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胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(131)

427 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/04/16(木) 15:36:15.15 ID:JfXpI53N.net
歩道横一列いっぱいに並んでベビーカー押しながら止まっておしゃべりする母親4人。その後ろに白い杖をついた人が歩いていた。
時おり、杖が当たるとベビーカーの母親が「痛いんですけど!」と振り向き、杖の人は謝っている。
友人とお茶している時にその光景を見かけた私は友人に断ると、杖の人の方に向かった。
肩を叩き「あなたから見て11時の方角にいます」と声をかけた。
わざと前に聞こえる声で
「今、前は面倒なことになってるので、お嫌でなかったら私が誘導します。私の声に合わせて足踏みして下さい」←前の一人に睨まれたが気づかないふりをしていた。
しばらく「1・2、1・2」と声を出し、リズムが合ってきたのを確かめると、私の肩に手を置いてもらい私の声に合わせてベビーカー軍団の横をすり抜けた。
車道に出てしまったが、車は待っていてくれた。
車道側のベビーカーの隣をすり抜ける際、さりげなくストッパーを足で作動させたのは私の美しい秘密。
無事に杖の人を誘導でき、何度もお礼を言われ見送った後、急いで友人の元に。待っていてくれた礼とお詫びを言うと、彼女は笑いながら許してくれた。
そこに悲鳴が。車道側のベビーカーが動かない。
母親が必死で押しても引いても動かない。後ろは渋滞が始まり、「早くしろよ。邪魔なんだよ」という声が。怒号も聞こえ、子供たちはぐずりだす。
焦る母親。隣の母親たちも困ったようにおろおろ。
友人からは「通りすぎる時に蹴っ飛ばせばよかったのに」と言われたがさすがに子供に罪はない。そのままにして店を後にしたが、あの母親たちはストッパーのことにいつ気づいたろうか

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