歴代FE主人公が兄弟だったら 64章
- 1 :ブルーノ@アンチノミーではない:2017/09/12(火) 22:37:45.00 ID:tcBpJMIT.net
- ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という前提で
彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。
前スレ
https://medaka.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1501599252/
旧保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage
新保管庫
http://wikiwiki.jp/fe-brothers/
雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/
絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
- 455 :助けて!名無しさん!:2017/09/30(土) 21:12:47.97 ID:WUVV+Srx.net
- 乙乙の乙
山でスマホの電波届かなくって衝撃を受けた上にふくらはぎぱんぱんになって歩けなくなったヴェロニカをおんぶするキヌの図が浮かんだ…
毛玉とはいったい………
最近トラキアがマイブームなのでもういっちょ
すまぬ……警戒心もったこの娘が想像つかなくなった…
山奥の沢
タニア「いやっはぁぁぁ〜きもちいーいっ♪」(バシャバシャ)
マリータ「ほぉか…よかったねんなぁ…ほんまやんちゃなやっちゃでぇ」(首から下が水ん中やと近所のジャリガキが遊んどるようにしか見えへんのう)
タニア「マリータは泳がないの?川魚掴まえてたべよーよ」
マリータ「うちは釣り糸垂らすんで充分やねん…ちゅうか…あんた、せめて水着かパンツ着ぃ…」
タニア「こんな山奥だよ。どーせ誰もこねーって」
マリータ「あんたん家、ほんま山の上やねんもんなあ…遊びに行くんも登下校も時間かかんねんけど…せやけど山が自分家みたいな感覚なんは…」
タニア「なーにぶつぶつ言ってんのさ。鮎ゲットォ!」
マリータ「よく手で掴めるのう」
タニア「こんなんらくしょーだって。あ、コラ!逃げんな!」ギュッ
マリータ(取り落としかかった鮎を胸で掴まえおった!?あん魚、雄やったら昇天もんや…)
タニア「けどさー、マリータが付きあってくれて嬉しいよ。最近、なんつーの?フィアナの友達とか親父の子分たちとか、アタシとよく遊んでくれたのに、なんか距離開いた…みたいな気がしてたしさ」
マリータ「そら友達やねんてな」(ほんま男所帯やってんもんなあ…小学校低学年までは一緒にごちゃごちゃ同じようにやれるし、裸だパンツが見えただ誰も気にせんけど、今はもうみんな前かがみになってまうねん。そのノリやてのう)
二人は気付かなかった。
山にハイキングにきたエイリークが偶然見てしまい、たゆんたゆん揺れながら水浴びる健康的に日焼けした巨大なものに、
血涙流して倒れていたのを…
葉とクロムは鼻血で倒れ、エイリークは血涙で倒れるような気もした
常に葉っぱに見られている世界
ユンヌ「喪のあまり繁殖不可能を悟ったリーフの生物的本能がとうとう細胞分裂で子孫を残す事を可能としたのよ」
ロイ「町中にリーフ兄さんがあふれてる…世界は終わりだ…」
アイク「これはいかん、元に戻れ」
コノヒトデナシー
ロイ「ち、力づくでくっつけて一人に戻した…」
- 456 :助けて!名無しさん!:2017/09/30(土) 22:34:37.19 ID:8sn3L2Cn.net
- いかん! 早くラーチェルとティアモを呼ばないと! ターナはしばらく隠れて!
もう、葉っぱとアイクが何をしても、驚いたら負けな気がしてきた……
- 457 :助けて!名無しさん!:2017/09/30(土) 22:45:53.96 ID:/koERyVs.net
- >>455
マーティ「言っとくけど、俺たち別にタニアを厭らしい目で見たりはしてねえからな」
ゴメス「タニアとはアイツがガキンチョの頃からの付き合いなんだ。いくらイイ身体になったところで、今さらそんな目で見れねえっての」
マーティ「じゃあ何で一緒に遊んでやらないのかって?…いやよぉ、最近タニアと遊んでると、タニアからは見えない位置からダグダ親分がじぃっとこっちを見てるんだよ」
ゴメス「『睨む』じゃなくて『見る』なんだよ…ただただこっちを澄んだ目で見てくるんだ…『お前ら信頼してるからな?し』ってな」
マーティ「もう胃がまずいことになっちまいそうだったからなぁ…」
マーティ「…ああ、あと単純にオーシンに申し訳ないってのもあるなあ(笑)」
ゴメス「あの坊主、俺たちとタニアの距離感ってやつに無意識に妬いてやがるらしいからな(笑)」
- 458 :助けて!名無しさん!:2017/09/30(土) 23:49:11.40 ID:hLYZ2wTN.net
- >>446
便乗です
アイク「俺からは肉1年分を贈ろう。肉を食えば強いやつに育つだろう」
クロム「兄さん、気持ちは嬉しいがルキナにはまだ歯は生えていないぞ…」
- 459 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 02:59:51.46 ID:g+wTXppH.net
- ぬ…抜けてた…失礼…
アルムが入ってたのにいったいどうして…
アルム「もしかして僕の存在感がアイク兄さんを超えた!?エコーズ効果!?」
モズメ「アルム君、村への道、また草伸びとるわ」
アルム「あ、草刈りしなきゃ…刈ってもすぐに道が見えなくなるほど伸びるんだよね…」
モズメ「うちも手伝うよお。たまに小銭出るから家計の足しになるし頑張ろ」
ジャンヌ(村への道を隠す草の異常な伸びの速さ…外に出たらあっという間に再び生えるダンジョンの草…すべてがアルム君を隠す目立たなさ効果です…
間違ってもアイクさんを存在感で超える日は…来ないんでしょうけど、そんなあなたが私は愛しいです)
セリカ「何、生暖かい目で出かける二人の背中見てるのよ」
シルク「散々武器振り回して刈ってテンションあがった頃に木陰で愛し合うんでしょうね。私たちもお弁当の差し入れに行きがてら参加しましょうか。ミラ様の大地の上で土と草の香りに抱かれながら愛し合うのもよろしいかと」
セリカ「だ、だめよそんなの!?/////せ、せめて日が落ちてから部屋で…でいいじゃない」
エフィ「私はアルムがしたいならどこでもいいよ?」
セリカ「あんたももうちょっと……もしかしてアルムの家って突っ込み役不在?」
ジャンヌ「いえ、普通人の私がそっちよりですけど、せっかくだしセリカさんにも譲ってあげようかなって…今夜、泊まって混ざっていきます?」
セリカ「う……うん……ちょっと…また…触れ合いたいなって…愛し慈しみあうのもミラ様の御心に叶うかなって」
