あなたの心がなごむとき〜第71章

884 ：なご：2014/11/10(月) 13:47:26.00 ID:NWW6jGi3G.net

840(1): 2014/11/10(月) 10:47:33.33 ID:nOYYEx1z(1) AAS
高校生元ダンスィが、先日、お世話になったジュニアチームのコーチに呼ばれ、
男子な先輩とともに、後輩たちを指導するお手伝いをしに行った。
特に男女に分けているわけではないはずなのに、
元ダンスィは男の子たちに、男子先輩には女の子たちに、それぞれ絶大な人気を誇っていた。
ちょっと覗いてみたのだが、ﾀﾞﾝｽｨ指導法は、擬音をたっぷり駆使し、身体をはった実演大目なもの、
男子先輩指導法は、どうしてこういうふうにするとこうなるのかを、図を描いて説明するというもの。
それぞれ、休憩時間にも子どもたちが離れないほどなついてくれたらしい。
ただし、なつき方もそれぞれ。

後日、コーチからお電話をいただいた。
どうしても、自分の指導では理解してくれない子がいたのに、ﾀﾞﾝｽｨ指導法のあと、
できなかったことができるようになった子が多く見られた。
元ﾀﾞﾝｽｨ君がいたころ指導してくれていたコーチはもういないが、そのときの指導法が合っていると思ったけれど、
自分にはちょっと無理なので、元ﾀﾞﾝｽｨ君にお願いしてみた。
子どもたちも是非にと言っているので、また来てほしい、とのこと。

小学生のときは、さんざん悩んだけれど、いいコーチに恵まれて、高校生になっても競技を続けることができているし、
今になってみれば、ダンスィに苦労した期間は本当にあっという間だった。もっとも楽しい時間だった。
苦労が報われたというか、うちの子がダンスィで、本当によかったと思った瞬間だった。