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大学入学希望者学力評価テスト(仮称)予測スレ

1 :名無しなのに合格:2015/01/15(木) 17:39:16.47 ID:UvssAxi+3
2020年度から始まる「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の問題が,
センター試験とどのように変わるか予測するスレです.

2 :名無しなのに合格:2015/01/15(木) 17:39:49.79 ID:UvssAxi+3
議論は,現在進行中で,何も正式には決まっていませんが,
文科省の文書から,「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を予想しましょう.
なお、以下は、スレ主の勝手な推測であり、真偽について何の保証もしません.
まず,文科省の配布資料からは,以下の方向性が読み取れます.
1. 数学I, 国語総合,コミュニケーション英語Iを総合した
PISA型総合テスト,あるいは,合科目型テストを目玉として導入したいらしい.
(試験時間は90分で配点は現行基準で150点かな?)
2. 例えば,数学II・A・Bは選択科目として科目型試験として実施したいらしい.
(試験時間は90分で配点は現行基準で150点かな?)
3. 例えば,理科は,物理・化学・生物・地学から2科目以上選択.
ただし,各科目ごとに時間帯を分けないで,「理科」の時間帯で2科目以上解答する.
(理系だと試験時間は120分で配点は現行基準で200点かな?)
4. 理科や社会を合科目試験とし実施する場合には,物理+数学Iのように,
理科・社会の選択科目+必修科目(数学I or 国語総合 or コミュニケーション英語I)
にしたいらしい.
5. 英語は,外部テストでも代用できるようにしたいらしい.
(統計データを利用して,換算基準案ができるのでないか?)
6. 1回の試験日程はセンター試験と同じく2日. だから,大幅な時間割変更は難しい.
7. 出題・採点は民間委託も検討しているらしい(が,難しいでしょう).

3 :名無しなのに合格:2015/01/15(木) 17:40:17.14 ID:UvssAxi+3
予想.
国立大学では,個別試験の試験科目数は減らないで,むしろ増える.
もちろん,記述式問題が中心になる.
新テストは,足切り的役割が強くなり,合否は主に個別試験で決まる.
面接を導入する国立大学は増えるが,合否にはあまり影響しない.
私立大学は,国立大と直接的に偏差値を比較されるのを嫌うので,
新テストはあまり積極的に利用しない.
指定校推薦制度が,私立大学の主要な入試形態になる.

4 :名無しなのに合格:2015/01/15(木) 17:40:43.45 ID:UvssAxi+3
入試改革の話は,私立大学文系学部の少科目入試やAO入試に問題があることから
スタートしたが,主に,国立大学の入試改革の議論になってしまっている.
国立大学の入学定員は理系学部のほうが多い.
「私大文系学部入試に問題があるので国立理系学部の入試を改革しよう」
という迷走を国立大学関係者は迷惑がっている.
国立大学の個別試験は,現在でも暗記主流ではなく,思考力・応用力を
重視した記述式試験であり,提言の内容は以前から実施されている.
暗記主流のマークシート方式・短答方式の入試を行っているのは,
私立大学の文系学部が中心である.
しかし,私立大学の文系学部は,今回の入試改革の主な対象にはなっていない.

5 :名無しなのに合格:2015/01/15(木) 17:41:07.90 ID:UvssAxi+3
実を言うと,私立大学の大半は,記述型入試の答案を採点できる十分な
人数のスタッフをもっていない.だから,マークシートを使うしかないのである.
面接試験は,恐らく,多くの国立大学では実施可能であるが,
ほとんどの私立大学では不可能である.
受験者人数を動員可能な教員数×試験時間で割ってみると,
受験生1人あたり1分程度の面接時間を確保するのも困難な大学が結構ある.
1分程度の面接で合否を決めるのは難しい.

6 :名無しなのに合格:2015/01/15(木) 17:41:30.42 ID:UvssAxi+3
私立大学の多くは,指定校推薦制度で半数程度の学生を入学させているが,
これは,定員確保や,偏差値操作以外に,一般入試実施に必要なスタッフ数の不足,
という理由もある.
AO入試や自己推薦は入試の手間がかかりすぎで,容易ではない.
その点,指定校推薦は手間がかからない.
私立大学は,大学入学希望者学力評価テスト利用に大々的に参加すると,
偏差値ランキングが公然と公開されてしまうため,利用には消極的だろう.

7 :名無しなのに合格:2015/01/15(木) 17:41:52.04 ID:UvssAxi+3
新テスト導入で,大学入試センターが一番頭を抱えているのは,出題者,
採点者の確保である.
新テストには,一部,記述型試験の導入が唄われているが,誰が採点するかが
大問題なのである.
小学校・中学校の全国学力調査の採点は,競争入札によって,
有名な某民間教育会社が行ったのだが,採点の質を確保するのが大変で,
何度も採点のやり直しが行われ,驚くほど長い時間が採点にかかったらしい.
そのペースだと,大学入学希望者学力評価テストの採点はできない.

8 :名無しなのに合格:2015/01/15(木) 17:42:15.24 ID:UvssAxi+3
次に,出題者の確保であるが,例えば,現在の大学入試センター試験の4倍の
出題者を確保しようとしても,特定の教科で,それが不可能である.
自分の大学の入試問題を外注している私立大学も多いことからわかるように,
日本中の私立大学の教員を全部集めても,ある教科については,
極めて問題を作成できる教員が少ないのである.
さらに,「PISA型」問題を知っている(作成したことのある)大学教員など,
ほとんど数えるほどしかなく,依頼できる大学がない.
そこで,予備校などに発注することも検討しているらしいが,
そんな問題が作成できる予備校講師など数えるほどしかいない.

9 :大学への名無しさん:2015/01/15(木) 19:58:55.14 ID:4Lr64bt1V
文科省は「大学入試問題は外注しないで自分の大学で作れ」と私大に言っていたけど、
新テストの出題・採点は予備校に外注するしかないのかな。
中教審の議論は、実際に出題・採点が可能か、という点は考えてないから。
高等学校基礎学力テスト(仮称)もA問題(基礎レベル)とB問題(発展レベル)を作るらしいけど、
5教科を1人が両方受験できるようにすると、2日でもかなり過密な時間割になりそう。
じっくり考える時間はなくて、反射速度を競うスピード勝負の試験だろうね。

10 :大学への名無しさん:2015/01/16(金) 07:03:47.14 ID:ssGJMosEZ
マスコミは大本営発表をそのまま転載するだけで、現実分析能力に欠けるね。
以下のお粗末な記事を読めば、無能さがよくわかる。
試験の理念じゃなくて、具体的な試験の出題範囲、解答時間、配点まで予想できなきゃダメだよ。
受験生の関心は、そのために、どの科目を選択履修すればよいか、だから。
なお、現在の個別試験がなくなる、とは書いてないことに注意せよ。

 大学入試センター試験に代わる新テスト「大学入学希望者学力評価テスト」の導入に向け、
文部科学省は来月にも、大学の研究者ら専門家からなるチームを設置し、
複数の教科を合わせた「合教科型」の出題内容や、コンピューター出題方式などについて本格的な検討に入る。
 新テストは2020年度にも始まる見通しで、今年中をめどに報告書をまとめる予定だ。
 中央教育審議会は昨年末に出した答申で、「一発勝負」「1点刻み」の入試からの脱却を図るため、
センター試験に代わる複数回受験可能な新テストの導入を盛り込んだ。
大学には個別入試で面接や小論文を利用し、学生を多面的、総合的に評価するよう求めた。

