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【ダンジョン飯】九井諒子 総合 part140【ひきだし 竜の子 竜の学校】

636 :名無しんぼ@お腹いっぱい (ワッチョイW 22c5-+phQ):2024/01/15(月) 01:29:56.65 ID:3ewhRt1P0.net
ライオス×マルシルは譲れない✋😤

俺が王になって7年が経った
最近は政務にもすっかり慣れ、夜は趣味に没頭する時間が増えた
今は俺がわがままを言って作らせた、魔物研究所から定期的に届く報告書を読んでいるところだ

「ライオス、ちょっと良い?」
扉の向こうからよく知った声が聞こえてきた
「良いぞ」
ゆっくりと扉が開き、マルシルが入ってきた
「どうしたんだ?」
俺は報告書から目を離さず尋ねた
「あの…今日はあの日なんだけど…」

ハッとして顔を上げる
そうか、今日はあの日だったか

俺たちがファリゴンを食べた時、俺とマルシルは希少な龍玉と呼ばれる部分を食べ、ほんの少しドラゴン化してしまったらしい
その影響で、マルシルと俺は「ドラゴン同士だから子作りOK」ということになってしまったらしい
あくまで推測だが

そして今日は、2人で決めたあの日というわけだ
「ライオス…」
耳まで真っ赤なマルシルと見つめあっていると…

「待って、パパとママの邪魔しちゃダメよ!」
ファリンの声と共に、トタタタと可愛らしい足音が扉の向こうから近づいてくるのが聞こえた

マルシルと顔を合わせ、フフッと笑う
まだ夜は長い
「まずはあの子を寝かしつけないとな」
俺たちは手を繋いだまま、扉の方へと歩いて行くのだったー

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