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墓場まで持っていく話を書き込むスレ第25話

135 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/07/31(金) 11:22:20.40 ID:vVMP3zwX.net
長くなるけど…私は3人姉妹の末っ子で、物心つく頃から親戚や近所の人に「末っ子 は かわいいねぇ」と言われていて幼児期から容姿に自信を持っていた。
当時のビデオや写真を見ても色白で少し茶色のストレートで二重でかわいい。姉達は父親に似ていわゆる男顔で、今で言うと綾野剛みたいな顔だった。
そして姉達は父方祖父母にほとんど奪われ(母親からすると)、じわじわとおばあちゃんっ子に仕立て上げられていて、
母親ももう半ば諦めて「せめて末っ子だけは私が育てる。守る」と私に甘かった。
そういう事情も、幼いながらによくわかっていた。姉達はいくら祖父母に愛されたって、大事なのは両親の愛情。
姉達は両親の愛情を受けられず可哀想、くらいに思っていたし
母親に「お姉ちゃんが、おばあちゃんの方がすきって言ってたあ」とか嘘ついて、母親の心を姉達から離して私だけを更に可愛がるように仕向けたりしてた。
子供時代はそれでよかった。今、上の姉は30代半ばで二人の子持ち。割と早くに嫁いだので上の子はもうすぐ中学生。2番目の姉も数年前に結婚して、25までに出産するという目標を果たした。
姉達が結婚して、子育てに追われてほとんど実家に帰らなくなってきたとき、私はまだ「あーあ。お姉ちゃん達、いまのうちにまたお母さんと私仲良くしちゃうよ?お母さんの側に来られないの、可哀想。このまま疎遠になったら私がお母さん独り占めだよー?」
とかバカなこと考えてた。

最近、夏休みはどうするかという話をするために姉達は家族ぐるみで会ったらしい。
そこで、えっ家族?お母さん呼んでないじゃん。家族ぐるみじゃないじゃん
とか思って怪訝な顔でそれを聞いてた私に姉が「私ももう『お母さん』なんだよね。子供達が喜ぶといいなー。夏休みの思い出ってずっと覚えてるもんね^^」
と言った。そこでやっと、「あぁ、姉達はちゃんと自立してお母さんとして生きてるんだ。お母さん大好きで独り占めしてる私を妬んでるなんて有り得ないんだ」と気付いた。遅かった。
確かに幼少期は可愛かった。けどそれに胡座をかいて、気付けばもう三十路が見えてきてるのに彼氏もいない。
私だけずっとコドモだった。
内容が内容だしいくら落ち込んでてもこんなの人に言えない。自業自得すぎる

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