11 :大学への名無しさん:2015/01/17(土) 07:24:54.02 ID:pstc7FA0o
問題作成を大学教員に依頼するのは限界だろうね。
国文学、漢文学、歴史、数学とか、特定分野の教員に負担がかかりすぎて、
下手すると、自分の大学の仕事より、センターの仕事のほうが多くなってしまう。
大学教員は大勢いるけど、特定科目の入試問題を作れる教員は少ない。
センターには、今でも15人くらい教育職(教授、准教授、助教)がいるけど、
設計・評価の研究者しかいないので、
この際、国・数・英・理・社の教員を各教科10〜20人くらい採用して、
問題作成に専念してもらったらどうかな。
年間予算30〜40億くらいなら、何とかなるでしょ。
国立教員政策研究所と合併するとかもあり。

12 :大学への名無しさん:2015/01/17(土) 20:57:09.80 ID:pstc7FA0o
ゆとり教育のときも、文科省は「小論文を実施しろ」と国立大学に圧力をかけてきて、
結構多くの大学で小論文を実施したが、大半の大学でやめてしまった、という過去がある。
まず、理系の場合は、小論文で選抜された学生は、入学後に落ちこぼれてしまう者が多く、
普通に数学・理科主体の個別入試で選抜した学生より、能力的に劣ることが実証されている。
特に、医学部で小論文重視入試をすると、文系学部卒の女子学生の再入学生が増加し、
そういう学生が医学教育に適応しにくいことがわかっている。
文系学部の場合は、国語を小論文で置き換えても、
採点のしにくさ以外は、あまり問題がないようである。
経済学部は根本的問題を抱えていて、マル経全盛時代は文系入試が適切だったが、
計量経済には数学IIIまで履修してきた学生でないと対応できない。
東大の文IIが全面的に理系入試に移行してくれると、他の国立大学も追随して、
日本の経済学研究の水準も国際水準に近づいていくと思う。

13 :大学への名無しさん:2015/01/19(月) 07:30:37.46 ID:FtzbL/55E
大学入学希望者学力評価テスト(仮称)時間割私案

☆ 1日目
9:40〜11:40 地歴公民(2科目受験者, 200点)
10:40〜10:40 地歴公民(1科目受験者, 100点)
13:00〜14:20 国語(150点)
15:10〜16:20 英語(110点)
17:00〜18:00 リスニング(40点)
☆ 2日目
9:10〜10:10 理科(基礎物理, 基礎化学, 基礎生物, 基礎地学, 100点)
11:00〜12:30 PISA型総合科目(国語総合・数学I・コミュニケーション英語I, 150点)
13:50〜15:20 数学II・A・B(150点)
16:10〜18:10 理科(物理, 化学, 生物, 地学, 200点)

PISA型テストを入れる場所が難しい.とにかく,時間割の過密度は限界.
どんな理想を掲げようが,時間割という現実的制約には勝てない.
数学II・A・Bの90分は,現在の数学II・Bより時間当たりの計算量が増えるので,
計算速度をもっと上げないと完答できないだろう.
数学IIIは高校3年設置科目だから,新テストの時期には実施てきない.
数学IIIをはじめ,応用力・思考力を問う問題は個別で行う.

14 :大学への名無しさん:2015/01/20(火) 07:13:36.86 ID:9/CwbL6AW
理念はともかくとして、面接試験の難点は、
採点が採点者によって大きく異なることなんだよね。
大勢の受験生を複数のブースで並行して面接する場合、
どのブースに入ったかで得点が大幅に異なってしまう。
実際、教員採用試験については、そういう報告がある。
医学部の面接だと、大半の受験生には、同一の点を与えて、
一部の特殊事情のある受験生だけ、もう一度、
学部長面接とか全員合議面接をして扱いを協議する、
というような例も知っている。
面接を実施しても、9割以上の受験生は、
実質的に筆記試験の得点だけで合否 が決まると思う。

ちなみに、海外留学経験とかボランティア活動歴というのは、
親の資産次第だから、プラス材料にはしずらい。
専攻分野に関連するコンクールやコンテストでの受賞歴などが、
プラスに働く材料だろうけど、そういう人は受験生の1%にも満たない。
他方、ネガティブに働く材料は沢山あって、
学部長面接に呼ばれるのは、そういう場合が大半。

15 :大学への名無しさん:2015/01/21(水) 07:36:53.82 ID:JagkmZK3D
大学入学希望者学力評価テスト(仮称)と達成度テスト(基礎レベル)は
それぞれ複数回実施するらしいが、何月に実施するかは難しい。

大学入学希望者学力評価テストは、
物理・化学・世界史・日本史などの履修が高校で終了した後に実施
しないといけないので、現行のセンター試験の日程に加えて、
12月の冬休み期間あたりが限界で、それより前に実施することはできないだろう。
すると、1ケ月で100万人分以上の採点をしないといけないので、
筆記試験の採点は、学生アルバイトや主婦のパートを大量に投入しても困難である。
そういう人達がミスなく正しく採点できる筆記試験で、
思考力を問えるか、という疑問もある。
マークシート読み取り機に、それだけの枚数の答案を通す作業ですら、
結構大変であろう。

達成度テスト(基礎レベル)については、
理科は基礎物理・基礎化学など高2までに履修が終了している科目なので問題ないが、
世界史・日本史などを課す場合には、上と同じ問題が生じる。
ただ、近代史・現代史を出題範囲からはずせば、夏休みの実施も可能だろう。

16 :大学への名無しさん:2015/01/22(木) 07:10:57.90 ID:Tyhk5J27M
平成27年1月16日文部科学大臣決定の「高大接続改革実行プラン」を
丁寧に読んでみると、
「新テストに関する専門家会議を立ち上げ、対象となる教科・科目、「大学入
学希望者学力評価テスト(仮称)」における「教科型」・「合教科・科目型」
・「総合型」等の具体的な枠組み、問題の蓄積方法、作問の方法、記述式
問題の導入方法、CBT方式の導入方法、成績表示の具体的な在り方など
について検討を行い、結論を得る。」
と書いてあるけど、CBT方式(コンピュータを利用した試験)は、
「検討した結果、当面実施は困難」という結論で終わるだろうね。

カンニング防止のためには、試験中は、インターネット接続は一切遮断し、
スペルチャックや文法チェック機能、FEPの辞書機能・かな漢字変換機能、計算機能
などは一切使えないパソコン(or端末)を用意する必要がある。
銀行のATMのように、決められた操作以外何もできない端末が必要。
お金以前に、新テスト専用の新たなPCとOSを開発しないといけない。

17 :大学への名無しさん:2015/01/22(木) 21:18:49.33 ID:Tyhk5J27M
下の資料によると「共通必履修科目を統合した試験科目を設定」と書いてあるけど、
全ての高校生が履修する共通必履修科目は、国語総合、数学I、コミュニケーション英語I
しかないから、それ以外の科目をくっつけた総合科目は難しいね。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo12/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2014/06/09/1348274_5.pdf

IRT-CBT試験は下の資料にも書いてあるとおり、
同じ問題を使い回し、問題も完全には秘密にできないから、
1教科あたり2〜3万問以上の問題を用意しないといけないのが難点。
そもそも、共通1次試験が始まった理由の1つは、
自前で問題を作成するのが困難な国立大学があることだった。
2〜3万問作ろうとしたら、科目によっては100年以上かかりそう。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo12/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2014/06/09/1348274_9.pdf

18 :大学への名無しさん:2015/01/23(金) 08:03:51.88 ID:UXn9/viM8
原口氏や孫氏が強行に主張してたデジタル教科書の話も、
実際に教科書会社が制作を始めて3年くらい経ってみると、
課題山積であることがわかってきたようだね。
htmlみたいなのじゃダメだったから、これから、新たに、
デジタルコンテンツのフォーマットの共通仕様を議論しよう、
という段階らしい。
ハードがあってもソフトがないから、
研究指定校での実践研究も、
たまにデジタル教材を使ってみる、という程度にとどまっているよう。
ソフトバンクや電気メーカーもデジタル教材をつくる技術はないから、
みんな大人しくなった。
政府の肝いりで全国の小中学校に導入された大画面テレビも、
大半が死蔵されている。
IRT-CBTも、電気メーカーには入試問題が作れないので、まだ先は遠い。
核融合発電とどっちが早いか。

19 :大学への名無しさん:2015/01/24(土) 07:27:03.46 ID:acK//HJL1
以下は SAT, SAT II の問題例.
SAT はまだ CBT じゃないけど,IRT の典型.
数学の場合,センター試験を違って,1問1答の選択肢方式.
達成度テスト(基礎レベル)は,この程度の難易度になるんじゃないかな.

