百年の恋も冷めた瞬間！184年目

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

片思いだったけど、一生好きだと思ってたのに冷めた。

彼は生まれつき足が悪くて、一応歩けるけどほぼ車いすで生活していた。
中学生の時に友達になって、車いすだけどそれを感じさせずに
前向きに努力して何でもこなしていく姿勢に、最初は尊敬し、徐々に好きになった。

転校で離ればなれになっても、友達として文通したり、携帯を持ち始めてからはメールのやりとりをしていて
恋人になりたい！とかではなくて、他の人と付き合ってもいたけど、尊敬+愛情の気持ちがずっと続いてた。

20代半ばになった時、それぞれ就職していて私は公務員、彼は民間企業の障がい者枠での採用だったけど、
彼から「転職して、公務員になった」との連絡があった。
職種も同じだったので、「研修とか視察とかで一緒になることもあるかもね！」と話していたら、
彼が、役所の偉い人が彼の生き方に共感してくれてのコネ採用だと告白してきた。

彼は「他の落ちた人に悪いから、せいいっぱい頑張りたい」と言っていたけど、
同じ職種にすごい倍率のなか、コネなしで試験に合格して採用された私にとってはすごく複雑で
「気持ちはわかるけど…あまりそういう事情は人に言わない方がいいよ」と言ったら
「信用してる人にしか言ってないよ。○○さんならおめでとうって言ってくれると思ったのに」と言われて
10年以上の尊敬が一気になくなった。
前向きの方向が違うわ、試験から努力しろよ。コネでも、言うな。