今までにあった修羅場を語れ 15

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

不純異性交遊の疑いで自動車教習所を強制退校させられそうになった。

大学卒業後に帰郷し、過疎りまくりの地元で教習所通いをしはじめた時のこと。
そこで、ゆるフワ系でおっとりとした雰囲気のＡ子(地元人)と仲良くなった。
そのＡ子が、都会から合宿に来ていたＢ男にひょんなことから一目惚れ。
「Ｂ男君は合宿生だから、いずれ都会に帰っちゃう…そんなの耐えられない…」
と、恋の炎は燃え盛るばかり。恋愛相談の頻度も増すばかり。

そんなことが続いていたある日。
教習所に行くと、恐怖の鬼教官に憤怒の形相でお出迎えされた。
「こｫｫｫｫｩらｧｧｧｧｧｧ！！！(私)ッ！昨日、合宿生の男子寮に忍び込んだだろッ！」
「女子の立ち入りは厳禁だろうがっ！この馬鹿がっ！退校だ退校ッッッ！！！」
出会い頭に怒鳴られて漏らすかと思った。ていうか何の話だソレ。

パニックになりながらも鬼教官をなだめ、詳しく話を聞いてビックリ。
昨夜、Ａ子が男子寮に忍び込んだあげく、見回りの教官に取り押さえられたらしい。

私（じき都会に帰るＢ男を振り向かせようと強行策に出たのか？何やってんだＡ子!!!）
鬼「お前とＡ子はいつも一緒に居た！だったら昨日も一緒に居たんじゃないのか！？
　　昨日はお前一人だけ、うまく逃げおおせたんじゃないのかッ！？」

もう、必死で釈明した。
Ａ子が男子寮に忍び込んだ時間帯、私はちょうど近所の書店に居た旨を主張。
店内の監視カメラに映っているだろうことを説明した上で、
日付と時刻入りの書店のレシートを提出して、ようやく無罪放免。

それにしても、あのゆるフワなＡ子がそんな暴挙に出るとは…
人間の行動は予測がつかないものだなぁ…