【リオ五輪】小池都知事の着物心配高価勝負服閉会式でずぶ濡れ

峠 ★

　東京都の小池百合子知事（６４）は２４日、リオデジャネイロ五輪の閉会式で引き継いだ
五輪旗とともに帰国した。閉会式は大雨で、「勝負服」としてまとった自前の着物も雨にぬれる
ハプニングに見舞われただけに、「ずぶぬれになり、風邪もリオから持ち帰りました」と
鼻声でぼやいた。体を張って持ち帰った旗を手にした小池氏は「日本に新しい時代をつくる五輪旗」と、
誇らしげにふり続けた。

　この日は、赤いインナーにベージュ系スーツの「日の丸ファッション」。羽田空港での到着歓迎式で
「旗は見かけは重そうだが、そう重くはない。責任は非常に重いと痛感している」と身を引き締めた。
過去最大の４１個のメダルを獲得した選手をたたえ、「アスリートの頑張りが一番とつくづく感じた」と指摘。
アスリートファースト優先で、大会運営に当たる考えも示した。

　着物で臨んだ閉会式については「少なくとも１０億人が見ると聞いた」と、ＰＲ効果の大きさを実感した様子。
海外要人との会談や、フランスのレジオン・ドヌール勲章受章を祝う会でも着た、自身にも「勝負服」といえる
色留め袖だったが、インターネット上では、雨にぬれた着物の今後を心配する声が拡大している。
水にぬれた着物は、一般的に「洗い張り」という処置を施す必要がある。金色の帯とともに、
鶴の文様をあしらった生地はかなり高価とみられ、小池氏は今後、着物のメンテナンスにも追われることになる。

　五輪旗が東京に来るのは、前回６４年大会以来５２年ぶり。当面は、都庁の知事室で小池氏が厳重に保管する。

　◆洗い張り　糸をほどいて反物の状態に戻した上で、＜１＞水洗いして汚れやのりを落とし
＜２＞新たに布のりをひき、しわを伸ばして布目を戻すこと。「だるまや京染本店」によると、通常１カ月かかるという。
ただ、着物にするためには仕立てが必要。仕立てにも約１カ月かかる。小池知事が着ていた色留め袖の場合、
洗い張り料金は２万円。仕立てを含めると７万円という。

２２日、閉会式で五輪旗を振る小池百合子都知事
http://www.nikkansports.com/general/news/img/sk-koike-2-kc20160825-w500_0.jpg
ソース
http://www.nikkansports.com/general/news/nikkan/1699965.html

【リオ五輪】小池都知事の着物心配 高価勝負服閉会式でずぶ濡れ

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