという間に年末な空気っすねー。
みなさんは今年やり残したことはないっすかー？
私は……部屋の片づけをっ！うぅぅ～……終わらないっす……。

>>263
ぎゃぁぁぁっ！く、くまーっ！！
（驚いた勢いのままに後ろに倒れてそのまま動かなくなる）

――――いったっすかー？（薄目を開けて見るとクマさんがこちらを覗き込んでいて）
ひぃっ！ごめんなさいごめんなさいっす！私食べてもおいしくないっすよー！！

>メリークリクマース！
（土下座してた所で差し出されたのは包装された小さな包みで）
え？これ、くれるっすか？わぁ、ありがとうっ！死んだふりなんかしてごめんっす、優しいクマさんだったっすね。
ふへへ～、毛糸のてぶくろもらっちゃったっす！みんなに自慢するっすよー！

>>264
おはようっす！今日もお元気っすねー！
パン作れ？それ、ご依頼っすかー？私たちに頼むよりパン屋さんに行った方が早いくないっすか？
……はっ……も、もしかして、私の焼いたパンが毎日食べたいという、愛の告白の定番っ！？
だ、だめっすよ……私達、まだ知り合ったばかりですし、それに私には世界一の冒険者になるっていう夢がっ……。
うぅぅっ……あなたの気持ちにはお応えできないっすけど、代わりに心を込めてパンを作らせてもらうっす！
マスター！ちょっと厨房貸してほしいっす！お酒でも飲んで待っててくださいね！

（数刻後、厨房から重苦しい気配が漂ってくる）

おまたせーっす！
（鼻先に煤をつけてちょっと照れながら厨房から出てきたシェリスの手には、魔界の瘴気を濃縮したような物質が乗っていた）
心を込めて作ったっす！どうぞ受け取ってください！

>>285
あはははははっ！！なーにしんみりしてるっすか！そんなくらーい顔してたらどんどん気分は沈んじゃうっすよー？
ここには一緒に騒いだり愚痴を聞いてくれる仲間がいるっす！悲しいことなんて明るく笑い飛ばして忘れちゃいましょー！
マスター！このお方にとびっきりのお酒だしてあげてください！私のおごりっす！

>>267 アイリスさん
およ？あなたとは初めて会うっすね！はじめましてっす！
アイリスさんっすね？私はシェリスっていうっすよ！どーぞよろしくお願いするっす！
（両手でアイリスの手を握ってぶんぶん）
あははっ！まだまだ駆け出しっすから全然っすよー？

いやいや～、251の人が言ってる冒険者の人と私は同じ名前の別人っす！
世の中には凄い偶然ってあるもんっすねー。
アイリスさんこそすごいっす！その年で冒険者っすから尊敬しちゃうっすよ！

>>270 アルさん
おおっ！アルさんが乗り気っす！いいっすねいいっすねー！私も燃えてきちゃったすよー！
ちょっと待っててくださいね、準備してくるっすから！
（酒場二階の自室に引っ込み、丸太から削り出したようなドでかい木剣を引っ張り出してきて）

ちょうどいい場所があるっすね！
ふふっ、冒険者同士の戦いに言葉はいらないっす……いざ、じんじょーに勝負勝負っす！
（裏手の広場で相対すると、大剣を肩に担ぎ片手で手招きして）
（剣の切っ先を地面に着ける形で脇に構える）