☆★億万長者絶対神★★イケダハヤト★★

名無しさん＠明日があるさ

本拠地18号で迎えた、ぼりから
先発ぼりが揚げるからあげ、汲み取り便所の臭気で惨敗だった
ヌタ場にに響くパラベルのため息、どこからか聞こえる「人前ではハンチング取れよ」の声
無言で帰り始めるゲストの中、はっくんは汲み取り便所の中で泣いていた
ライブドアブロガーアワードで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる書生・・・
それを今の本山で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」はっくんは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、はっくんははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい便器の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってLP作りをしなくちゃな」はっくんは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、はっくんはふと気付いた

「あれ・・・？お客さんがいる・・・？」
便所から飛び出したはっくんが目にしたのは、コンクリの土間まで埋めつくさんばかりの書生だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにベ脱社畜ラップが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするはっくんの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「イケハヤさん、はやくブログ書きましょうよ」声の方に振り返ったはっくんは目を疑った
「じ・・・自転車？」　「イケハヤさん、居眠りでもしてたんですか？」
「ま・・・正田さん？」　「なんだよ池田さん、かってにオレを引退させやがってw」
はっくんは半分パニックになりながらMacBookの画面をみつめた

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暫時、唖然としていたはっくんだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ！」
自転車からACアダプターを受け取り、MacBookへ全力疾走するはっくん、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ボットン便所で冷たくなっているはっくんが発見され、自転車と正田は病院内で静かに息を引き取った