友達をやめるとき 115

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

学生時代、あるサークルで知り合った人物のこと。
俺自身はインストラクター級とは言わないがそのサークルでは上級者で、
同年代はもちろんJKや社会人のお姉さんたちにも軽めながらアドバイスをする立場にあった。

そんな中で、Ｍは一流大学の学生で学術方面は優秀だったと思われるが、
いかんせんブサメンでガラガラ声、ドン臭い動き、
そのサークルでも初級者レベルで女子に人気の出る要素は全くない。

俺はＭが入会して間もない時期に声をかけ仲間の輪に加えるなどしていたのだが、
輪の中の交流が密になってくると篩にかけられ離脱する仲間も出てくる。
そうしているうちに俺とＭを含めて男４、女３のグループにまで縮小した。

ある日７人でサークルの終了後に座談会していたが、
Ｍ以外の男女６人は３組のカップルに分かれてしまい、Ｍは孤立してしまった。
それ以来Ｍは、自分にカノジョが出来ないのを俺のせいにしている。
サークル終了後に建物の出入り口付近でウロウロし、
同年代の女子が出てくるのを待ち伏せしてるブサメン見たら誰だって避けるだろうに…