胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい！(131)

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

そんな状況でも社長は動かず、社内の雰囲気は最悪なものに。
そこで俺が一計を案じた。

社長の了解を得て、俺も業務時間中に私用で外出することに。
俺の仕事は営業でないので、外回りに行くことはまず無い。
なので外出となると、それなりの理由が必要だが
部長と同じように「ちょっと出てきます」と一言のこし、喫茶店へ。

そんなことを一週間もしていると、釣り針に部長が掛かった。
この部長、自分がやることには当然と考えるが、人がやることには
すぐに難癖をつけるという、最悪な性格。
なので俺の外出にも難癖をつけきた。というか恫喝に近い叱責だった。

そこで俺はこの問題について会社全体で考えるほうがいいですねと
俺の外出に対する社内会議を開いた。

名目は俺の糾弾大会だが、その裏では無断外出を禁じるためのものだ。
会議の中で無断外出をした場合の罰則も決まり、部長はぐうの音もでない。
そりゃそうだろう、自分が激昂してはじめた会議で、自分の首を絞めることに
なったんだからな。
すぐに頭に血が登る馬鹿で良かった。だからこその作戦だったが。

これに少しこりた部長も、少しずつ取引先へと行くようになった。
しかし本当に行っているかは不明だ。

次は二人一組での行動を義務づけようかと画策中だ。
本当ならこんなクソ人材など、すぐに首にすりゃいいのに
社長がビビって行動しない。
社長をどうにか動かす構想も考え中。