今までにあった修羅場を語れ 31話目

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

小学校低学年の頃に自分が養子だと知った。
母方の遠縁らしいんだけど、遠すぎて少しも血が繋がってないｗ
知った経緯は俺が寝てから酒を飲んでた両親と叔母さんが話してるのを聞いたから。
トイレに起きて「よく血が繋がってない○○を引き取って育てたよね！」と叔母（母妹）が明るく言ったのをピンポイントで。
両親も笑いながら話してるけど、意味も分からず罪悪感でいっぱいになって戸の前で泣いた。
俺に気づいて叔母さんと父さんが凄まじく慌てたｗ
そんな中、母さんが笑ながら「あんた意味分かって泣いてんの？」って頭を撫でてきた。
俺は「わかんないけど！」て言って、でも自分が悪い気がして号泣。
「分かんないなら泣くなよ。だいたい、血なんて皆繋がってないんだから！」と俺を抱っこしてあやしながら爆弾発言。
誰と誰が血が繋がってないって教えてもらって皆繋がってないなら良いのか？と納得してトイレ行って寝た。

で、俺は二十歳になるまでずっと俺の家は家族関係がややこしいと思ってた。
けど、二十歳の節目に改めて事情を聞いたら俺だけが養子で他は普通に血が繋がっていたと判明。
子供だった俺を誤魔化すために嘘ついたのか？って言ったら嘘は言ってないと言い張る。
改めてあの時になんて言ったか聞いたら。
「お父さんとお母さんだって血は繋がってないし、お父さんとあんたもお母さんとあんたも血が繋がってない。
お父さんと叔母さんも血が繋がって無いし、お母さんと伯父さん（父兄）も血が繋がってない。
西のお祖父ちゃんとお祖母ちゃん（母方）だって血が繋がって無いし、北の祖父ちゃんとお祖母ちゃん（父方）も血が繋がって無いetc」
兎に角、血が繋がってない人達を適当に並べてたら納得して寝てくれたと言われたｗ
誤魔化し方が酷いｗ
別に普段は意識しないと血が繋がってないって忘れてるような育て方してもらったからいいんだけどさｗ