問. x<y のとき,常に成り立つのは以下のうちどれか.
(A) x^2<y^2, (B) -y<-x, (C) x^2<xy, (D) xy<y^2, (E) 2x<y

問. 0<x<π, cos x = 0.875 のとき tan (x/2) の値は?
(A) 0.008, (B) 0.017, (C) 0.258, (D) 0.277, (E) 0.553
(日本だと数学IIの範囲?)

英語は TOEFL, TOEIC が IRT テスト.
国語のIRTは未知の世界だが,SATの英語系の問題が参考になるか.

20 :大学への名無しさん:2015/01/24(土) 08:52:34.27 ID:acK//HJL1
ついでに,総合型問題の例として「数学の問題を英語で出題する」と
書いてあったけど,これは簡単に実践できる.
次の例題を,数学5割・英語5割で評価してくれたら,理系は喜ぶ.
英語の得意な人,どう思う?

例題. If x is an integer and (x+7)/2 is an integer,
which of the following must be true?
I. x is odd. II. x is a multiple of 7. III (x+5)/2 is an integer.
(A) I only. (B) II only. (C) III only. (D) I and II. (E) I and III.

例題. If f:(x,y) → (x+2y,y) for every pair (x,y)
in the plane, fo what points (x,y) is it true that
(x,y) → (x,y)?
(A) The set of points (x,y) such that x=0
(B) The set of points (x,y) such that y=0
(C) The set of points (x,y) such that y=1
(D) (0,0) only
(E) (-1,1) only

21 :大学への名無しさん:2015/01/24(土) 18:18:51.99 ID:acK//HJL1
国語と英語の総合問題: 国語の問題を英語で出題する。

例題. Who composed the following poem?
The old pond, a frog jumps in, sound of water.
(A) Kobayashi Issa, (B) Matsuo Basyo, (C) Yosano Akiko, (D) Seisyonagon.

ちょっと、国語と英語の融合問題を作るのは難しすぎる。
誰か、まともな問題作ってみて。

22 :大学への名無しさん:2015/01/24(土) 18:51:56.03 ID:acK//HJL1
国語と数学と英語の総合問題を作って試験をする、というのは、
スキーと水泳と野球を統合した競技を作って、
運動能力を測定しよう、という発想を同じだな。
なかなか斬新で面白い。

23 :大学への名無しさん:2015/01/24(土) 21:20:42.78 ID:acK//HJL1
「PISA型学力」という言葉を文科省は好きだけど、
大半の理系の先生には国内・海外を問わず評判悪いね。
以下の長大な批判研究もある。
http://www1.rsp.fukuoka-u.ac.jp/kototoi/igi-ari-1.pdf
http://www1.rsp.fukuoka-u.ac.jp/kototoi/igi-ari-2.pdf
http://www1.rsp.fukuoka-u.ac.jp/kototoi/igi-ari-3.pdf
http://www1.rsp.fukuoka-u.ac.jp/kototoi/igi-ari-4.pdf
http://www1.rsp.fukuoka-u.ac.jp/kototoi/igi-ari-5.pdf
「PISA型学力」は私大文系向きで、理系でこれを採用したら沈没するかな。
PISA型学力というのは、真剣に科学・技術を研究する能力ではなくで、
科学っぽい(or 数学っぽい)言葉を使って相手を煙に巻く詭弁力(リテラシー)だからね。
政治家の演説には応用できる。
科学者の場合は、営業トークで予算をとってくる能力。

24 :大学への名無しさん:2015/01/25(日) 00:05:51.44 ID:Fw8QH7iaT
>>5
> 実を言うと,私立大学の大半は,記述型入試の答案を採点できる十分な
> 人数のスタッフをもっていない.だから,マークシートを使うしかないのである.
今回の改革のポイントの一つはまさにこの点だと思う。
私立大学が独自に試験を行う場合、経営判断としてコストの面からマークシート方式にするのが
合理的なため、私立トップの早慶すらほとんどマークシート方式になってしまっているのが現状。
この現状を変えるためには、国のコストで記述式のテストの採点を行い、それを私大に使わせるしかない、
というのが今回の新テストに記述式を導入するポイントだと思う。

25 :大学への名無しさん:2015/01/25(日) 00:07:37.49 ID:Fw8QH7iaT
なお、一部の試験に

26 :大学への名無しさん:2015/01/25(日) 00:24:24.48 ID:Fw8QH7iaT
なお、一部に記述式を導入する共通試験というのは、中国に例がある。
基本的に、選択式が下位層向け、記述式が上位層向けの問題になっていて、
問題毎の難易度の幅は非常に大きい。
記述式のある共通試験の例として参考になるかも。

2013年の数学の問題の日本語訳は以下。
http://www.sekaidaisu.org/29702319952596823398125392183938988.html

27 :大学への名無しさん:2015/01/25(日) 01:15:01.82 ID:Fw8QH7iaT
合科目型、総合型といえば、東大の後期試験の総合科目が想起される(今年から推薦入試導入のために
廃止になったが)。「合科目型」「総合型」という話が出てきた時点で、ほぼ確実に
文科官僚は参考にしていると思う。

http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/sokuho/recent/tokyo/koki/

ベースラインとしては、
総合科目I = 英語
総合科目II = 数学
総合科目III = 現代文(小論文)
となっている。

28 :大学への名無しさん:2015/01/25(日) 01:19:22.02 ID:Fw8QH7iaT
個人的には、意味が無いと言われがちな数学に意味を与えることができる点で、
総合科目IIのような問題は意義があると思う。
そもそも、理系学部で大学入試で数学が必修なのは、数学は多くの分野で
道具として必要だから、であるわけで(本当は経済学部でも)。
そのことに高校生が入試問題を通じて触れることができるならば
良いことだと思う。

ここからは完全に推測だが、安西氏は政治の世界に足を踏み入れる前は
応用数学の研究者だったし、研究の一線を離れた今も研究者コミュニティとの
付き合いはあるだろうから、「合科目型」「総合型」の試験を通じて
純粋数学偏重の今の数学教育を変えたいと思っている可能性はある。

