百年の恋も冷めた瞬間！196年目

おさかなくわえた名無しさん＠＼(^o^)／

会社の先輩がすごく好きだった。

オタクやめたり、ジム通ったり、
できない化粧を頑張り一生懸命恋をした。

先輩が飲酒運転で捕まり、社をクビになり離れ離れになったとしても好きだった。

でも、ある日数ヶ月ぶりに先輩を夢で見て、冷めた。
先輩、不摂生により禿げてた。
で、その禿げ方も禿げ方で。髪を伸ばすことで毛髪薄いことをなんとかカバーしようとしているが、
毛自体にボリュームがないから結構な遠目から見ても頭皮が見えてる感じのすだれハゲ。
あと、太って顔がブルドッグみたいになってた。
そんなんが「俺、お前のこと好きじゃん？」
ってマウント取りながら話しかけてきて、
もうめちゃくちゃ不快だった。

おかげで目が覚めた。なんでこんなブルドッグ好きだったの？
よくよく考えたら、飲酒運転で前科持ちだし、
自分が下と見た相手には性的なモラハラする最低野郎であって、近寄っちゃいけない物件だった。あぶねー
ジム通ったり、オタク趣味やめて美容に金かけてたけど、その努力で得られる成果としてめちゃくちゃ釣り合ってない。
奴が警察に捕まりクビが決まって、離れ離れになるとさめざめと泣いていた過去の私よ。死ね。
そんな気持ちを抱いていたことさえ、私の汚点だ。頼むから死んでくれ。

今は定時退社の鬼と自負しながら、かつて恋の戦場だった職場で働いてる。しかし、先日の飲み会であんなにきっちり定時退社するのは彼氏がいるからだと思われていることを知った。実際には一秒でも早く帰って同人誌の原稿をやりながらソシャゲーのイベント走ってるだけだ。