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車内で娘を刺殺入院していた無職母親を殺人の疑いで逮捕
7/15(水) 20:15配信秋田テレビ

　7月2日、秋田県由利本荘市で軽乗用車の中から胸を刺された4歳の女の子が見つかりその後死亡した事件で、警察は15日事件後に入院していた女の子の母親を殺人の疑いで逮捕した。

　逮捕されたのは、由利本荘市西目町西目の無職・佐藤沙織容疑者(32)。佐藤容疑者は、7月2日の夜、由利本荘市内の軽乗用車の中で、長女の千愛ちゃんの胸を刃物で刺して殺害した殺人の疑いが持たれている。警察に調べに対し、佐藤容疑者は憔悴し切った状況ですが、容疑を認めているという。

　この事件を巡っては、7月2日午後8時35分ごろ、由利本荘市西目町の国道で、歩道に乗り上げた車が見つかり、車の中から佐藤容疑者と千愛ちゃんが血を流した状態で見つかり、病院に搬送されていた。その後、助手席に座っていた千愛ちゃんが死亡。運転席に乗っていた佐藤容疑者は「娘を刺した」と話し、病院で手当てを受けていたが、けさ退院し、警察は勾留に耐えられるとして15日逮捕した。

　2人の自宅周辺では、以前から近所の人が佐藤容疑者の異変を感じていた。近所の女性は「佐藤容疑者が千愛ちゃんを産んでから、何かがおかしいという話しに近所でなっていた。それは育児疲れかは分からない」と話していた。

　また、車内からは刃物が見つかった。警察は、千愛ちゃんが殺害されたのは、日没の午後7時11分から警察官が駆け付けた午後8時35分までの1時間半の間とみて、佐藤容疑者の足取りや犯行に至った動機を調べることにしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/37745802f757e3194079b12127e1ffc7d9df29d3