29 :大学への名無しさん:2015/01/25(日) 15:48:44.59 ID:QViw+FXcf
> 28 貴重な情報をありがとうございます。
そうだとすると、安西氏、自民党文教族、文部官僚、それぞれ同床異夢だと
了解しおかないといけない。
東大の問題は、国立大の入試出題者はよく研究しているから、
そういう方向での出題は可能だと思う。
ただ、東大受験生のようなオールマイティーな受験生は限られているから、
例えば、東工大の理数重視入試のように、
どういう層の受験生を拾うか、各大学がよく考えないといけない。
純粋数学偏重というのは大学に入ってからの話で、
高校数学は、純粋数学偏重ではなくなっている。
大学でε-δ論法を理系の全学生に教えているのは、今では、
東大とか一部の大学だけで、旧帝大の大半でも教えていない。
ただ、時間数が少ないので、微分方程式まで教えようとすると、
従来のカリキュラム通りの最短コースで教えるしかない。
もっと、時間があれば、いろいろな応用にふれられると思うけど。
参考までに、今回の入試改革で理系の個別入試から数学・理科が
なくなることがないことだけは、ほぼ確実。

30 :大学への名無しさん:2015/01/25(日) 15:51:38.10 ID:QViw+FXcf
早稲田の政経学部の場合、全入試方式のうち、
指定校推薦入試で入学してきた学生達が最も優秀である、
という報告がある(下記P.19)。
www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/05/2005_03_01_01.pdf
他方、一般入試は、鈴木寛氏の下記の小論のように、うまく機能していないらしい。
http://diamond.jp/articles/-/49381
個人的には、早稲田大政経学部の数学の記述入試問題は、
よく考えて出題されていると思うが、数学受験による入学者が少ないのであろうか。
数学受験の入学者は、翌年、東大を再受験して退学してしまうリスクも高いから、
大学経営上好ましくない学生なのかもしれない。

31 :大学への名無しさん:2015/01/25(日) 16:31:44.01 ID:QViw+FXcf
ついでに言うと、教養部改組で、一般教養担当の教員が
大幅に削減(退職後不補充)されたのも、
入試問題を作成できる教員が減った大きな原因になっている。
東工大も、国語や社会の出題は、もう不可能になったし、
数学の教員も2/3くらに減って、負担が重くなっている。
他方、医科単科大は近くの国立大と統合して、入試は楽になった。
教育大は、教科担当教員の定員削減が響いている。
全国総数としては、国語、英語、数学の教員はかなり減っている。
私大はもともと、理数系教員は少なかった(or いなかった)ので、
英・国・社の3科目入試の弊害はわかっていても、変えられない。
問題は、新テストを本当に全面的に利用するかどうかだと思う。
今のセンター利用入試だと合格者を絞って高い偏差値が出せるけど、
新テストを全面的に利用したとたんに、
予備校に偏差値がバレてしまう。

32 :大学への名無しさん:2015/01/26(月) 20:21:56.24 ID:Wo0/XHwrA
> 24
> この現状を変えるためには、国のコストで記述式のテストの採点を行い、それを私大に使わせるしかない、
> というのが今回の新テストに記述式を導入するポイントだと思う。
現実的には、50万枚以上の記述答案を1週間程度の期間内に採点するのは無理と理解してほしい。
中教審の名簿を見ると、入試問題の実際の出題・採点に精通している委員はいないように見える。
以下の文書から、ある程度、採点用様子は断片的にわかると思うが、
例えば、東大の数学の記述試験の採点には数十人で1週間ぐらいかかる。
http://www.math.titech.ac.jp/~inoue/nyuusi-rev-new.pdf
一般的には、4〜7日程度の採点期間をかけている国立大学が多い(集計期間を除く)。
センター試験が行われている1月中旬以降は、国立大学の期末試験や、
修士論文審査の期間に重なるため、大学教員を新テストの採点に動員するのは不可能である。
それで、予備校に採点を依頼することを検討しているが、
予備校の模擬試験の採点は、主に旧帝大等の大学院生が行っているため、
そうすると、大学院生が入試の採点をすることになる。
ただ、大学院性も1月は動員しにくい。
次に動員できるのは、添削等を行っている主婦等が中心になるが、
理系科目を正しく採点できる者が不足気味である。
さらに、採点基準にばらつきがでることは覚悟しないといけない。

33 :大学への名無しさん:2015/01/28(水) 07:23:30.49 ID:2kAE/A81t
自民党文教族の焦りと入試改革への執念は,
早稲田文系を代表とする私大文系の没落を食い止めたい,
というところにあると思います.
共通1次時代までは高校3年で理系科目のほうが得意な人は理系クラス,
文系科目のほうが得意な人は文系クラスに分かれて学習していて,
理科2科目社会2科目入試のおかげで,
私大文系は少数科目入試でも学生の質も保てていました.
文部省が少数科目入試・小論文・面接重視入試を打ち出した平成初期
あたりから,高2で理系・文系に分かれるようになり,次第に,
数学・理科が得意な人は理系クラス,苦手な人は文系クラス,
というパターンに変化してきました.
最近は,勉強が得意な人は理系クラス,苦手な人は文系クラス,
という意識が高校生の間に広まっているように見えます.
国立理系の教員は,現在の入試制度に,何の問題も感じていません.
少子化にもかかわらず優秀な学生が確保できているからです.
私大上位校の指定校推薦入試の拡大も,国立理系にはプラスに働いています.
自民党文教族はそういう流れを止めたいのでしょうが,
文部科学省は,結局,国立大学にしか大きな圧力をかけられません.
国立大は,過去の経験で,小論文入試は理系には向かないことを学習して
いるので,入試改革を迷惑に感じています.
センター試験の数学・理科の受験者は半数程度で、
私大文系にはあまり関係がありません.
そこは、いじってほしくない、と、皆が望んでいます。
関係者の大半は,現状維持を望んでいるので,
大学入学希望者学力評価テストへの改革は最小限の改革にとどまるであろう,
というのが個人的な予想です.

34 :大学への名無しさん:2015/01/29(木) 07:33:13.19 ID:9DTcLB+6D
数学I,コミュニケーション英語I,国語総合を総合したテストの
問題はどうなるのか考察してみます.
まず,国立大学入試の個別試験で出題されている総合テストを概観してみましょう.
主要大学の総合テストの大半は,総合型問題による試験ではなく,
合科目型試験になっているようです.
総合テストは後期日程や推薦・AO入試で,
少数の受験生を対象に行われる場合が多いようです.
僅かな受験生のために複数の教科の問題を用意するのは出題者の負担が重く,
試験監督業務も大変なので,総合テストという名の合科目試験で,
各教科の学力をおおよその範囲で測っておけば,
受験生も少ないので,合否は十分判定できる,
という場合にそういうテストが使われるようです.
多人数の受験生を対象とした総合テストは,大学入試では,あまり見当たりません.
東大後期の総合科目も,英・数・国の総合には成功していません.
結局は,数学I,コミュニケーション英語I,国語総合の問題を独立に配置した
合科目試験の性格の強い総合テストになりそうな気がします.
ただし、部分的に総合型やPISA型の設問があるかもしれません.
受験生の対策としては,捨てる科目(勉強しない科目)を作らないで,
どの教科もしっかり最低限の勉強はしておくことだと思います.

