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◎夏だから《幽霊・お化け・UFO・UMA》の話◎

99 :陽気な名無しさん:2017/07/21(金) 18:53:42.60 ID:4obocg2V0.net
西丸震也という人の本に載ってた怪談話

その筆者が若い頃三陸の方の工場で住み込み働いていた事があり、ある夜防波堤にもたれて沖沖のほうを見つめる若い女を見つける
牡丹の花の模様の浴衣を着て赤い鼻緒の下駄を履いてるその女は、毎晩防波堤で沖を見つめていて筆者はやがてそれが生きてる人間じゃないと悟る
何度目かで見たときに何か喋れと怒鳴ったが何も喋らないので持っていたバットでその女を殴ったら消えた

筆者は自分が幽霊が見えるのは頭がおかしくなってるのかと医者に見て貰い、確かめる為に医者にも一緒に見てくれというが笑って相手にされず
それから防波堤にいた女が毎日少しずつ工場の方に近づいてくるようになった
やがて寝てる部屋まで来るんじゃないかと思い、寝る場所を変えたが結局最後は寝てるそばに現れるようになり、このままでは取りつかれると思いすぐに工場を辞めて東京に戻った

それから何十年後東京の仕事場の人と飲んだ帰り道端の占い師に観て貰ったら、背中に侍の格好をした人が何人か見えるがそれは守護霊なので心配する事はないと言われた
その後で、守護霊の後ろに女の人が一人見えると言われ、格好を聞くと牡丹の模様の浴衣を着てる若い女だと言われた

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