ジャンヌ(兄さんはスローペースですね。私だったらきっととっくに混ざって…それも人それぞれですか)
シルク「じゃあセリカさんの事もみんなで可愛がりましょう」
セリカ「ストレートに言うなや!?」
エフィ「シグルド義兄さんももうKINSINN解禁してくれてもいいのにねー」
セリカ「あんた、考えないでテキトーにしゃべってるでしょ!?」
ジャンヌ(もともと濃い愛をお互い持ってますし、スキンシップも大分KINSINNギリギリなんですよね。キスは濃いですしお風呂も一緒しますし私たちが愛し合う時もさりげに居て私たちやアルム君に…
まあソフトなレベルの愛撫を受けたり、アルム君が私たちと致すのを見ながらミラ様の思う愛について考えたりしてますし)
- 460 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 03:22:01.28 ID:g+wTXppH.net
- >>457
リーフ「マーティさんの技0速さ0の初期ステータス見た時は衝撃を受けたなあ」
ティニー「ダグダの愛した男って肩書に込められた意味についてハァハァ」
リーフ「想像しちゃったじゃないか…微塵も萌えないよ…」
ミランダ「ジャンヌやアサエロも登場の予定あったらしいのよね。ソフトん中に顔グラフィックのデータ残ってるって聞いた事あるわ」
アスベル「登場してたらどんな話になったのか想像してみるのも楽しいかも」
- 461 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 13:18:52.93 ID:PVtv/0Iz.net
- リーフ「アイク兄さん、教えて欲しいことがあるんだ」
アイク「何だ?藪から棒に……」
リーフ「アイク兄さんのお嫁さんの胸の大きさを教えて欲しい」
アイク「……は?」
リーフ「だって羨ましいじゃないか!あんなに巨乳のお嫁さんがいっぱいいるなんて!」
アイク「理屈が全く分からないんだが……第一そういうのはあいつらの個人的な情報であってだな」
リーフ「大丈夫、絶対外部には漏らさないから!色々参考にしたいだけだし」
アイク「何の参考なんだ……」
リーフ「あとおっぱいの揉み心地とか吸ったときとか挟まれた時の感想をぐほぁ!?」
ナンナ「申し訳ありません、すぐ回収しますので」
ミランダ「まったくコイツは……」
ティニー「お騒がせしました」
アイク「……何だったんだいったい」
以下、独断と偏見まみれのアイクの嫁の胸サイズ
爆:シグルーン、カゲロウ、セルジュ、シェイド(候補)
巨:ミスト、ワユ、レテ、ティアマト、ルキノ、エルフィ
並:リアーネ、ベルベット
貧:イレース、サナキ
絶:該当なし
アイク嫁の乳力がやばそうと思って確認したら本当にやばかった件
- 462 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 15:35:15.42 ID:tJbz1jLh.net
- ルキノとシェイドそんなに大きかったかなあと思って立ち絵やらサイファ見たら本当に大きいじゃないか…
リーフよ、詳細が聞き出せないとは情けない
- 463 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 16:36:05.83 ID:xongpF6e.net
- 海水浴の様子を見るに、シェイドもそろそろ(候補)が外れるかも
それにしてもデッケェなぁ……
サナキも将来育つし、イレースは是非とも、小さめなことを武器に頑張ってくださi……既に頑張りまくってたわ
- 464 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 17:48:01.50 ID:PVtv/0Iz.net
- イレース「私もたくさん弄られたり吸われたりしてますけど成長はしてませんね……気にしませんけど」
シグルーン「サナキ様も将来育つためにもっと励まなくては」
サナキ「うるさいのじゃ」
- 465 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 17:50:39.68 ID:tJbz1jLh.net
- リーフ「シェイドさんがアイク兄さんに嫁入りしたら爆乳女教師プレイをしてそれをリポートしてもらいたい」
クロム「…文面だけでもなんという破壊力だ」
エフラム嫁の方々はバリエーションに飛んでそう(意味深)
- 466 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 19:57:32.80 ID:qSSmEwCG.net
- リズの話も進めておこうかと。
リズ(カキカキ)「ええと、ここはこうまとめて……ふああ〜っ……」
リズ「やっとレポートが半分埋まったよ〜。う〜ねむーい……」(フアー)
エメリナ\コンコンッ/「……リズ?入るわね。遅くまでお疲れ様。」つクッキーとココア
リズ「わ〜い!!お姉ちゃんの手作りクッキーじゃん!やったあ!!」
エメリナ「ふふふ、順調みたいね。安心したわ。」
リズ「むふふ、もう24時間リズちゃんに何でも任せなさいってカンジ?」
エメリナ「いつでも、そういうふうにやる気を出しておけば……こんな夜遅くまで頑張る必要はないのよ?」(ハア)
リズ「あいたたた……」
エメリナ(ペラペラ)「……レポートはもう半分で完成で、後は薬を調合しないといけないのね?私が材料買ってきてあげましょうか?」
リズ「いいの!自分のことは自分でやるから!」(フンヌー!)
エメリナ「あら、頼もしいわ。頑張ってね、リズ。」(ニコ)
- 467 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 19:58:08.12 ID:qSSmEwCG.net
- 〜森〜
\パカッパカッ/フレデリク「お嬢様、こちらでよろしいでしょうか?」
リズ「うん!ありがとフレデリク!」
フレデリク「よろしければ私もお手伝いを……」
リズ「大丈夫!フレデリクはここで待ってて!」(ピョン)
フレデリク「はあ……ですが私としましては、お嬢様が心配で……」
リズ「もう!子ども扱いしないでよね!日が暮れるまでには戻るから、ここで待ってて!」(スタスタ)
リズ「もう、お姉ちゃんもフレデリクも子供扱いするんだから……」(テクテク)
リズ「ええーっと、万能薬に使う薬草はっと……」つ図鑑
リズ「これと、これと……あれ?」(プチプチ)
- 468 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 19:58:41.66 ID:qSSmEwCG.net
- \キノコ/
リズ「あ、キノコが生えてる!そっかあ、もう秋だもんね〜。」(キョロキョロ)
リズ「可愛い色してるし、採って持って帰っちゃおうかな〜?……エヘヘ、フレデリクに味見させちゃおっかな?」(そーっ)
???「いけない!」
リズ「ほえ!?」(ビクッ!
