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胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(128)

644 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/@\(^o^)/:2014/10/24(金) 00:57:24.97 ID:quGyjJjl.net
>>643 の続き

その日は文化祭のテーマを決めるための、役員と担当教師たちとの話し合いで、ボランティアの1年坊主たちは発言権もないので隅っこでぼーっとそのやりとりを聞いていた。
まぁ、あーだこーだと比較的順調に進み、最後の2択になったとき、残った案はどちらも捨てがたく、そのまま決められず時間が過ぎていった。

「じゃぁ○○○というのはどう?」
と会長がその場でひらめいたことを発言した。

その時。
ヤツが動いた。副会長が意見を言おうとしたのを遮り、
「じゃぁ具体的にどうするんだ?」
「えーとコレコレこういった感じで、こーするのはどうでしょう?」
とその場ですぐに考えたにしては充分な答えをした会長にヤツは、
「感じじゃわからない。もっとちゃんと考えてこい。お前らどうしで話し合う時間はあっただろう。」
と不機嫌に言い放ったのだ。
その場で思いついたことに対して、他の人間が意見を言い、それをまとめて形にするのが話し合いであるはずだ。
しかしヤツは自分が話し合いを遮って発言したにも関わらず、時間はあっただろうとぬかしやがった。

黙っているのももう限界だった。
「あのー。先生、ちょっとの間黙ってもらえませんか?これって話し合いですよね?決定案を発表する場じゃありませんよね?いましっかり考えて話し合う時間はあっただろうと先生はおっしゃいましたけど、それを遮ったのは先生です。
私が発言したのだったら役員ではないので遮っても甘いませんが、いま発言しようとしていたのは副会長でれっきとした役員です。役員でさえ発言できないなら、生徒会の存在する意味がないですよね。静かにしていていただけないのなら、出ててもらえませんか?」

しーん。
ここまで言ってハッ!!!!やっちまった!!!!!!と冷静になり、冷や汗がダラダラと背筋を伝っていった。
すると、おもーい空気の中、他の先生がじゃぁえーと、、、とか言いながら話し合いに戻してくれ、ヤツはものすごい不機嫌な顔で自分を睨みながら黙りこくり、その日の会議は終わった。

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