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歴代FE主人公が兄弟だったら 58章

352 :鷺の姫のヒメ事:2016/11/25(金) 01:12:28.78 ID:fVlu9fE5.net
遅ればせながら、リアーネEドリンク服用版です
おそらく、グレーゾーン、だと良いですね(願望


 如何にハーレムと言えども、常に多人数相手な訳ではない。
 友人との一泊二日の小旅行や、或いは仕事など、嫁達にも不在の日がある。
 今回の場合、工務店組は旅行で、サナキ、シグルーン、そしてレテが仕事だ。
 つまり、今晩はリアーネ1人。
 早めに寝るか、と考えていたアイクの背後から、ドリンクを開封する音がした。
 諦めつつ振り向いたアイクの首にリアーネが飛び付いて、唇を重ねる。
 両腕ですがるように口付けを深める。
 無意識に、太ももを服越しにアイクのラグネルに擦る。
 背中の翼は、その柔らかな羽で、全身をさわさわと撫でる。
 リアーネもまた、直感で最適解を導くセンス持ちだった。
 彼女の全てがアイクに快感を与え、彼女もまた悦びに満ちる。
 反撃とばかりに、アイクの右手が翼の付け根に、左手が腰辺りに滑る。
 新たに加わった快感に、リアーネの身体が跳ねて、負けじと彼女も激しさを増す。
 更に、リアーネの動きを妨げず、愛撫も続けながら、アイクが彼女の服を取り払う。
 大きな翼も、アイクの障害にはなりえない。
 極めて自然に、流れるように、生まれたままの姿へと。

 彼の嫁達は、ありのまま夜起こった事を話す。
「愛撫されていたと思ったら、いつのまにか脱がされていた」
 何を言ってるのかわからねーと思う。

 リアーネを脱がせるついでにアイクも脱ぎ、身支度が整った頃には、両者とも、準備万端だった。

   中   略

 仰向けに寝転ぶアイクの上に、リアーネが覆い被さり、胸板に額を当てて息を整える。
 急激な運動で、彼女の心臓と肺は限界だった。
 アイクは静かに、慈しむように、リアーネの背中をさすってやる。
 一方で、幾度も射ったはずのラグネルは、まるで衰えることを知らず、雄々しい。
 アイクの胸に、ぽつりと、雫が落ちた。
「ごめ、なさい……わた、し、よわ、く、て……ぜんぜ、まんぞ、く、させら、れな、い」
 元々途切れがちな言葉は、普段より尚もか細い。
 アイクの、背中をさする手が止まると、叱られると思ったのか、リアーネがビクリと震えた。
 指先が、翼の上端、腕で例えると二の腕辺りを撫でる。リアーネの1番弱い部分である。
「ふあっ!? ん! んん、んぅっ!!」
 唐突な刺激に思わず顔を上げたリアーネ。
 待ち構えていたのは、やや短くも濃密な接吻。
 一瞬で割って入ったアイクの舌が、リアーネの口内における弱点を蹂躙する。
「ぷは……は、ぁ……」
 僅か数秒の猛攻に、蕩かされながら困惑するリアーネへ、アイクが言った。
「あんたは、笑っている方が良い」
 言葉を飾らずに、武骨でも陳腐でも、まったく構わず、思ったままに伝える。
「………はい」
 そんなアイクの気持ちを、リアーネは余すこと無く受け取った。

「……ん、しょ」
「おい、無理せず、もう少し休んで「だいじょぶ、です」……まったく」
 鷺の姫の夜は、まだ終わらないらしい。

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