- 469 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 19:59:14.07 ID:qSSmEwCG.net
- 亜麻色の髪の青年「ダメだよ、それは毒があるキノコだから……食べたら笑いが止まらなくなるんだ。」
リズ「ええーっ!?そ、そんな怖いキノコだったの!?」(うわ〜っ!フレデリクに食べさせなくてよかった〜)
亜麻色の髪の青年「知らないキノコは食べちゃダメだよ。薬にもなる種類はあるけれど。」
リズ「はううう……す、すみません……」(シュン)
亜麻色の髪の青年「そ、そんなにしょげなくても……こちらこそ、驚かしてごめんね。」
リズ「そんなことないよ!悪いのあたしだもん!」
亜麻色の髪の青年「そうかな?……君、もしかして万能薬の材料探してるの?」
リズ「うん……って、よくわかったね!どうして?」
亜麻色の髪の青年「君のカゴに入ってる草の種類を見て、そうかな〜って思って……余計なお世話だったかな?」
- 470 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 19:59:39.59 ID:qSSmEwCG.net
- リズ「ううん!ちっとも!もしかして、お兄さん薬草とか詳しいの?」
亜麻色の髪の青年「いつも学校の課題や仕事先とかで調合してるから……だいたいはわかるかな。」
リズ「へえ〜!じゃあさ、ちょっと手伝ってほしいかな〜……なんて。図鑑見ながらやってみたのはいいんだけど……私、イマイチ自信なくて……」
亜麻色の髪の青年「いいよ。僕で力になれるなら。」(ニコ)
リズ「わ〜い!やったあ!ありがとっ!!」(ダキッ)
亜麻色の髪の青年「わわっ/////」
リズ「あ、ごめんなさい!つい友達にやってるノリで……」(テヘヘ)
- 471 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 20:00:01.09 ID:qSSmEwCG.net
- リズ「ん〜っと、このギザギザの葉っぱの草!……これは正解かな?」
亜麻色の髪の青年「う〜ん……」
リズ(どきどき)
亜麻色の髪の青年「……正解。」(ニコッ)
リズ「よし!これで6問中3問!」(グッ!)
亜麻色の髪の青年(あ、危なっかしいなあ……)
リズ「よしよし、と。これで全部かな?」\こんもり/
亜麻色の髪の青年「んー、そうだね。万能薬ならこれで大丈夫だと思うけど……」(ゴソゴソ)
リズ「何してるのー?」
亜麻色の髪の青年「これこれ。僕はこれも入れるんだ。薬の効きが良くなるから。」つ木の根
リズ「ほえ〜。」
亜麻色の髪の青年「あと、もし余裕があるならこの草とこの木の芽はできればもっと成長したやつの方がいいかも。若い芽だと、まだ成分を溜め込んでないからね。」
リズ「ふむふむ。」(メモメモ)
- 472 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 20:00:40.07 ID:qSSmEwCG.net
- リズ「えへへ、おかげですっごくはかどっちゃった!……たまたま会っただけなのに色々教えてもらっちゃって、ありがとうございます!」(ペコ)
亜麻色の髪の青年「ははは……そんなたいしたことじゃないけど……」
リズ「って、もうこんな時間!?やばっ!フレデリクに怒られちゃう!」(タタタッ)
亜麻色の髪の青年「あっ、ちょっと!」
リズ「ごめん!また絶対会おうね!!会ったらお礼いっぱいするから!!」
亜麻色の髪の青年「……行っちゃった……そういえば名前、聞いてなかったな……」(フウ)
- 473 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 20:01:05.16 ID:qSSmEwCG.net
- フレデリク「お嬢様、遅かったではありませんか!もう日が落ちてしまいますよ。暗くなってしまうと危のうございます!」
リズ「ごめんごめん、ちょっと色々あったんだー。」(ヨイショ)
フレデリク「お嬢様、妙に機嫌がよろしいですね。森で何かあったのですか?」
リズ「えへへ、あったけど……フレデリクにはナイショなんだよ〜。」
フレデリク「左様でございますか……」(シュン)
リズ「ただいまー!」
エメリナ「お帰りなさい。その顔だと、首尾よかったみたいね。」(ニッコリ)
リズ「うん!親切な人が手伝ってくれたんだよ!」
エメリナ「あら、それはよかったわね。今度お礼をしなくちゃ。何とおっしゃる方なの?」
リズ「……あ!いっけない!名前聞き忘れちゃった……」
エメリナ「まあリズったら。」
リズ「あうう〜……ど、どうしよう〜」(オロオロ))
エメリナ「ご縁があればまたきっと、そのうち会えるわよ。今はとにかく薬の調合済ませてらっしゃい。」
リズ「……はあ〜い……」(トボトボ)
- 474 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 20:02:32.92 ID:qSSmEwCG.net
- 〜グレイル工務店〜
キルロイ「シノンさんどうぞ、いつもの傷薬です。」
シノン「どーも。お前さ、なんか最近機嫌よくねーか?」
キルロイ(ギクッ!)「そ、そそそそんなことないですよ〜。」
ガトリー「いーや、怪しいね〜。これは、ガトリーさんからすると女のニオイがするなあ〜。」
キルロイ「ち、違いますよ!/////」
シノン「おっ、コイツ赤くなりやがったぜ。完璧100%クロだなクロ。」
ガトリー「ヒューヒュー。どんな子なのかな〜っと。真面目なキルロイ君がナンパとは!」
キルロイ「そんな大袈裟な……この前、薬草を摘みにいったときに女の子と出くわして……学校の課題を手伝ってあげただけですよ……それだけです!」
ガトリー「またまたあ〜、水臭いぞキルロイ君!女の子のことなら俺に任せなさいって!」
シノン「こりゃあ〜面白いネタがきたぜ。」(ニヤニヤ)
キルロイ「だから、そんなんじゃないですってば!僕もう帰ります!/////」\バタンッ!/
- 475 :読書は、恋のはじまり(2):2017/10/01(日) 20:03:11.41 ID:qSSmEwCG.net
- オスカー「いい歳した大人が何をやってるんだか。意地が悪いぞ、お前達。」
シノン「何だオスカー、いたのか。お前も聞いてたんだろ?」
ガトリー「それよりオスカー!今度合コン行くんだけどよ〜?オスカーも来ないか?」
オスカー「……私はそういうのは苦手なんだ。今度、ヨファの運動会があるからその準備もしないといけないし……」
ガトリー「騎士系ばっか集めるように言われてんだけどさ〜。人数足りないんだよ〜。頼むよ〜。」
オスカー「う〜ん。」
シノン「いいから行くだけ行っとけよ。ここはどーせ出会いもクソもねー職場なんだしよー。」
オスカー「……仕方ないな……」
