今までにあった修羅場を語れ 24話目

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

家出話に便乗します。
中学の頃、県内だけど遠い街に家出した。
友達二人との三人。
一週間くらいで、友達の内の一人が、夜中急に駅に遊びに行こうと言い出した。
駅に着くなり二台の車が横付けしてきて、中から大人が出て来て捕獲された。
俺たちの親だった。
(何故か母親しかいなかった。)
そう。言い出しっぺの友達が根を上げて親に密告していて、計画通りに捕まったっていう寸法。
その時の三人の母親のアクションが三者三様だった。
・密告した友達の母親は、無言の平手打ちの嵐、、、深夜の駅のロータリーに響く渇いた音、、、
・もう一人の友達の母親は、泣いて取り乱し、友達ちゃん！心配したのよぉぉぉぉー(T0T)
・俺の母親は、驚くほど冷静に『さ。警察いくよ。早く車乗って』
これだけ。
その後は皆で警察署に行って反省文を書いた。
警察官から母親のいない廊下で、君の母親(バリバリの仕事人)は一週間、仕事終わってから徹夜で宛もなく探し回っていた。
このままでは健康被害が出るから我々が止めたくらい。
お母さんを一週間振りに寝かせてあげてくれ、と言われた。
そんな状況だったにも関わらず、見つかった時に叱らず、ただ警察に行って謝りなさいとだけ言い、その後家に着いてから一切何も言われなかった。
ちなみに密告友達は次の日、クルミを頬張ったリスのように顔をパンパンに膨らませて学校に来た笑
いや笑っちゃいかんな、、、
ある意味そいつに救われたんだから。