【あなたならどうする？】自転車の鍵を拾いました。そばにあった自転車のものでした。通っている高校のステッカーが貼ってありました。

水星虫 ★

警察取り調べ苦に自殺で提訴

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033039651.html?t=1405558624000
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年、当時１７歳の息子が自殺したのは警察から自転車を盗んだ疑いをかけられ、
配慮に欠ける取り調べを受けたためだとして、母親が長崎県に対し
およそ４３４０万円の損害賠償を求める訴えを長崎地方裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは、去年８月に自殺した、当時１７歳の長崎市の男子生徒の母親です。

訴えによりますと、生徒は、去年８月１３日、ＪＲ諫早駅前で
自転車のカギが落ちていて、そばにカギに合う自転車があるのを見つけました。
自転車には生徒と同じ高校のステッカーが貼られており高校に持って行こうとしましたが、
盗難届が出されていたため、生徒は警察署で窃盗の疑いで取り調べを受けることになったということです。

生徒は言い分を信じてもらえず、警察官から
「罪を認めないなら無関係な友人を取り調べる」などと言われたということで、その後、
「生きる自信を失った。友だちに迷惑をかけたくない」などとするメモを携帯電話の中に残し、
島原市の山中で首をつって自殺したということです。

生徒の母親は、配慮に欠けた取り調べによって自殺に追い込まれたとして、
長崎県に対して、およそ４３４０万円の損害賠償を求めています。

母親は弁護士を通して、
「息子がなぜ自殺しなくてはならなかったのか、警察は何の説明もしてこなかった。
犯罪者と疑われた無念を晴らしたい」とするコメントを出しています。
一方、長崎県警察本部の広報相談課は、
「訴状の内容を確認していないのでコメントできない」としています。

07月16日　18時51分