ガトリー「よっしゃあ!待ってて天馬騎士の可愛い子ちゃん達〜!」(デヘヘ)
オスカー「……はあ……」
- 476 :おまけ:2017/10/01(日) 20:03:51.89 ID:qSSmEwCG.net
- 〜ダイニングバー・IKAZUCHI〜
アーダン(キョロキョロ)
セシリア「あら、アーダンさん。こういうお店はあまりお好みではなかったかしら?」
アーダン「い、いや!その〜……女の人が好きそうというか、オシャレっていうか〜……俺がいると浮くな〜なんて……」
セシリア「いいじゃない。たまにはこういうお店に行くのも勉強よ。」
アーダン「そうですねえ。実は、こういうオシャレなお店って入ってみたいってのはあるんですけど、なかなか……ねっ?」
セシリア「じゃあ次はオシャレなカフェでも行きましょうか?」(クスクス)
アーダン「い、いやあ〜……緊張しちゃうなあ〜……/////」
セシリア「じゃあうんとオシャレなカフェにしなくちゃね。」(ウフフ)
アーダン「意地が悪いっすねえ、もう……」
- 477 :おまけ:2017/10/01(日) 20:04:23.85 ID:qSSmEwCG.net
- \ダンッ!!/
タニス「ヒック!/////……白ワインお代り!グラスでぇ!」
マーシャ「ふ、副秘書長……飲みすぎですよ〜!」
タニス「マーシャ!お前も飲め!」つビール\ドボドボ/
マーシャ「ちょ、ちょっとそれは……」
タニス「何だ!私の酒が飲めにゃいとゆーのか!!////」
マーシャ「ええ……も、もう!勘弁してくださいよ〜……」
タニス「う〜……シグルーン秘書長めえ〜……まーた旦那とお楽しみするからといって定時帰りしおってかりゃにぃ〜!」\バンバン!!/
マーシャ「あっ」(察し)
タニス「私らってえ!女なんりゃあ!独り身で悪りゅかったにゃあ!ちょっとは気を使えっちゅーの!/////」
マーシャ(き、気にしてたんだ……)
アーダン「……あ、あれってもしかして……ベグニオングループの……?」(ヒソヒソ)
セシリア「……そ、そうね……っぽいわね……」(ヒソヒソ)
- 478 :おまけ:2017/10/01(日) 20:05:03.70 ID:qSSmEwCG.net
- タニス「わらひはあ!ずーっと、ずーーーっと!仕事に一生懸命やってきたのにぃ!それをみんな!鬼副秘書長だのお局だの好きに言いおってえ!/////」(グビグビッ)
マーシャ「だ、大丈夫ですよお〜!みんな副秘書長のことはちゃんと尊敬してますから!」(小言凄いし厳しいけど)
タニス「男みたいだの、宝塚だのも言いおって!わらひはビアンじゃないんら!できることなら素敵な三高イケメンとも付き合いたいんらあ!/////」\ダンダン!/
マーシャ「わかってます、わかってますよ〜……タニス副秘書長が、本当は繊細な女の子なのはみんなわかってますから!ってか、タニス副秘書長の理想の男の人って……具体的にどんなですか?」
タニス「リュシオン王子もファンらったのにぃ〜……ん〜ああいう顔でぇ、料理もできてえ、優しくってえ、家事とかもできちゃうみたいなー?/////」
マーシャ(理想高ェ!!)「えっと……流石にそんな人はいないかと思います……」
タニス「あ"あ"〜〜〜!そうやってみんにゃして、バカにしてぇ〜!わらひが、料理とか家事ができにゃいからってぇ!なんらのおお〜!!」(ウルウル)
マーサシャ「よ、世の中料理が上手い男性なんていっぱいいますって!だから泣かない泣かない!」
タニス「あうう〜……なんれ、なんれわらひばっかり……ふうう〜……ふうううう〜……」(サメザメ)
マーシャ「ほらほら元気出して!今度一緒に騎士団とかの合コン行きましょ!ねっ?ねっ?」(あーもー!兄さんよりも面倒くさいいい!!)
- 479 :おまけ:2017/10/01(日) 20:06:07.68 ID:qSSmEwCG.net
- アーダン「……」
セシリア「……」
アーダン「と、とりあえず俺、この"サンダーストーム"にしよっかな〜?」
セシリア「じゃ、じゃあ私はこの"ルーンソード"で……」
\お疲れ様カンパーイ/
ちなみに、翌日酔っ払った醜態を思い出したタニスがガチ凹みしたのは言うまでもない。
- 480 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 20:06:20.57 ID:xongpF6e.net
- エフラムのところは、結ばれる前から幼女軍団(主にサラとノノとチキ)が各種誘惑を試み、今ではサクラとかも色々取り入れ、年中年長組もそれに引っ張られて、って感じだからかな
シグルーン「こちらも負けてはいられませんね」
カゲロウ 「そ、そうだな……夫を満足させるためにも……」
セルジュ 「女教師、ね。皆で試してみる?」
シェイド 「そろそろ……踏み出してみようかしら……」
イレース 「そちらが女教師なら、こちらは女学生です……大丈夫、まだ余裕で着れます……」
サナキ 「お前たち、たまには自重をじゃな……はあ……もう疲れたのじゃ……」
ティアマト、ルキノ、ベルベットも女教師
ミスト、ワユ、レテ、エルフィ、リアーネは女学生、か
あくまで独断と個人的嗜好ではあるけど
- 481 :この人も凄いんです:2017/10/01(日) 20:09:46.51 ID:EYPN/ZSD.net
- タニスさんの愚痴と悲しみが胸にきてもう……切ない……
いつかきっといい事ありますえ……
乙
サナキ様もすっかり苦労人だ…
ようお前ら久しぶりだな。え、お前は誰だって?
イリオスだよ。オルソン言うな。そいつは別にいるからな。
今日は休みだ。
俺は朝からアパートの部屋に籠ってゲーム三昧。
外に出て遊べって?…金がねぇんだよ…学生ならともかく大人の遊びは金がかかるからな…
で……
オルエン「無双面白いわね。まだやりこんでないし詳しい話は無いけど」
イリオス「メタ乙」
……うん、これ…大人の付きあい的にどうよって思うかもしんねー
しんねーけど金がねぇのを察してくれてるんだわ…
コイツとは金銭感覚違いすぎるけど、俺の生活レベル大体わかってくれてるし。
いや、付き合ってるっつーか友達?
…ヘタレ言うな!何スレも経ってて全然進んでない?うるせぇ!
俺、童貞オタだぞ!どうしろっつーんだ!もう!
しかし…その…トラキアの公式絵、そしてヒーローズの絵見てもわかるけど…
オルエン「えいっ!それっ!」
コントローラー手に身動きするたびに…うん、立派なのが大きく揺れて…
や、やべえ、目がいっちまう…
でもほんとデカイ…90軽く超えてるよな……貴族っていいもの食うからやっぱ育つんだろうか。
こんなとこにも平民と貴族の格差が…
いや、平民にもデカいのいるし貴族でもぺたんこいるからあんまり関係ねえか?
フレッド「おい平民、どこを見てる?」
イリオス「み、見てねえよ!別に!」
そしてお目付け役の野郎が鬼のような顔して真後ろで監視してやがる。
お、落ち着かねえ……つーか雷の剣に手をかけるのはよしやがれ!?