35 :大学への名無しさん:2015/01/29(木) 08:06:30.47 ID:9DTcLB+6D
今朝の読売新聞の安西氏の「論点」を読んで感じたことですが、
彼自身は、入試の出題・採点の経験がないように見えます。
「長文の日本語論説文の要約を250ワードで英訳せよ」
という例題をあげていますが、50万人分以上のこの問題の
筆記答案を、1週間以内に、採点基準を統一して、
採点ミスなく採点することが不可能なことは、
採点経験者は皆よく知っています。
口外禁止だけど、採点ミス率のデータも存在します。

36 :大学への名無しさん:2015/01/29(木) 08:27:00.81 ID:9DTcLB+6D
250ワードの英文50万人分の採点体制を検討しましょう。
50万人分の答案の採点基準を統一して採点ミスをなくすには、
同じ答案を4〜5人の採点者で、繰り返し目を通す必要があります。
採点者の能力にもよりますが、1人が1日で採点できるのは、
遅い人だと200枚程度です。
採点は遅い人に合わせないといけないので、1日200枚とします。
10日間で採点を終了させるとすると、1250人の採点者が必要です。
英語なら、その人数の採点者は確保できるかもしれませんが、
数学は無理だと思います。

37 :大学への名無しさん:2015/01/29(木) 19:44:00.21 ID:9DTcLB+6D
下ののホームページを見ると、安西氏は、
「日本語で書かれた長い論説文を出題し、その要約を250ワードで英訳せよ」
という問題は、コンピュータが採点する、と言ってる。
http://kyoiku.yomiuri.co.jp/torikumi/jitsuryoku/iken/contents/post-229.php
認知科学者・情報科学者だから、そういう人工知能を開発してくれるのだろう。
冗談はさておき、筆記試験(15,000枚程度)の採点基準について、ここに面白い資料がある。
http://www.jasso.go.jp/eju/kaitei.html
下の主観的な採点基準だから、独立に採点すると、採点者により1得点がかなり変わる。
http://www.jasso.go.jp/eju/saitenkijun.html
15,000枚くらいの答案だと、20人くらいの採点者が同席して、
意思疎通しながら採点できるから、採点基準は何とか統一できるけど、
50万枚だとどうかな。
こういう試験は、個別試験で行ったほうがいい。
私大でこれが採点できなら、入試センターでもできないよ。

38 :大学への名無しさん:2015/01/29(木) 20:46:25.53 ID:9DTcLB+6D
一応言っておくと、
記述式テストの自動採点システムの研究は行われている。
現状は、下記の大学入試センターの論文の通り。
http://coca.rd.dnc.ac.jp/jess/doc/bsj2004contrib.pdf
2020年までに実用レベルになるか否かは、どうでしょうかねえ。
今のシステムだと採点方法が単純だから、
この論文をよく読むと、高得点をとるコツがわかる。
統計学を知らない人には、やや難しいかも。

39 :大学への名無しさん:2015/01/30(金) 07:18:28.11 ID:4uYBTxiKb
中教審答申には,安西氏の科学者としての夢が語られていたのですね.
コンピュータ採点がgoogle翻訳レベルなら,
夢より当面の現実の検討が大切でしょう.
では,文科大臣の夢のほうはどうでしょうか.
人物重視入試=小論文+面接,は正しいのでしょうか?
小論文が作文力,面接がコミュニケーション能力を重視するものであるならば,
それは,言語能力試験にすぎないのです.

40 :大学への名無しさん:2015/01/30(金) 07:19:13.30 ID:4uYBTxiKb
(続き)
入試改革の発端は,私大文系の英国社の3教科入試でした,
同じ3教科入試でも,数学・理科(物理+化学)・英語の入試と,
英語・国語・地歴公民(1〜2科目)では,意味合いが違います.
5教科7科目の共通1次試験の頃,大学入試センターで,
教科の得点の相関行列に対して多変量解析を行っていて,
因子寄与率の大きい2つの因子ベクトルが存在することがわかっています.
1つは数・理が大きく寄与する「理数ベクトル」とでも呼ぶべきもので,
もう1つは国・英・社の寄与が大きい「言語能力ベクトル」とでも呼ぶべきものです.
私大型3教科試験に,小論文を面接を加えても,
言語能力しかテストしていないわけです.
逆に言うと,極端な話,数学と英語の2教科の試験をすれば,
5教科7科目の能力はある程度推測できるわけです.
実際,英・数の2教科が,中高生が最も多くの勉強時間を投入する教科ですので,
学習能力は,それで大体把握できます.

41 :大学への名無しさん:2015/01/30(金) 07:20:52.18 ID:4uYBTxiKb
(続き)
理系の場合,高校で理科をきちんと勉強していないと大学入学後に困るので,
入試に結構高度な理科の問題を課すことが必要ですが,
法学部や経済学部では,地歴公民の知識が不十分でも,
入学後にそれほど困らないでしょう.
たぶん,経済学部や法学部の学生を理系型3科目入試で選抜しても,
入学後の教育に大きな支障はないと思います.
結局,文系型3教科入試よりは理系型3教科入試のほうが安全性が高い,
という結論になるわけです.
でも,諸般の理由で,受験生の理数能力を知りたくない私立大学も多いようです.
数学IIIと物理を学習した高校生が1割程度しかいない,という現実がありますから.
文科大臣も,最近の発言では.「人物重視入試は受験者の一部に対して行えばよい」
と変わってきましたので,現在の推薦・AOを少変更すれば対応できます.
結局,共通1次試験がセンター試験に変わった程度の改革に
とどまるのではないでしょうか.

42 :名無しなのに合格:2015/01/30(金) 09:19:49.94 ID:pO5Pw8wOz
コンピュータによる記述試験の自動採点のレベルを
知りたかったら、下のサイトで実験してみるといいよ。
公立の高校入試用だけど。
http://kijyutu.combine.co.jp/
数学はまだないようだね。
短答式なら、以下でも実験できる。
http://www.kcn.ne.jp/~eijun/mondai/kodai2/kodai2.html
解答が有限個の短短式なら、実用レベルかな。
数式や化学記号についえは、入力方法の検討が必要。
デジタル教科書が普及するころには、CBTになるかも。
2020年は、まだ、マークシートだと思う。

43 :大学への名無しさん:2015/01/31(土) 19:49:10.69 ID:3Odlpea69
人物重視入試の話だけど、これは指定校推薦入試の正当化でもあるので、
早稲田あたりは大歓迎。
短い小論文や短時間の面接で「人物」を見るのは無理だから、
3〜6年間過ごした高校の先生に人物保証してもらうのが一番確かだ、
だから、人物重視入試として指定校推薦入試は理想的な入試。
それで、今後どんどん拡大していきたい、という理屈。
ただ、微妙な生徒を推薦してくる高校も増えてきたから、
到達度テストの成績で、問題ある受験生は排除したい、というのが本音。
7時のNHKニュースで、早稲田は入試改革歓迎、京大は反対、
と言っていた理由はよく理解できる。
国立大学は、大体、京大の立場に近い。

44 :名無しなのに合格:2015/02/02(月) 12:06:30.15 ID:i3eQLtt/z
↓は、昭和54年に共通1次試験が導入された目的。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318393.htm
「学力検査以外の面接、小論文の実施や推薦入学、帰国子女・社会人等の特別選抜の導入」
とか、最近文部科学大臣が最近言ってることと大差ないことが書いてある。
つまり、「面接・小論文」って40年近く言い続けてるけど、
実施してみたら入試としては理想論のようにはうまく機能しなかった、ということ。
自分が大学を受験したときの入試が現在の入試の実態だと思いこんでいる人が、
今の入試(実際には40〜50年前に入試)はよくないから改革せよ、と言ってるだけ。
公務員や教員の人物重視採用も、就職予備校に試験対策されてしまって、
欠点のほうが多いことがわかってきているし。
AO入試も、予備校の対策のおかげで、どの受験生も返事が同じ、という金太郎飴状態。
金太郎飴の中から3割だけ光るものを選べ、というのは難しい作業。

