種村有菜ってどう？293

花と名無しさん

映画館。まそかちは外で待機
瞬「ごめんジゼル、見たかった映画字幕しかなくて。大丈夫？」
ジ「まかせとけ！日本語ならペラペラだ!!読むのも書くのも。前までは話すことしかできなかったけど、椎名一立に会ってから猛勉強したんだ。あっ世良！なんだこれ、ポコポコしてるぞ！」
ジゼルがポップコーン製造機に張り付いて楽しそうに問う。手がおかしい
瞬「これはポップコーンていうお菓子だよ。食べる？買ってあげようか」
ジ「食べ物か!!」
瞬「あ･･･そっか、マシュマロしか食べられないんだっけ･･･。悪魔ってみんなそうなの？」
たたたっと小走りするジゼル。足も怖い「まさか！私だけだ。椎名一立に会ってから人間が食べられなくなったんだ」
瞬「なのになんでマシュマロだけ食べられるの？」
振り返り、満面の笑顔で「椎名一立がくれたから！」
目を見開き、瞬大はショックを受けた様子で「そっか･･･」

映画が終わり、その内容に怒りMAXの瞬大
ジ「え～～っ、世良めっちゃ怒ってるじゃん」
瞬「だって許せない俺！主人公のおっさん何も悪くないのに死んじゃった!!」
ジ「でも他の人から見るとただの誘拐犯だし」
瞬「話せばいい奴だってわかるって！誘拐だってあの子を守るためだったし!!」
ジ（映画に本気で怒ってる。ぷくく）「世良は本当に天使だな」
赤面しつつ瞬大「俺、本当は天使とか言われるのすごく嫌なんだ」
ジ「えっ、なんで！？褒め言葉でしょ？」
瞬「からかってるだけだよ！それに･･･。なんか何も考えてない奴みたいじゃん。別にこうやって怒ることだってあるし！え･･･えっちなことだって考えることあるし。トイレも行くしさ」
ジゼルが笑いを堪えながら（もっもうダメ!!おもしろすぎる）
瞬「むっ、なんだよまた天使とかかわいいとか言うのか？」
ジ「ううんあのね」大ゴマ笑顔で「すき」
大ゴマ赤面瞬大「！」（とっ友達としてだって!!瞬大！落ち着け瞬大!!）「ど･･･っ、どういたしまして」
ジ「えへへ」