☆★恥ずかしくて死ぬかと思った体験　56度目★★

338 ：おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／：2015/01/06(火) 22:19:45.45 ID:xICqT2/1.net

自分が「恥ずかしくて死ぬかと思った」わけではないけど、
見ていたこっちが妙な恥ずかしさを抱いた思い出。

もう１０年ぐらい前、図書館の手芸・料理本コーナーで本を選んでいた時のこと。
小学４〜５年生ぐらいの男の子が走って来て「ほら、ここ！すごい本があるぞ！」と言うと
友達らしき男子が2、3人周りに集まって来た。
そこは妊娠・出産・育児本コーナーで、最初の男の子が本棚から一冊の本を取り出して
「ほら、この絵、スゲーだろ！」と嬉々として友達に見せ始めた。
何やら妊娠出産に関する医学的な図解が描かれているようだった。
周囲には成人女性が5、6人、中にはリアル妊婦さんもいたけど、自分を含め全員固まったように静止していた。
男の子達は「どれどれ？」って感じで本を覗き込んでいたものの、
その中の割と背の高い大人びた子が周囲の視線に気付いて「おい、もう行こうよ」と促すと、
他の子もハッとしたような顔になって立ち去って行った。
最初に友達を呼んだ子だけ取り残されて「え？ちょっと、見ろよこれ…」と不満顔だったけど
やがて友達の後を追って行った。
子供たちが去った後には、見てはいけないものを見てしまったような変な空気が流れていた。
あの子たちも今ごろはちゃんとした大人になっただろうか…と時々思い出す。