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今までにあった修羅場を語れ 18

773 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2014/10/23(木) 16:42:32.97 ID:328gTKxQ.net
他の人にとっては大したことじゃないだろうが、自分の内心の修羅場。
俺は小学校から高校まで公立、大学は国立校だった。
特に中学校までは、公立は試験がないので、いろんな家の子がいた。
風呂屋の子、教師の子、蕎麦屋の子、警官の子など
皆が同じ教室で学び、同じように部活で汗を流し、時間があれば
誰かの家にたまってゲームしたりマンガを読んだり、自転車で
街を探検したり、人生をみんな楽しんでいた。少なくとも俺の目には、
そう見えた。成績の差とかはあったけど、それが将来に影響するって実感はなかった。周りの人間も自分も、みんな同じような将来に向けて進んで、
将来は自分のやりたい仕事に着くんだろうと思っていた。
テレビドラマやドキュメンタリーでやってる「勝ち組」「負け組」や、
貧富の階層差なんてものの存在を感じることは、全然なかった。

時は流れ20歳の頃、自分は大学の2年生で、相変わらず部活に行ったり、
テスト勉強をしたり、バイトをしたりと、高校までとそう変わらん
生活をしていた。そして本屋で立ち読みしていた時に、
中学の部活で一緒だった奴らと偶然会い、その中の一人の
家にそのままみんなで遊びに行った。そこで、かつての友人たちの近況を知った。

島津(仮名)の親は愛人の男と共に家を出て行き離婚、彼はやることもなく
毎日親の資産でゲーム三昧のニート。
北畠(仮名)は、Fラン大学に入学するも、留年して退学。彼の家のスーパーはコンビニとなり、彼は店の手伝いをしていた。将来は店を継ぐほかないという。
竜造寺(仮名)も同じ都内Fラン大学、女性を襲ったり傷害事件で逮捕歴がついていた。小学校、中学では同じように毎日を過ごし、冗談や悪ふざけをしあっていたかつての仲間が、自分には想像もつかない人生を送っていること、
自分の好きな仕事を目指して大学に入って、20歳過ぎても部活や趣味を楽しんでいられる自分が凄く恵まれていること、世の中の勝ち組、負け組の階層わけがすでに始まっていることを知って、言葉にできないほどの衝撃を受けた。

それから、趣味も学業も全力で取り組むようになり、俺は今もなんとか、自分のやりたかったことを仕事にして、生き残っている。
彼らは今、どんな人生を送っているのだろうか…

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