なんもしてねえしする度胸もねぇから!?
…言ってて情けないけどな…
結局今日は一日中ゲームして休日が過ぎていって終わっちまったんだぜ…
明日も仕事だ……
終わり
- 482 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 20:18:38.71 ID:xongpF6e.net
- >>466-479
キルロイとリズがこれからどうなるか、期待期待ww
アーセシのまったりしたお付き合いも良し! 副長は早く料理上手な糸目を捕まえてください
そして、シノンさんの「出会いもクソもねー職場」発言について……そうだね、女性は居ても全員既婚者だもんね……
>>481
胸が弾む(物理的に
イリオスはこれもう逆プロポーズされなきゃダメかも分からんね(ため息
- 483 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 22:17:55.85 ID:PVtv/0Iz.net
- >>465
偏見まみれでエフラムの嫁のも妄想してみた、妄想なので訂正はいつでも受け付ける
爆:大人チキ、ンン、エリーゼ
巨:ミルラ、ミタマ、ベロア
並:ソフィーヤ、イドゥン、ネフェニー、サクラ、セツナ、アクア、キヌ
貧:サラ、アメリア、カザハナ、エマ(候補)
絶:チキ、ファ、ノノ、ヴェロニカ
サラ「チキが今と大人で対照的ね、当然だけど」
ノノ「ヴェロニカもこれからお仲間だねっ」
ヴェロニカ「あたしが全く成長しない前提で話すのやめてくれない!?」
- 484 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 22:42:04.37 ID:X3F/05zH.net
- 覇王家は満遍なく揃っていらっしゃる
ソフィーヤは、ヒーローズのボロ絵を見ると、前傾姿勢を考慮しても、あの服装であの膨らみなら、脱いだら意外と……
「並」分類の中でも、「大きめ」と「貧ではない」の間に格差があr(松の木
- 485 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 23:16:49.72 ID:tJbz1jLh.net
- アクア「ソフィーヤはもしかして着痩せするタイプ?」
ソフィーヤ「…よく…わかりません」
ベロア「胸を気にするならエフラムさんに育ててもらえばいいのでは」
ノノ「もうやってない?昨日の夜もお兄ちゃんに吸って欲しいっておねだりして…」
ヴェロニカ「…う、うるさいわね」
- 486 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 23:39:47.16 ID:X3F/05zH.net
- 神将家:爆乳巨乳おねいさん連合
覇王家:爆乳豊乳大きめおねいさん複数、着痩せ同年代、爆乳巨乳豊乳大きめ幼女軍団
星君主:爆乳巨乳豊乳同年代、巨乳幼女
エロ木:巨乳おねいさん×2
クロム:出産を経て更に育った半身♀
アルム:何でも言うことを聞いてくれる巨乳幼馴染み
ーーそのうちリーフは 考えるのをやめた。
- 487 :助けて!名無しさん!:2017/10/01(日) 23:54:06.18 ID:EYPN/ZSD.net
- 三喪は分裂した…
その後組まれた二喪にも実態は無く、すぐ分裂した…最後に残った一喪に…
先に去った者たちが捨て去った喪の気が流れ込んでいく
ついでにアーダンとか喪と見られがちだった者が捨てた喪の気も行き場を失いリーフに引かれて流れ込んでいった
三喪のすべてを継承した力は三倍以上
唯一の喪はここに超喪となった
彼は元々あらゆる魔法を使えたが魔力は低かった
だが魔力がこれで超強くなった
アトスのようにカップル襲撃したりはしなかったが嫉妬はあった
ジェミー「燃えやがれ!十倍ボルガノン!」
リーフ「効かぬ……」
ジェミー「いっ!?そ、そんな…どんだけ魔坊高くなってんのさ!?」
リーフ「受けよ…100倍ウォッチ…」
ジェミー「ふ、ふ、服が…透け…透けて…キャアアアアッ!?」
リーフ「僕のウォッチは通常の百倍…屋根に覆われて見えない地形が見えるだけにあらず…敵の服の下まで透けて見えるのだ…」
ジェミー「な、なにすんだバカァァァァッ!?」(泣きっ)
リーフ「ひんぬーにがっかり……おねいさんのお風呂をウォッチしてくる…なんて素晴らしい杖…」
ネルガル「ウォッチ対策にキシュナ量産型を各地の風呂の外に配置した。何倍しようが魔法そのものが無効じゃ」
リーフ「コノヒトデナシー」
- 488 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 01:43:30.54 ID:ZpYy2JYf.net
- この大賢者(葉)、アトス超えてませんか……?
そして、すっかり葉っぱ被害担当のジェミーww
あとネルガルGJ
- 489 :メイドさんが見てるin覇王家 1/4:2017/10/02(月) 01:44:59.45 ID:ZpYy2JYf.net
- モブ視点注意! 書いていたら、えらいキャラ濃くなったけど、汎用ビジュアルのモブです
覇王家に派遣されたメイドさんの業務ってどないやろぉとつらつらと
私はモブメイドである。名前はーーあるにはあるが、名乗る必要はないだろう。アルム村に加わることすらない、本来は注目されるはずもない、名もなき一般メイドAである。
そんな私だが、現在の職場は、曾祖母の代から仕えてきた暗夜家、もとい白暗夜家ではなく、覇王家と呼ばれる場所。
御当主たるガロン様から、義息子のエフラム様と御息女を始めとする奥様方が住まう兄弟家離れの、周辺施設の維持管理に派遣された。
同様に、竜王家とロプト教団も、メイドを派遣している。
私たち白暗夜家は、主に屋内外訓練場担当。エフラム様と比較的顔を合わせる機会が多いため、同僚たちはきゃいきゃいとはしゃいでいる。
余談だが、ガロン様が選抜したメイドは、下は12才の見習いから上は20代前半。平均年齢16才強。
エフラム様の奥様方のご年齢からして、明らかに、機会があれば寵愛を受けよ、という意図がある。
御当主様は、余程孫を増やしたいらしい。もしもそれで家庭内不和を招いたら、どうするおつもりなのか……。
竜王家やロプト教団は、技量優先なベテランを派遣しているので、たまに関わる際は、些か肩身が狭い。
余談の余談だが、同僚の内、15才以下は全員、年長者も過半数が、エフラム様の目に留まろうと、積極的に動いている。
私の様な、無いとは思うが万が一求められれば応じようか、程度の方が少数派。覇王の吸引力である。
と、言うか、消極的な者ですら「求められれば……」とか夢見る乙女じみた思考とは。いや、私もだが。
冷静に考えると、この紋章町でも有数の名家出身者や、本人が有名な方ばかりが集う覇王家に、私たちの入る余地は無いのだけれども。
自称一般人であるアメリア様も、同年代最強の槍使いと謳われているし、出自を気にされているネフェニー様も、名高い達人である。
この、竜を倒せる者が山ほどおり、魔王が弱者と嘲笑われる紋章町において、強さで名声を掴み取る。
その時点で、常人の域などとうに振り切って木っ端微塵。一般人とか農民とかどうでも良い。
最低限の訓練は受けたものの、正真正銘の一般メイドに過ぎない私たちが、どうやって寵愛を受けると。
