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象牙の需要低下によってゾウの密猟が減ってきている

1 :朝一から閉店までφ ★ [CN]:2019/06/11(火) 04:26:59.20 ID:CAP_USER9.net
2019年06月09日 18時00分00秒

工芸品の高級素材である象牙(アイボリー)を入手するため、これまで多くのゾウが密猟者によって殺されてきました。しかし象牙の需要が低下した結果、ゾウの密猟は減ってきているという研究がNature Communicationsに掲載されています。


African elephant poaching rates correlate with local poverty, national corruption and global ivory price | Nature Communications
https://www.nature.com/articles/s41467-019-09993-2
Elephant Poaching is Decreasing as Ivory Demand Slows - D-brief
http://blogs.discovermagazine.com/d-brief/2019/06/03/elephant-poaching-is-decreasing-as-ivory-demand-slows/


象牙は印鑑や根付、刃装具、ピアノの白鍵などの工芸品に使われる高級素材です。長年にわたって象牙を得るために多くのゾウが殺されてきており、生息数の減少から、1989年には絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)によって象牙の国際取引が禁じられました。

イギリス・ヨーク大学の研究チームは、2002年から2017年にかけて、アフリカ大陸の53箇所で発見されたゾウの死体のうち、何%が密猟によって殺されたのかを調査しました。研究によると、ピーク時の2011年には全個体数の10.4%のアフリカゾウが密猟によって殺されましたが、2017年にはその数が4%以下になったそうです。
密猟の減少に関して「象牙の需要の減少」「密猟の取り締まりの結果」という2つの理由が考えられます。象牙の需要の減少に関する調査では、伝統的に工芸品のための象牙の需要が高い中国や、香港、マカオにおける象牙価格の変化を分析したとのこと。すると、象牙価格の変動と密猟数の増減の間には強い相関があったそうです。
密猟の取り締まりに関して研究チームは、象牙の産出国であるアフリカでは、象牙価格が上昇すると法執行機関の「腐敗」が生じ、象牙・麻薬・武器などの不法な製品の市場が拡大すると指摘しています。調査によると、地域の貧困率と密猟率にも相関関係が見られたそうですが、密猟率には象牙価格の低下による影響のほうが大きかったと判明しているとのことです。

研究チームは中国などでの象牙価格が低下した理由に関して、中国では2015年から2017年にかけて象牙の国内取引を禁じる政策を段階的に進めてきたことや、中国の景気後退などを理由として挙げています。
研究チームによると、ゾウの密猟数は減少しているものの、いまだにゾウの個体数の増加には至っていないとのこと。象牙の需要をさらに減らすことや、アフリカでゾウと近しく暮らしている人々の生活水準を向上させることがゾウの絶滅を防ぐと研究チームは述べています。
https://gigazine.net/amp/20190609-elephant-poaching-decreasing?__twitter_impression=true

2 :名無しさん@お腹いっぱい。 [DE]:2019/06/11(火) 09:07:17.40 ID:JDQHZg4v0.net
つまりトランプバンザイか

3 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2019/06/11(火) 14:18:59.15 ID:gYKMLxFo0.net
ローラ、良かったな

4 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2019/07/05(金) 18:45:16.69 ID:c17YhZl/0.net
そりゃ市場は制限してもハンティングゲームはしてるしな
増えるわけないべ

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