45 :大学への名無しさん:2015/02/03(火) 07:43:13.73 ID:6tl0qilnD
医学部の面接については、いろいろなことが分かっています。
例えば
http://exevo.info/mensetutaisaku/
> 本当の目的はサイコパス・アスペルガーを振り落とすこと?!
> (中略)
> 1ヶ月ほどして届いた成績開示に私たちは驚愕しました。
> あんなにあれこれ考えていた面接は、みんな揃って満点だったのです。
一般的には、
1. 面接は問題のある受験生を落とすためにある
2. 大きな問題のない受験生の得点は全員同じ
というパターンが多いようです。
(極端な場合0点と満点以外の点はない)
医師としての適性条件を満たしていれば、あとはペーパー試験の得点順、
ということでしょうか。
国立大学の他学部の個別試験(定員の多いほう)で面接が導入されても、
たぶん、そういう使われ方になるでしょう。
0点(落とす受験生), 50点(一般の受験性), 100点(特別に合格させる受験生)
のようなパターンもあるかもしれません。
数学・物理・化学の本格的な筆記試験の採点は新テストでは無理なので、
個別試験からこれらの教科がなくなることはなく、その得点が重視されるはずです。
国立文系でも、上位大学を中心に、数学の成績を重視する傾向があります。

46 :名無しなのに合格:2015/02/04(水) 17:43:55.70 ID:FXzREys5T
北大の医学部の面接は、細かく点数化しているらしい。
http://ameblo.jp/hokudai-saijuken/entry-11001923233.html
また、以下の資料には、
> 2011年度入試から調査書を点数化する面接が導入された為、
> 合格者の現役率・道内出身率が急激に上昇した。
と書いてある。なぜ、地元出身者の合格率がUPしたのかは不明。
http://www.saijuken.com/kokusai/index.php?%CB%CC%B3%A4%C6%BB%C2%E7%B3%D8%B0%E5%B3%D8%C9%F4
他にも、面接導入後、地元出身者の合格率がUPした医学部がある模様。
下の記事のように、医学部の面接には不透明なものも多い。
http://www.asahi.com/edu/center-exam/TKY201212240609.html

47 :名無しなのに合格:2015/02/05(木) 16:25:30.57 ID:gzoKIx8WN
もともと共通1次試験をマークシートにしたのは、
採点ミスを防ぐには他に方法がなかったから。
都立高校の9割を超える高校で採点ミスがあった下記の件だけど、(by NHK)
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20140603.html
採点期間が短かったのが原因で、以下のようにマークシート方式導入を決めた。(by 朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASG8N4S0TG8NUTIL01R.html
文部科学省も50万人分の採点を手作業で行うのは無理だと知っているはず。
古い12/22の朝日の記事だけど、ニュアンスからは「筆記試験もコンピュータ採点」と読める。
> 解答方式はマークシートを使った選択式から、一部を記述式に変更する。
> 年に1回だった試験回数も複数回にし、「一発勝負」にならないようにする。
> 作問や採点の作業量が大幅に増えるため、スムーズに導入できるかが今後の課題だ。
> 文科省はコンピューター技術が確立すれば可能とみるが、導入には間に合わないとみられ、
> 当初は小幅な変更にとどまる可能性もある。
ポイントは
「文科省はコンピューター技術が確立すれば可能」というところと、
「当初は小幅な変更にとどまる可能性」というところ。
この「当初」というのは、「筆記試験がコンピュータで採点できるようになるまで」
だから、相当長い期間だと思う。
参考までに、マークシート読取機も一定確率で読み取りミスをするから、
複数回機械を通す。人間は、はるかに高い確率でミスをする。
もっとも、記述式の採点は採点者の主観だから、
採点者が「これは私の主観だ」と言い張れば
ミスではなく、見解の相違ということになる。
http://blogs.yahoo.co.jp/matsui6520/11353140.html

48 :名無しなのに合格:2015/02/05(木) 16:26:07.28 ID:gzoKIx8WN
ただし、上の朝日の記事の以下の部分はウソ。
> 例えば「総合型」では、ワインをめぐって歴史上の出来事や発酵の化学式を問い、
どうしてかというと、歴史も化学も選択科目だから、以下のペーパーの通り、合体できない。
合体できるのは、
(1) 必履修科目+必履修科目
(2) 選択科目+必履修科目
の2通りだけ。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo12/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2014/06/09/1348274_5.pdf
ちなみに、必履修科目というのは、「国語総合」「数学I」「コミュニケーション英語I」のみ。
世界史Aと世界史Bの共通部分は必履修とも解釈できるかもしれないけど、
「ワインをめぐる歴史上のできごと」はそこには含まれない。

49 :大学への名無しさん:2015/02/06(金) 07:18:09.30 ID:gBblYGl9t
総合型問題は簡単な問題でも平均点が低くなる傾向がある。
今年のセンター試験の数学II・Bの平均点が40点切ったけど、
原因は新傾向問題が多かったから。
理系上位大学を受験する人達にとっては例年より易しかった、
と思うが、暗記中心の勉強の人達が大勢いて平均点を引き下げた。
総合型は毎年新傾向だし、
新テストでは今まで数学を受験しなかった人達まで、
総合型問題に含まれる数学の問題を解かないといけない。
「国語の長文を英語で要約する」問題なども、
上位大学でしか出題されていない問題。
0点が大量発生するリスクが高い。
今年の数学II・Bより悲惨な結果になるかも。

50 :大学への名無しさん:2015/02/07(土) 09:11:44.15 ID:swa+IhKo9
今年のセンター試験の数学II・Bも、時間内に完答できた人は少なかった。
センターの数学の解答時間が少なくて「考える時間がない」ことは有名な話だけど、
同一得点=同一時間、というような官僚的原則があって、
暗記型から思考方には転換できない。
いくら答申で「暗記型から思考方」をうたっても、
時間割の制約等による解答時間の短さ、がある以上、それは難しい。
従来通り、新テストは学習結果の基礎学力検査中心、
思考力は個別試験で、という方針で問題ないと思う。

51 :大学への名無しさん:2015/02/08(日) 15:59:48.60 ID:YJdVKkF+w
論点を整理すると、
1. 早稲田に代表される私大文系の入試は、入試問題の質も悪いし、
一般入試枠の縮小で、いろいろな問題が生じている。
しかし、自助再生の能力はもはやない。
そこで、国立大学(特に理系)の入試を改革し、国立のレベルを下げることによって、
相対的に私大文系の地位を向上しようとしている。
2. ただ、発案者の現状認識不足により、支離滅裂な案になってしまって、
そのまま実行するのは不可能である。
3. さらに素人の井戸端会議で、いろいろ現実離れした案が提示されるが、実行不可能な案ばかり。
それで最後は、実行部隊にゆだねられるが、スタッフ不足、時間不足、資金不足で、
結局現状のミニマムな改革で終わる。
4. 私大も高大連携試験の導入で、指定校推薦の入学者の学力を、ある程度は維持できる。
大学入学希望者学力評価テストは私大にはあまり関係ないからどうでもいい。
5. 大学入試センターは、新テスト導入で、予算と定員を増やせるからハッピー。
文科省も大学入試センターが大きくなれば嬉しい。
6. 音頭取りの一部を除いて、高校側も大学側も大学入試センターも、
ミニマムな変革しか望んでいないから、それでみんなハッピー。
7. 文教族は、また10年くらいすると懲りもせずに「人物重視入試」と言い始める。
8. 以下、同じようなことを10年周期で繰り返す。
9. しかし、少子化の影響で、底辺私大文系から閉校が続出する。
国立理系はしたたかにレベルを維持する。
というストーリーで間違いないかな。

