艦隊これくしょん～ゴーヤをいじめ隊part28

名無したんはエロカワイイ

私はゴーヤパークが破綻した後に引き取り手を募集していたゴーヤを一匹引き取ったが、
引き取ってすぐ非常に横暴なゴーヤの性格に頭を抱えてしまった。
ご飯の用意が少しでも遅れると「お腹すいたでち！グズは嫌いでち！」と偉そうに催促しやがる上に、
いつまでもテレビをダラダラ見続けたり、ちょっと注意すると周りの物を壊したりと手が付けられなかったのだ。

心底呆れ果てた俺はこいつを野山に捨てようかとも思ったが、
「野良ゴーヤによる犯罪が増加しているため、今後逃がしたものには罰則を与える」
というニュースを見て取りやめざるを得なかった。やりたくないがこうなったら殺処分しかないか。

さて問題はその方法である。絞首刑はゴーヤの糞で回りが汚れるのでやりたくはない。
刺殺はゴーヤに抵抗される可能性があるのと、ゴーヤの絶叫があたりに聞こえたら厄介だ。
毒殺は強靭なゴーヤの体には効きづらいという研究結果が出ているのでこれも没。
なので俺はこういう殺害方法をとることにした。それは練炭の一酸化炭素による窒息死である。

俺は七輪を買ってきて、ゴーヤにあてがった部屋で炊き始めた。少し臭いもするが問題ないだろう。
そしてゴーヤを呼びつけ、「さっきは悪かったな。すぐご飯を作るから部屋で待っててくれよ」と言い、部屋で待機するように命じた。
これを聞いたゴーヤは「でっちゃっちゃ。ようやくわかったんでちね無能てーとく。さっさとするでち！」と言って部屋に入っていった。
…やっぱすっげえムカつくな。まあ顔を見るのはこれで最後なので我慢する。

二時間後に部屋を開けるとゴーヤは眠ったまま絶命していた。
せいせいした俺はゴーヤの死骸をバラバラにしてから骨をハンマーで砕いて捨てたのだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完