今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 124度目

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

>>102に補足
昭和20年8月17日。終戦からわずか２日後、日本銀行から新しいお札が発行された、日本武尊(やまとたけるのみこと)の絵柄の千円札。
日本貨幣史上はじめて発行された千円札だが、当時の貨幣価値から換算すると現在の５０万円位に相当する、超高額紙幣だった。
しかし終戦後日本は半年で物価が２倍になる急激なインフレに見舞われる。
そこで政府はそれを抑えるため、この千円札を出した半年後の昭和21年2月25日強引な「新円切替」を実施。
これはその時点で流通している５円札以上の全ての紙幣を無効にしてしまう、というものだった。
そのため５円札以上の所有者は11日間の移行期間の内にそれを全て銀行にいったん預金して新円で払い戻してもらわなければならなくなった。
だが、この払い出しも一人１００円までと制限を付けていた。
日本武尊の千円札は高額な上に発行後半年しかたっていなくて殆ど出回っていなかったが、それがこの新円切り替えにより当然ほぼ全部回収されてしまう。
従ってこの紙幣は現在ではまず持っている人のいない「幻の紙幣」となった。

つまり新円切替で使用出来なくなったって事
因みに明治に発行された大黒様の１円札は新円切替の対象にならなかった為
今でも１円として使えるがコレクション価値は１０万円以上する