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アドラー心理学2 【嫌われる勇気】

447 :名無しを整える。:2018/12/14(金) 12:40:05.55 ID:BH0aEsTH.net
アドラー心理学は、子どもが「したいことをする」ことを援助しようとはしておらず、「すべきことをする」ことを援助しようとしている。
ただ、そのための方法として賞罰を使わずに、「勇気づけ」を使う。勇気づけとは、「すべきことをするように勇気づける」という意味だ。
人間は、「したいこと」だけをして生きることはできない。本人も生きることができないが、そういう人ばかりでは社会も生きることができない。あたりまえのことだ。
「すべきこと」というのは、かならずしも「したくないこと」ではない。「すべきこと」の中から「したいこと」を選べばいいわけだ。
しかし、「したくなくてもすべきこと」もあることはある。それについては、「しない」は選べないが、「喜んでする」か「いやいやする」かは選べる。
別にどちらを選んでもいいけれど、どうせしなければならないのなら、「喜んでする」の方がお勧めではある。
もっとも、私は、帳簿つけはいつもいやいやしているけれどね。もっとガッポガッポ儲かっていると、喜んでするかもしれないな。
逆に、「したいがしてはならないこと」もある。それを、たとえば子どもがグズるからといって、させてはならない。親は、「戦わない、譲らない」という態度を堅持すべきだ。

 もっとも、一般に、「すべきこと」をして生きる生き方は、誇らしい生き方であり、喜びに満ちた生き方だ。「したいこと」だけをして生きている人にはわからない充実した人生が得られる。
共同体に対して貢献して生きてこそ、人生の意味が見つかり、人生の本当の喜びが得られる。だからアドラー心理学は、共同体感覚をもって暮らすように勧める。それが幸福への唯一の道なのだ。

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