エフラム様と奥様方の仲睦まじい姿を見れば、一夜の夢も望めないと分かるだろうに。
一応、見習いたちも含めて、プロフェッショナルとしての矜持は叩き込まれているため、下品な誘い方をする者が居ないのは幸いか。
長々と申し訳ない。
そして重ねて、謝罪しよう。
これから更に紡ぐのは、徒然な四方山話。名もなきメイドから見た、覇王家の方々である。
- 490 :メイドさんが見てるin覇王家 2/4:2017/10/02(月) 01:46:03.12 ID:ZpYy2JYf.net
- 「はっ! せい!」
「やあっ!」
「てえええええい!」
「ふっ!」
「せいやあっ!」
「えいっ!」
訓練場から聞こえる、訓練組の方々のかけ声と槍や刀を打ち合う音が、私たちの目覚ましである。
仕える主より後に起床するなど、本来許されることではないのだが、朝食は奥様方が作られる覇王家では、早起きしても仕事が無い。
兄弟家敷地の外縁に建てられたメイド用住居の自室で身嗜みを整えて、朝の諸々を済ませ訓練場へ向かえば、ちょうど良い時間。
「よし! 稽古終了!」
「みんな、お疲れさんじゃったのお」
「「「「お疲れ様でした!」」」」
私の到着から間も無くして、エフラム様たちが訓練を終えれば、業務開始。
『『御早う御座います、エフラム様、ンン様、カザハナ様、ミルラ様、ネフェニー様、アメリア様』』
「ああ、お早う。朝早くからすまないな」
まずは朝の挨拶。
この名前を呼ぶ順で分かる通り、私たち白暗夜家メイドの中で、ガロン様の義娘とされるカザハナ様よりも、ンン様の方が優先順位が高い。
未来から来られたエフラム様とノノ様の御息女にしてエフラム様の奥様にしてガロン様に溺愛される孫娘。
ちょっと意味が分からないが、重要人物であることは間違いない。竜王家の御出身でもある。
訓練後にタオルと飲み物をお渡しする担当でも、エフラム様に次いで人気が高い。事前に担当を割り振るので、我先にと不様を晒す愚か者は居ないから良いが。
なお、白暗夜家直臣かつガロン様から義娘と呼ばれるカザハナ様や、少々意外なことにネフェニー様とアメリア様も希望者が多い。
年少の子たちには、御二方の経歴がシンデレラストーリーにでも見えて憧れるのだろうか。ああいや私も若いのだが。エフラム様より1つ年下の若輩者だが。
まあそれは良いとして、そういった担当争いを傍観している私は、流れでミルラ様の担当になる日が多い。大体毎日である。
「ミルラ様、どうぞ、タオルとお飲み物です」
「いつもありがとうございます」
「仕事ですので」
こんなに可愛いのになあ、ミルラ様。守りたくなるオーラ。私より遥かに強いけれど。
勤務当初は、人見知りされて距離を取られていたが、最近は笑顔まで向けていただける。撫でたい。めっちゃ撫でたい抱き締めたい撫で回したい。
……落ち着こう。
「では、施設の清掃等を実施させていただきます」
「……ああ、分かった」
自分たちが使う分は自分たちで、と最初は仰っていたエフラム様だが、不用ならば解雇するようガロン様へ御連絡下さい、と提言したところ、私たちに任せて下さった。
脅迫? まさか。派遣されておいて働けない無能になるのは、我慢ならなかっただけである。エフラム様の人の良さにつけこんだわけではない。
そして、仕事をするからには徹底的に。
周囲を余波で破壊なさったりはされていないものの、達人やそれに準ずる方々の訓練で荒れた施設を、完璧に整備するのである。慣れると楽しい。
- 491 :メイドさんが見てるin覇王家 3/4:2017/10/02(月) 01:46:55.54 ID:ZpYy2JYf.net
- 午前の業務と昼食を終えると、エフラム様たちの夕方の訓練までは割りと時間が空く。
他家からのメイドが担当する職務に手出しすると後が面倒なので、中立地帯である花壇に行くことにする。
ちなみに、ロプト教団が温泉、竜王家がエフラム様たちの御住居を主に担当。
竜王家メイドは、御食事を作りたいとか、ベロア様の御部屋を掃除したいとか、嘆いているらしい。
閑話休題。
どこからか種子が飛んできて大量発生した雑草を、コノヒトデナシーという幻聴を聞き流しつつ駆除していると、イドゥン様と大人の方のチキ様が来られた。
このチキ様も、ンン様と同様、タイムスリップされたチキ様御本人らしい。紋章町は不思議が多い。タイムパラドックスとか、気にしたら負けである。
一般メイドが関わらざる、やんごとなき事情。以上、終わり。
「この花壇も、随分大きくなったわよね、イドゥン姉さん」
「そうね……華やかで、嬉しいわ……」
ゆったりと散歩なさる御二方。この方々は、竜王家の御令嬢でもあるため、メイドの扱いが上手い。用が無ければ空気として扱って下さる。
正直、物心ついた頃からメイドをしている身としては、貴人から声をかけられたり御礼を言われたりしても、喜ぶ前に驚いてしまう。
ミルラ様については、可愛いから良いのである。年少の方々全員に言えることだが。和む。
私の趣味は良いとして、花壇に設けられた四阿へ向かわれる御二方を、頭を下げたまま見送ってから、雑草駆除再開である。
竜王家のメイドたちが嬉しそうに準備しているので、これから御茶会だろう。御菓子や紅茶を頼まれることは珍しいため、彼女たちも張り切っている。
内心で他家の同業者にエールを送りつつ作業していると、庭の一角、生垣から、小振りなお尻が突き出ているのを発見。ふりふりと、銀色の尻尾が揺れている。可愛い。
こちらの方は、先の御二方と異なり、庶民、というか野生出身である。メイドらしく空気として過ぎ去っても良いのだが、折角なので御話してみよう。
「何かお探しでしょうか、ベロア様」
「……っ! あ……お手伝いの人……」
声をかけると同時に、尻尾がピンと天を向き、続いて、生垣の中からガルーの少女が表れる。御召し物や御髪に大量の木葉が付いているが、気にする御様子は無い。
「失礼いたします」
「あ……はい……ありがとうございます……」
なので、一言告げてから1枚ずつ取り去り、先程駆除した雑草を入れた袋に放り込む。
……大きい分、胸元により多く張り付いている。おのれ葉っぱ、殲滅してくれる。……また、コノヒトデナシーと幻聴が聞こえた。謎である。
少し残念そうな御顔をされていたが、流石にベロア様でも、木葉はコレクションには……有り得る……。
「今日も宝物をお探しですか?」
「はい……変わった形の枝を見つけました……!」
「おめでとう御座います」
可愛い。おめめキラキラさせちゃって猛烈に可愛い。愛でとう御座います。
……どうにか表情筋を無表情に保つ。危うかった。
ベロア様の御部屋を掃除したい者たちは、コレクション増加に渋い顔をするかも知れないが、私は止めない。可愛いから。
「お手伝いの人は、何か変わった物とか、持っていますか……?」
「申し訳ありませんが、ベロア様の好まれそうな品は、持ち合わせておりません」
「そうですか……」
しょんぼりした御顔も可愛いのだが、やはり嬉しそうな方が可愛い。
今度、流木や化石の細工物や家具でも探してみようか……。ベロア様の御好みは、何が琴線に触れるか判断が難しいのだが。
「では……私は次の宝物を見つけに行ってきます……!」
「かしこまりました。どうか御気を付けて」
残る業務への活力を御賜り下さったベロア様を見送り、次の区画へ向かう。
夕方までに、覇王家花壇の葉っぱを、残らず根刮ぎ駆逐してやる……!
