今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 121度目

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

よし、ここで高校時代のどうでもいい衝撃を書く。
高１の夏休みの英語の宿題はぺらっとしたテキストを渡されて
「これを全部読んでこい」というものだった。
母の帰省についていく時、向こうで暇になると思いそのテキストを持っていき、
計算ドリルをやっている従兄弟と並んでそれを読み始めた。
載っていたのは今でいうモンスターコンシューマーの話とか
アメリカのご近所トラブルの話とか、夕刊紙の小ネタみたいな話ばっかりだった。
ファラオの呪いで人が次々死ぬ話もあって、
従兄弟に話すと小学生だからか結構真剣に怖がってておもしろかった。

で、休み明けのテストの日。問題は第何話はこういう話でしたが
結末はどうなったでしょう？→４択という、読んだかどうかテストだった！
最後に申し訳程度に文法問題が何問かあった。
テスト終了後、教室内は阿鼻叫喚。みんな文法力が落ちてないかのテストと思ったらしく
テキストなんか読んじゃいなかったようだ。
答案返却の日、先生はこめかみをピクピクさせながら
「このクラスの平均点は12点（適当、でも10点台前半だった）でした」と言った。
私は馬鹿正直に全部読んでいたけれど、文法でケアレスミスがあり98点だった。

テストの内容といい、宿題をやりもしなかったクラスメートといい、
義務教育の外の世界を体感して衝撃だった。
しかしじゃあサボるようになるかというとそうもできず
宿題はやり、服装規定も守り、部活をするという地味な高校時代を送った。