52 :大学への名無しさん:2015/02/10(火) 08:52:39.99 ID:pQnCfmTkD
英数国のは総合テスト問題(特に選択問題)は想像しにくい。
どう考えても水を油。
コミュのニカーション英語Iや国語総合には明確な出題範囲はないけど、
数学Iは、2次方程式・2次関数・三角比・統計、という厳密な出題範囲がある。
必然的に数学の題材にあわせて、英国の題材を作らないといけない。
あと、英数の総合については、数学英語は普通の英語じゃない特殊な英語で、
数式混じりの英文法は高校で教えていないことも、問題作成の障害になる。
国数の総合も、単なるPISA型数学の文章題になってしまう可能性が高い。
つまり、厳密・明確に仮定や前提を書かなければならない数学と、
文脈から意図をくみとる国語の相性が、ものすごく悪い。
英国の総合にしても、違う価値観・文化圏の言語だから容易でない。

53 :大学への名無しさん:2015/02/10(火) 09:14:41.32 ID:pQnCfmTkD
英語の単数形・複数形の区別でも、名詞の前の数が、
ゼロ, 負の数、分数、無理数、だったりすると、
アメリカ人でも単数型か複数型か意見がわかれるらしい。
(数学の教科書では、基本的に複数形を使う。
ex. 1.0 miles, one half apples)
そもそも、日常(マスコミでも)使わない数学独特の表現が沢山でてくる。

54 :大学への名無しさん:2015/02/10(火) 22:06:44.38 ID:jkEE6Iaip
総合型問題の件だけど、いまのところ出てる案は、
(1) 数学の問題を英語で出題する。
(2) 国語の長文を英語で要約する。(コンピュータによる自働採点)
しかない。
(1)は可能。
(2)は遠い将来の夢。
あと考えられるのは、
(3) 数学の問題を日本語で出題する。
というとことかな。
(1)と(3)だけでも、十分点差は付くから、テストとして機能すると思うよ。

55 :大学への名無しさん:2015/02/11(水) 19:48:26.03 ID:ftf37ijS5
昔、大臣が
「大学の判断だが、2回も試験をしなくて済むよう考えたい」
「暗記・記憶中心の試験を2回も課す必要はない」
とか言ってたけど、結局、その反対の方向に動きそう。
センター試験を段階評価に変更したら、大学側は、当然、
個別試験を教化しないと合否判定ができない。
大臣の言ってるようにしたいなら、
センター試験も大学入学希望者学力評価テストも廃止して、
個別試験だけにしたほうが、すっきりすると思う。
そうすれば、2回も試験をしなくて済む。

56 :大学への名無しさん:2015/02/12(木) 08:24:17.27 ID:2YIXhPV4y
総合型テストの話に戻って、数学的リテラシーの話をする。
出題に数学者が加わると、文書が数学的になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AF
に出てくるジョークだけど、感性のずれが半端じゃない。

天文学者、物理学者、そして数学者がスコットランドを走る列車に乗っている。
天文学者は窓の外を眺め、一頭の黒い羊が牧場に立っているのを見て、
「なんと奇妙な。スコットランドの羊はみんな黒いのか」と言った。
すると物理学者はそれに答えて「だから君たち天文学者はいいかげんだと馬鹿にされるんだ。
正しくは『スコットランドには黒い羊が少なくとも一頭いる』だろう」と言う。
しかし最後に数学者は「だから君たち物理学者はいいかげんだと馬鹿にされるんだ。
正しくは『スコットランドに少なくとも一頭、少なくとも片側が黒く見える羊がいる』だ」と言った。

数学者と文学者が共同して問題を作ろうとすると難航する原因がこのあたりにある。
「論理的思考力」の定義自体が違うようだし。

57 :名無しなのに合格:2015/02/12(木) 12:50:43.83 ID:CxRKk7R2b
英数国のPISA型総合問題については、かなり古い資料だけど、
↓の河合塾の分析は当を得ている気がする。
www.keinet.ne.jp/gl/08/11/toku.pdf
PISAにしても、PISA型読解力(国語)と数学的リテラシー(数学)の統合は
してなくて、別の教科として扱っている。
だから、PISA型であっても英数国は総合型ではなく合科目型にせざるを得なくて、
英数国それぞれの問題が1/3ずつの配点で別個に並ぶだけと考えたほうがいい。
2次方程式・2次関数のPISA型過去問は発見できなくて、
そういう問題が作れるか否かは疑問。
統計の問題でPISA型問題が登場する程度と理解しておいたほうがよい。

58 :大学への名無しさん:2015/02/12(木) 19:20:40.17 ID:2YIXhPV4y
そういえば、中教審答申とは違って、文部科学省の説明
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo12/shiryo/attach/1349601.htm
のほうでは、「合教科・科目型」や「総合型」と両方が必ず併記されている。
それに「総合型」という単語より「合教科・科目型」という単語が先に配置されている。
たぶん、官僚も「総合型」問題の作成は難しいと察知して、
事前に「合教科・科目型」という予防線をはっておいたのだと思う。
官僚の評価は減点主義だから、とにかく失敗しないことが第一。

59 :大学への名無しさん:2015/02/12(木) 19:30:01.89 ID:2YIXhPV4y
結局、センター試験の、「英語」「国語」「数学I・A」「数学II・B」が
新テストでは、以下のように再編成されるということかな。
「英語」「国語」「数学II・A・B」と
「コミュニケーション英語I+数学I+国語総合」(総合型というより合教科型)

60 :大学への名無しさん:2015/02/13(金) 06:45:54.82 ID:GCN71QCz1
国語も横書き問題になるのかな?

61 :名無しなのに合格:2015/02/13(金) 14:58:07.73 ID:HGtRK66tZ
小論文が過去に導入されても大半が廃止されてしまった理由だけど、
下の小論文の採点基準を見ると大体理由がわかる。
http://www.sanpou-s.net/useful/essay/pdf/no1.pdf
結局、3段階評価とか5段階評価くらいの粗い評価しかできなくて、
大勢の受験生の中から、丁度ぴったりの人数の合格者を選び出す、
という目的に向いてないから。
だから、AOや推薦のような少人数入試でしか使われない。
例外的に、慶應経済・法は頑張っていると思う。

62 :大学への名無しさん:2015/02/14(土) 16:48:31.96 ID:MxmQjSxi3
2chでは評判の悪い指定校推薦を文科省がほめてる理由だけど、
私大がかなり底辺までの高校に指定校推薦をばらないでくれたおかげで、
昔かなり荒れていた高校も、推薦がほしい生徒が先生の言うことを
よく聞くようになって、クラスが落ち着いてきた、という事情があるらしい。
教育委員会のほうからは大変歓迎されている制度みたい。

63 :大学への名無しさん:2015/02/15(日) 21:06:45.36 ID:XZn+zjprD
中教審答申は学習指導要領本文みたいなもの。
10年毎に学習指導本文は大きく変わるが、
数学・理科の単元の変更を除いては、学校の受業自体は変わらない。
同じように、
共通1次 → センター入試 → 大学入学希望者学力評価テスト
と名前は変わっても、そんなに極端には変わらないはず。
教育も入試も、前年までの反省とデータの蓄積を利用して、
少しずつ改善していくものだから、
大改革して前例のないことをすると普通は失敗する。

64 :名無しなのに合格:2015/02/16(月) 16:06:06.46 ID:178EepzfM
NHKの
> 理念は理解できても実効性には疑問符が付き続けてきた大学入試改革は本当に実現するのでしょうか。
という記事の件。これは、なかなか鋭い分析。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/203873.html
> 文部科学省は、2年後の2016年度には問題例を公表し、
> 翌年度には本番と同じ形式で行うプレテストを実施する
ということに、できるかどうか疑問を投げかけている。
言ってしまった以上実行すると思うけど、
検討期間はないから試験問題を従来型から変更する時間はない思う。