- 492 :メイドさんが見てるin覇王家 4/4:2017/10/02(月) 01:48:08.20 ID:ZpYy2JYf.net
- 帰宅されたエフラム様たちの奏でる剣劇の音に耳を傾けながら、暫しの休憩。
訓練後の御世話担当は、いつもの通りミルラ様。最近、私が専属になっている気がする。願ってもないことである。
頃合いを見計らい、訓練場へ。
終了と共に、各人が担当する方の元に向かう。
……自惚れかも知れないが、私が近付くと、ミルラ様は安心した御顔をなさる様に見える。つまり可愛い。
ほぼ毎日2回会う相手だから多少親しみを覚えて下さっているだけだろう。分不相応は身を滅ぼす。自重自重。
「ミルラ様、御髪に乱れが……」
「あ……ありがとうございます、お姉ちゃん……あ! いえ! そのぅ……」
自重が空中分解しそうになった。
とは言え、ここで鉄面皮のままでは、ミルラ様を不安にさせてしまう。満面の笑みを浮かべそうになるのを、自制心で微笑に調整。
「仕えさせていただく御方から、身に余る御信頼を賜ったことを、嬉しく思います」
「うぅ……今のは、内緒、ですよ……?」
「勿論です」
私専用脳内フォルダに永久保存して個人的に鑑賞します。上目遣いで内緒と仰った時のも含めて。
「……じゃあ……また明日……」
「はい、ミルラ様」
御住居に向かわれるミルラ様を見送り、本日の業務は終了……の、はずだった。
「ミルラにいつも良くしてくれて、感謝する」
空を漂い、視界いっぱいの碧を見上げながら、ぬくもりに包まれる心地とは、この様なものだろうか。
不意打ちの頭撫で。
エフラム様の手のひらがもたらす感覚が、私の意識を塗り潰しそうになる。
「……! …………! メイドと、して、当然の、ことです」
「そうか。これからも、よろしく頼む」
「はい……」
辛うじて堪えつつ、言葉を返すが、そろそろ、限界……撫でるの、止めないで……じゃなくて……止めて……くださ……。
エフラム様たちが御戻りになった後、その場に蹲って息と動悸を調える私を見る、羨ましげな同僚の視線が痛い。
「こんばんわ」
「今晩はサラ様。本日は、昼過ぎにイドゥン様と大人のチキ様が花壇で御茶会を開かれたこと以外に、報告すべき事項は御座いません」
夕食と入浴を済ませ、自室に戻った瞬間に、目の前にリワープなさるサラ様。
あちらも湯上がりらしく、乾ききっていない御髪が、普段以上に神秘的な美しさを醸し出す。そして可愛い。
「お茶会の件は竜王家のメイドから聞いているわ。それよりも、ね?」
言外に、分かっているでしょう、と含めて、妖艶に微笑まれるサラ様。う、美しい……ハッ!
「エフラム様から、直々に労いの御言葉をいただきましたが、それ以上の意味は無いかと愚考いたします」
「兄様は、そうでしょうね。それで、あなたは?」
「ありません」
少々無礼ではあるが、即答で断言する。
「私は生涯、仕えるべき御方に仕える、メイドですので」
私が『メイド』として在る限り、全て懸けて『女』として求めでもしない限り、エフラム様の御心が、『私』に向くことは有り得ない。
あの方が遊びで手を出すなどという可能性は、余計に有り得ない。
サラ様は私の回答に、僅かに笑みを深め、再度リワープで帰られた。
- 493 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 05:55:31.98 ID:y+TOjTj7.net
- これはその気になれば選びたい放題ですね…まあそういった遊びはしないだろうが
うっかり嫁がエフラムの理性を飛ばしてしまって全員動けなくなったときにヘルプ(意味深)として呼ばれるかもしれない
メイドさんは見た!夜の生活の実況リポート、という頭の悪い文が唐突に浮かんでしまった
- 494 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 06:36:31.35 ID:3D9CFDMZ.net
- 乙、白暗家のモブメイドさんほんとルックスもクールさも魅力的やでぇ…
しかし葉っぱは紋章町の雑草や葉っぱの王…葉王に……
- 495 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 10:19:41.46 ID:W0J6Q2jf.net
- そのうち覇王家だけで一国作れるんじゃない?と思えてきた
- 496 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 10:38:51.93 ID:xYSSMF1j.net
- サラ「またメイド祭り開催しようかしら」
ノノ「ノノもご奉仕の喜びしちゃうぞー」
いつの間にか残り僅かなんで、スレ立て挑戦してくる
- 497 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 10:47:00.33 ID:xYSSMF1j.net
- 立てたよロシェ
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1506908481/
- 498 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 12:10:38.83 ID:tpFqFaql.net
- スレ立て乙&埋めネタ
モブメイドのはずがキャラ濃すぎてアルム村立入拒否不可避(今更
1 他のメイドが「ミルラ様に取り入れば自分も頭撫でられるんじゃないか?」と考えない理由
メイドB「ミルラ様、タオルとお飲み物です」
ミルラ 「…………あの……いつもの……人は……?」
メイドB「彼女は現在、休暇中ですので……」
ミルラ 「……そう……ですか……」
メイドB(イヤーッ!! 罪悪感がー! 先輩早く帰って来てぇーっ!!)
