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その神経が分からん!part403
- 747 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2017/08/06(日) 22:56:03.50 ID:yMiU7Pef.net
- 俺が小学校一年生になったばかりの、もう三十数年前の話。
図工の宿題で「先生の似顔絵を描きましょう」というのがあった。
当時の先生はまだ若い女性。
俺は頑張って、小学校一年生なりにかわいく描こうと頑張った。
鉛筆で下絵を描き、クレヨンで髪を先生と同じ黒に塗った。
その宿題を後ろから見ていた俺の母(美大卒)。
「違う、そんなんじゃない!」
俺の手からクレヨンを奪い取り、先生の髪を黒の上から緑だの赤だの茶色だので塗りつぶしていった。
先生の目も、赤や茶色で塗りつぶされる。
結果、先生の顔は現代の前衛芸術もかくやと言わんばかりに。先生の顔は授業参観や家庭訪問で知っている筈なのに。
母いわく「髪の毛や目はね、いろんな色が重なり合ってできてるるの。だからこうするのが正しいの!」
俺は「こんなの出したら先生も喜ばないし、友達にもばかにされる」
母「それは先生やみんなが間違ってるんだからいいの!」
ついに描き直しは許されず、それをそのまま提出する羽目に。
級友の反応は予想通り。「先生がかわいそう」と白い目を向けられ、バッシング。
先生自身も微妙な顔をして、他の作品にはそれなりのコメントをしていたのに、俺のにはノーコメントだった。
あの時の母の剣幕、級友の反応、先生の微妙な顔は数十年経ってもいまだに忘れられない。
家に帰って、母にそのことを話すが、同じだった。
「みんなが間違ってるの! だからいいの!」
それ以降も、母は俺の図工の宿題にたびたび口を出し、小学生にはありえない画力の防災ポスターを母監修のもと描かされてかえって肩身の狭い思いをしたり、
夏休みの宿題に俺に黙って見事な恐竜の粘土細工を作って無理に提出させたり、夏休みの作文の宿題を後ろから監視してああだこうだと口出しをして
二枚でいいと言われたものを五枚も書かせたりした。そんなもので賞を取っても嬉しくないどころか、かえって悲しかった。
特にオチはないが、母は「美大卒」というのと、俺が幼稚園に入るか入らないかの頃に全国的な絵のコンクールにたまたま入選したのを誇りに思っていたようだった。
ああ、あんな親にはなるまいと思いながら嫁の大きくなりはじめたお腹を見つめる今日この頃。
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