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百年の恋も冷めた瞬間!188年目

169 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/07/08(金) 22:57:39.93 ID:MnDSEO9o.net
昔の彼女の話。
俺の実家ではずっと長生きの猫を飼ってて、その彼女と付き合う少し前に死んでしまった。
弟よりも長く一緒に過ごした兄弟だったからかなり泣いたし、喪失感もすごかったけど、もし俺も将来自分の家庭を持つことがあれば、必ず猫か犬を飼おうと心に決めていた。
彼女は喘息持ちらしく、動物は好きだけど飼ったことはないらしかった。
俺も動物アレルギー(飼ってた猫には反応しなかった)を持っているので、体が反応して嫌な気持ちになるのは解ってたつもりだった。

テレビからペットの話題になった時、俺は正直に犬か猫を飼いたいことを話した。
彼女が難色を示すことは分かっていたから、外犬の話もした。
毛の抜けにくい犬種で、きちんと躾や洗浄をすれば人間への反応はかなり抑えられること。いろんな対策の取り方があること。
押し付けではなく相談のつもりだったが、彼女は俺の話をひととおり聞いて、鼻で笑った。
「犬猫と私、どっちをとるわけ?」
当然私でしょう?という口ぶりに、心の中がものすごく冷えた。
何故だかその瞬間、彼女と一緒にいる限り、俺は自分の希望は一切叶えられないと思ってしまった。
俺にとっての犬猫は道楽じゃなく家族だったから、結婚を意識していた彼女の口からそう言われてしまえば、一生諦めろと言われているようなものだった。

別れ話を切り出した時、その時の話をした。
彼女は慌てて「あれは私も頑なだったなって思ってたの!」と言った。
別れをちらつかせないとそう思わなかったくせに。としか思えず、結局別れた。

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