ミルラが凄くしょんぼりするから
あと、メイドAが「取り入ろう」とか微塵も考えてないのを知っているから
2 その頃のメイドA
メイドA「ミレトスのバザーは、本当に色々置いていますね……。
……あ、この廃材アート、ベロア様への御土産にしましょう。
こっちの香水は……訓練後のタオルに少しだけつけたら、ミルラ様は喜んで下さるでしょうか?
珍しい花の種がありますね、花壇の空いているスペースで育てましょう。イドゥン様やエリーゼ様は、すぐに気付いて下さいますから。
これは……! 小型の桜の木!? 白夜からの輸入品でしょうか? サクラ様とカザハナ様が喜ばれます。買いですね。配達を頼みましょう。
……何か他には……うーん……直接渡さずに、となると、やはり花壇関係……もしくは、訓練場用の小物……。
ベロア様なら、あちらから何か持っていないか聞いて下さった際に渡せるのですが……」
どこでもいっしょ(変化無し
3 寝室にメイドAが呼ばれたら
メイドA「気絶された奥様方の御世話は御任せ下さい」
サラ 「隙なく着こなしたメイド服、大量のタオルと……そっちは飲み物?」
メイドA「希釈したEドリンク他、体力回復効果のある物を、体の負担にならない程度に混ぜました」
サラ 「……参加する気は?」
メイドA「エフラム様から夜伽を命じられれば」
サラ 「そういうことを兄様が『命令』すると思う?」
メイドA「思いません」
いつでもいっしょ(安定
4 こいつロリコンじゃね?
メイドA「イドゥン様も大人のチキ様もアクア様もネフェニー様もセツナ様もエフラム様も可愛いです」
大人組がふとした瞬間に見せる柔らかい表情も大好物(守備範囲広し
- 499 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 12:15:33.80 ID:Qt2eiztq.net
- 乙です。
ふと気になったんだが、ここ紋章町ではカナスはヒュウのパパのままの設定なのかな?
- 500 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 12:24:43.76 ID:tpFqFaql.net
- >>495
息子や孫にも覇王がいたら、ガチで建国されそう
>>496
全員でお揃いにするか、各人に合わせてバリエーションをつけるか、それが問題だ……(ゲンドウポーズ
- 501 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 12:28:28.59 ID:tpFqFaql.net
- >>499
特に親子関係を強調した過去ネタを読んだ覚えもないので、親戚でも兄弟でも扱いやすいようにして良いと思いますよ
兄弟家の基本設定以外は自由ですし
- 502 :助けて!名無しさん!:2017/10/02(月) 18:59:02.19 ID:FRiFjdGc.net
- 埋めがてら
セリカ 「ーーと、このようにミラ様は慈愛を以て豊穣をもたらしてくださる、素晴らしい神様なのよ!」
トリスタン「……ふむ。5分か……多少暇があれば聞いてもらえる時間で、要点も良くまとまっていて分かりやすかった」
セリカ 「よし! これで次の布教こそ!」
トリスタン「しかし、ミラ様の素晴らしさは語られているが、ミラ教がどのような宗教なのか、これでは分からないぞ」
セリカ 「うっ……」
トリスタン「先日入信した……ユズさんだったか。彼女もミラ教徒であるお前に救われたことで、ミラ教の精神に感銘を受けたのだろう。
ならば、ミラ教とは何か、を聞き手に伝えなければ、布教は難しい」
セリカ 「…………説法の時間、3時間じゃダメ?」
トリスタン「それを聞くのは、既にミラ教に入信している者だけだな」
セリカ 「うぅぅぅ……ミラ様の素晴らしさを伝えつつ、ミラ教がどんなものか説明して……」
トリスタン「あとは、入ったばかりの者が、最初はどういった活動をするのかも、あった方が良い」
セリカ 「5分で!?」
トリスタン「可能ならもっと簡潔に。興味を持った相手に大して、まあ、長くて追加で10分、か」
セリカ 「ムリよ!」
トリスタン「かと言って、困っている者を探して助けて布教、では、滅多に機会がないだろう」
セリカ 「ぬぐぐぐぐ……!」
トリスタン「……ユズさんに、ミラ教の何に感銘を受けたのか、印象に残った活動は何か聞いてみろ。おそらく参考になる」
セリカ 「なるほど! 早速行って来るわ!」
ジャンヌ 「で、何してんですか、兄さん」
トリスタン「布教が上手くいくような、原稿作りの手伝いだ」
ジャンヌ 「……もうちょっと押して行って良いと思うんですけど。家族以外の異性では、かなり親しく見られているでしょうに」
トリスタン「俺はミラ教に入る気はないが、それに一生懸命な彼女は、好ましく思っている。
自分が上手くいったから、義姉妹かつ友人にも幸せを見つけてほしいお前の気持ちも分かるが、急げば良い結果に繋がるとも限らん」
ジャンヌ 「誰がそんなこと言いました別にセリカさんはアルム君の近くにいられたら幸せそうなんで私は気にしていませんよ兄さんこそもたもたして他の人にかっさらわれても知りませんからね」
トリスタン「……なかなかの肺活量だな」
ジャンヌ 「私の話聞いてます!?」
- 503 :助けて!名無しさん!:2020/03/12(木) 08:46:33.80
- 兄弟厨乙
- 504 :助けて!名無しさん!:2023/11/10(金) 22:30:41.35 ID:Q0Uw9i8hx
- 物価高の中、親世代の稼ぎはすごいなあとか思ってるお前らって根本的に勘違いしてるよな
価値生産する者が価値生産しない者を食わしてやることで社會が成り立ってる基本を理解すれは゛何ひとつ価値生産しない公務員や
政権癒着して優越的地位を濫用しながら右から左に流すだけの大企業という社会を蝕む害虫か゛バブルを謳歌し続けてる異常さが分かるだろ
こいつらが金を使うことでお前らにおこぼれが入るというのが自民公明経済なわけた゛がイノベーション壊滅日本で地球破壊すること以外に
金を使うことはないから預貯金が膨れ上がって人殺し齋藤鉄夫らの地球破壊支援なんてのはこいつらの私利私欲が目的だからな
温室効果ガスに騒音にコロナにとまき散らしてエネ価格暴騰させて災害連発させて人殺しまくって知的産業に威力業務妨害して壊滅
人々が手に入れたいものがさらに生産されなくなって貿易赤字、中小零細がしわ寄せくらってるのが日本総崩れの本質な
ソフトウェアの大半は零細個人が作ってるが例えばAndroidなんてそんなOSSパクリの寄せ集めだからな>零細企業殲滅宣言岡本Ξ成
(羽田〕ttΡs://www.Call4.jp/info.php?tуРe=itеms&id=I0000062 , ttps://haneda-project.jimdofree.сom/
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