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今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 119度目

658 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2014/09/20(土) 19:12:50.43 ID:Yd1b8Jof.net
続き

そんな生活が終わったのは一学期が終わる直前の終業式での出来事が切っ掛けだった
終業式の時はいつもの様に出席番号順で並び俺の後にAとなるように並んでいた
俺の後ろのAはいつもの様に何かちょっかいを出したくなったのか俺の背中をサワサワと触りだした

このままだといつもの様に俺が注意されると思いAに小声で止めるよう言うがAはまるで止める気配も無くニタニタと笑っているだけだった
そんなやり取りを二〜三回した所で俺はAが手を口元に当てて何かをしてから俺の背中を触っている事に気が付いた
よく見てみるとAは自分の掌に唾液をつけてそれを俺の背中に擦り付けていたみたいだった

割りと潔癖症だった俺はそれに気が付くと一気にそれまでの我慢が爆発して回し蹴り気味にAを思いっきり蹴り飛ばした
蹴りは俺の予想以上の威力があったみたいでAは後ろの奴らを巻き込みながら派手に吹き飛んでいた
式は途中で止まり俺は周りからやってきた教師たちに何をやっているんだと怒鳴られながら体育館の外に連れだされて教師たちに囲まれた

俺は事情を説明したが教師達はそうだとしても明らかにやり過ぎだろうと怒鳴り散らしていた
Aは馬鹿みたいに心配してますと言った顔をしている担任に大丈夫かなどと言われながら保健室に運ばれていった

その日は教師たちに囲まれながらAに俺が悪かったと謝らさせられそのまま親を呼ばれて家に帰された
後日俺は学校に呼び出され担任に普段大人しいお前があんな事をするなんて何を考えているんだと等色々な事を言われ、その中で納得出来ない事を言われた
それは普段人に暴力なんかを振るわないお前がAに暴力を振るったのはAを差別しているからじゃないのかという言葉だった

当時小学五年生だった俺は何か理不尽なものを感じながらも言い返す事が出来ずにただ黙って担任の説教を聞いていた
だけど成長するにしたがって何故その言葉に理不尽なものを感じたのか分かった
それは別の奴がAと同じことをしたら同じく俺はそいつを蹴るし、他の人に暴力を振るわないのはただ単に暴力を振るう理由が無いだけだという当たり前の事だった
俺は未だに担任にその事を言い返せなかった事が忘れられない

今まで生きてきてあんな理不尽な思いをしたのはあの時だけだった

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