今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 176度目

おさかなくわえた名無しさん

うちは弟が3歳の時に両親が亡くなってるから弟には両親の思い出らしきものがない。
両親亡き後祖父に引き取られ今で言う毒親だった両親の話など全くせずにすごしてきた。

弟が成人してから何かの話の流れで弟が「うちの母親ってどんな料理つくってくれてたの？」ときいてきたんだ。
「父親(仕事で不在がおおかた)がいるときは外食で、居ないときは出前か近所のお弁当屋さんに買いにいくか、お店に姉と私が食べに行って帰りに母親と弟の分買って帰ってたよ。
じいちゃんがいた時(母親が怪我をさせてびっこ引くようになり退院日に父方の叔母が引き取るまで)はじいちゃんが作ってくれてたよ！」
って言ったら祖父は苦虫を潰したような顔してた。
弟が「え？何か作ってくれなかったの？」って驚愕してた。

姉「あ！たまに手巻き寿司してくれたよね！」
私「してくれたよね！ねーちゃんがボウルにご飯うつして二人で交代してうちわで冷ましたんだよ」
姉「そそ！そんで二人でおかずのりにご飯のせてまいたんだよね！」
私「ねー」
弟「それ手巻き寿司じゃなくない？」

衝撃だった。
母親がよく手巻き寿司をしてくれたと思っていたけど手巻き寿司じゃなかったし、母親は何もしてなかった。
使ったボウルも自分達で洗ってた。
因みに両親が亡くなった時、姉は小1、私は幼稚園。年子で年齢で言うと6歳と5歳。
自分達は母親が手巻き寿司してくれてたって本当に思い込んでたんだよー。