2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

僕らの知らない生活をする人たち 62人目

423 :413@\(^o^)/:2015/02/28(土) 15:02:37.08 ID:p94vdo2w.net
>>421
練習を兼ねて書いてみました
通常は上司の推敲・校正があるので拙い限りですが…

「 天国で少し待っていてね 」

何事にも真面目で誠実、勤勉実直を形にしたような夫。
そのぴしゃりと背筋が後ろ姿に「いってらっしゃい」と
声をかければ必ず返ってくる「いってきます」の言葉。
連れ添って三十年、実は照れ屋な面もあって言葉少なな
夫の優しさが垣間見える声が、明日もまだ聞こえるような
気がしてなりません。仕事一筋だった夫が、息子と出来る
事がしたいと始めたプラモデル。息子と仲睦まじく、
不器用ながらも頑張っていた姿を思い起こせば、
込み上げる悲しみに涙が溢れ、別れの言葉も詰まります。
平成二十七年二月二十八日 夫 名無 太郎 は
満五十五歳で永い眠りにつきました。
早過ぎる別れの時に立ち止まりそうになりますが、
夫に心配される事のないよう、息子と二人歩んで行きます。
お世話になった皆様へ何も言えぬまま旅立った夫に代わり
深く感謝申し上げます。本日のご会葬誠にありがとうございました。

平成二十七年三月一日
○○県○○市○○町○○番地

喪主 名無 花子

二茶葬儀社 謹製

総レス数 1023
386 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★