【醜悪】コスプレはファッションだ 20.5【汚装】

Ｃ．Ｎ．：名無したん

損害賠償1500万円を求められた！

　数年前、あるタレントのTwitter上での書き込みが気に入らなかったＡさんは執拗にこのタレントの書き込みを揶揄する発言をTwitter上で繰り返し、その内容を纏めたブログも立ち上げた。

　しばらく経ったある日、Ａさんにとってはそのタレントへの中傷行為が過去のものとなった頃、プロバイダーから「発信者情報開示に係る意見照会書」という書類が送られて来た。
平たくいうと「この書き込みをした人の住所や連絡先を聞いている人がいますが教えていいですか？」というお伺いだ。もちろん開示拒否と回答して送り返した。

　だが、しばらくするとプロバイダー側から、「発信者情報開示を求める裁判に負けましたので発信者情報を開示します」と連絡が来た。やがて弁護士名で「名誉毀損による損害賠償を求める。1500万円支払え」という内容を示した内容証明郵便が届いた。

「芸能人やタレント、マスコミ関係者、政治家、顔晒してる仕事の人がネットでちょっと書き込みされたくらいで……という気持ちはあります。言いたいことがいえない社会って息苦しいですね」

　目下、相手方のタレントと弁護士を挟んで示談交渉中というＡさん。示談交渉の行方が気になる日々を過ごしている。

言論の自由は最大限保障されないといけないが、言論の自由に基づいて表現をしたことに対して、同意したり反論するのも、同様に言論の自由。
但し、何をしてもよいわけではなく、その表現が一定の限度を超えれば民事上。場合によっては刑事上の制裁を受ける可能性があることは常に認識しておかないとならないだろう。