65 :大学への名無しさん:2015/02/17(火) 21:01:17.57 ID:1UY4Zte5B
河合塾のほうの分析
http://www.keinet.ne.jp/topics/14/20141226.pdf
> かつてない大学入学者選抜方法の変更となるが、実施までの検討期間は短い。
> テストの年複数回実施に加え、これまでになかった記述式導入やCBT方式検討など、
> 問題の作成はもちろん運用面についても問題が山積している。
> また、今回の答申で改革の方向性は確認できるものの、
> テストの具体的なイメージが現段階ではつかみづらい。
過去の例だと「問題が山積している」場合、解決に10〜∞年くらいかかる。
「かつてない変更」というには、敗戦とか明治維新みたいな時じゃないと不可能
というのが歴史の教えるところ。

66 :大学への名無しさん:2015/02/20(金) 07:31:54.85 ID:DjPsrhYoG
総合型試験にしても合科目型テストにしても、
世界のどこでもまだ行われていないような新しいタイプのテストを作る、
とか、まだどこでも出題されたことのない種類の問題を出題する、
ということでしょ。
正答率・得点分布も未知の新型試験を、いきなり全受験生に行うのは、
あまりに冒険すぎると考えるのが普通の人。
それが理想の入試だと考えるのが安西氏。
安西氏が受験した入試問題は相当ひどかったのかな。

67 :名無しなのに合格:2015/02/20(金) 17:56:59.58 ID:d1mIY8vXp
で、結局、最も根本的な問題だけど、誰が問題作るの?
大学の先生? 予備校? 専任職員?
問題作れる人がいないとテストができない。

68 :大学への名無しさん:2015/02/21(土) 07:17:06.28 ID:8v99GCsLl
3流官庁の政策例
失敗: ゆとり教育, AO入試, 法科大学院, 薬学部6年制, 教養部解体.
微妙: 観点別評価, 総合的学習の時間, 高校の情報・家庭課必修化.
間もなく: TOIC300点台の先生でも小学校で英語教育.
(得意な先生だけ受験しているから平均点は高いように見えるが)
未評価: 新しい学力観, PISA型学力, アクティブラーニング(上手にやればいいはずだけど).
その他細々したこと:
学習指導要領改訂失敗で中高一貫校が堂々と数学・英語の文部科学省非検定教科書を使うようになった。
特に平成元年の高校数学の改訂がでたらめだった。
そのため中学受験が拡大(おかげで上位層の学力は上がったけど)

69 :大学への名無しさん:2015/02/24(火) 20:37:55.10 ID:aTx9pjmIi
出題委員を今より増やさずに年2回試験を実施するのは不可能ではない。
新テストが年2回になるのだから、
現在行われているセンター試験の追試は廃止すればよい。

70 :大学への名無しさん:2015/02/26(木) 20:49:19.29 ID:NAfSQgD8k
CBT-IRT の話だけど、日本では「学習指導要領改訂」があるので、
特に、数学・理科では IRT は原理的に難しいと思われる。
つまり、改訂の度に出題できる問題が変わって、
正答率が未知の問題を大量に使わないといけない。
欧米ではそういうタイプのカリキュラム改訂はないので IRT が可能。
IRT は文系科目に留めておくほうがよい。

71 :大学への名無しさん:2015/03/01(日) 07:57:49.44 ID:hkgGNkqyl
現在のセンター試験を部分的にセンター利用入試にしか使っていない早稲田は、
今回の入試改革に大賛成。
座長をだしている慶應は、センターをまったく利用していない。
センターを利用している京都大学は、改革に反対。
改革後、早稲田は達成度テストは指定校推薦で使うかもしれないが、
学力評価テストのほうはセンター利用入試程度にしか使わないはず。
むしろ、段階評価になると、センター利用入試みたいなものは不可能になるから、
まったく利用しなくなるかもしれない。
結局、早稲田が賛成しているのは、早慶で組んで国立いじめをしよう、という意図。
国立のほうは、というと、もう、新テストの利用はやめて、
個別試験だけで合否を決める腹をくくっている。

72 :大学への名無しさん:2015/06/26(金) 15:43:23.15 ID:t1rdokt84
これは国立の話だけど文系の縮小はあと2,3年で始まるよ
教育学部あたりの定数削減から始まるらしい
今までのつけがまわってくるんだね

73 :大学への名無しさん:2016/06/05(日) 08:28:49.12 ID:EVlWWz8N4
大きな目玉であった新テストの「複数回実施」も見送り
(これくらいなら可能だと思っていたんだけど)。
50万人を超えるセンター試験と同規模の受験者を想定する記述式の採点は、
人間が行うのは現実的に不可能であることがわかったので、
人工知能による採点を研究開発(安西さんの専門分野)する予算を要求する。
(私見: 実用化までにはまだ20〜30年以上かかると思われる)

別の話題だけど
毎年10万人の受験生を集める早稲田大学。
私学の雄が今、入試の現状に危機感を募らせている。
「一般入試とAO・推薦入試の入学者比率を逆転させる」。
昨年12月、鎌田薫総長は現在、入学者の6割を占める一般入試(筆記試験)を
4割まで引き下げる長期目標を発表した。

--> うちの大学では、入学時に東大が第一志望だった学生の卒業時の成績は、
本学第一志望だった学生より5点満点のGPAで約1点高いことがわかっている。
早稲田が東大受験生を取らないなら、こっちに回してもらおう。

受験生の皆様へ
自由英作文とか、数学の証明問題の配点の割合は、
数年前から少しづつ増えているので、
有識者会議の報告とは無関係にそうなると思うよ。

74 :大学への名無しさん:2017/02/21(火) 14:56:08.48 ID:4G3utHYZ3
> 4
私立大学の入試に問題があるので,国立大学理系の2次試験にも小論文か国語の記述問題を必修にする,ということで決着しそうですね。
新テストの国語の短い記述が出題できるかどうかは,ベネッセの採点試行結果にかかっているかな。

75 :大学への名無しさん:2017/02/26(日) 22:27:00.30 ID:1364vQsw4
 #知恵袋_
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11170840216

76 :大学への名無しさん:2017/02/26(日) 22:32:37.90 ID:1364vQsw4
#知恵袋_
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11170840216

77 :大学への名無しさん:2022/09/06(火) 18:00:50.97 ID:Cg8piwk3P
(入れてはならない政党5大税金泥棒政策)
観光促進‥‥温室効果ガスに騒音にコ囗ナにとまき散らすテ゛ジタ儿音痴のハ゛カに支配された世界最惡の腐敗利権国家継続政策な
防衛費倍増‥ウクライナ防衛費GDP比4%超に他國支援て゛20%超,人類に涌いた害蟲公務員利権を拡大させるほと゛灰燼に帰す現実
金融緩和…‥資本家階級資産倍増,ひとりで資産1兆円超,末代まて゛揺らぐことのない圧倒的格差社会優越的地位濫用促進政策な
少子化対策‥貧乏人に不幸な子を産み落とさせ,全国航空騒音まみれて゛勉強まで妨害して.地球破壞する害蟲増殖国力低下政策な
原發稼働……マッチポンプへリ飛は゛しまくって,都心まで数珠つなぎて゛莫大な石油ひたすら無駄に燃やす技術後進國か゛笑わせよる
      全空港を火カ發電所に転換して航空騒音によるシステム障害まみれのポンコツ腐敗後進國を脱却してからほざきやか゛れ

創価学会員は、何百万人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まで出てる世界最悪の殺人腐敗組織公明党を
池田センセーか゛口をきけて容認するとか本気で思ってるとしたら侮辱にもほどか゛あるぞ!
hттps://i、imgur.cоm/hnli1ga.jpeg

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