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胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(130)
- 356 :2/2@\(^o^)/:2015/01/26(月) 13:35:54.26 ID:+TLLQoGD.net
- そんな修羅場を横目で見て、「うわぁ」と思いながら電車を降りた俺だったが
他の乗客が俺と同じように見て見ぬふりをしているのを見て、従来の田舎者の血が騒いだのか、ホームの階段を登りかけてからUターンして電車に戻った
そして、姉に「手伝いましょうか?」と言ってみた
姉はこっちを見ることもなく「お願いします」と答えた
俺には勝算があった
たとえ体格に勝る中学生であっても、俺が学んだ(正確には齧っただけなのだが)合気道の技で無力化できるのではないか?と
そして俺はそれを実行した
二の腕には、押されると激痛が走るポイントがある
合気道の技でそこを押さえて相手を無力化するものがあり、中学生の腕をつかんだ俺はその激痛ポイントを容赦なく押した!
・・・
効かないので更に強く押した
・・・
効かない
と、そこで思い至ったのが、彼らはリミッターが外れているので、痛みに鈍いんじゃないだろうか・・・と
中学生は「このおっさん、何してるんだろう?」という感じで不思議そうに俺を見ていた(考えてみたら、そこで顔面にパンチを貰ったら確実に俺はやられていたろうw)
あっという間に俺は詰んだった
しかし、ふと髪の毛をつかむ中学生の手の甲を見ると、アトピーなのか肌が荒れていた
そこで俺は、なぜそんなことをしたのか未だにわからないのだが、その手の甲をさすりながら
「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と中学生の目を見て言ってみた
すると、中学生は髪の毛をつかむ手を緩め、女性が脱出できた
俺は振り返ることなく電車を降りたので、その後どうなったのかは知らない
しばらくその路線を使っていたが、その後は二度と会うこともなかった
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