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米国WHO脱退 危険で独善的な決定だ 東京新聞 [きつねうどん★]

1 :きつねうどん ★:2020/07/09(木) 08:02:02.17 ID:CAP_USER.net
 トランプ米大統領が、世界保健機関(WHO)からの脱退を正式に通知した。運営への不満を理由としているが、世界をいっそうの危険にさらす、独善的な決定だ。すみやかな撤回を求める。

 WHOは世界の主治医と呼ばれ感染症対策以外にも、安全な出産・家族計画の推進、自然災害や紛争時の緊急人道援助を担当する。 米国はWHO予算の約15%を拠出する最大の支援国だ。米国が脱退すれば、WHOの活動に支障が出かねない。

 米国の国益を最優先する「一国主義」のトランプ氏は以前から、WHOの運営が中国寄りであり、新型コロナの感染拡大を起こしたと批判、脱退を示唆していた。国連に正式通知したことで、一年後に離脱が実現する見通しだ。

 WHOの初動について多くの国が、疑問を持っているのは間違いない。テドロス事務局長は、最初に感染が確認された中国側の言い分をうのみにし、対応が遅れた。

 しかし、世界では感染者が一千万人を超えており、日本でも感染終息の気配はない。ブラジルでは大統領の感染も明らかになった。

 また、感染ルートについてWHOは、新型コロナウイルスの空気感染に注目し、新たな対策を準備しているという。拡大を食い止めるため、WHOを中心に世界がまとまることが求められている。

 米国内の現状も容易ではない。米国の感染者は七日、累計三百万人を超えた。一日の新規感染者数は連日五万人を上回り、世界最悪ペースが続いている。

 コロナで失策が続き、支持率が低落するトランプ氏は、十一月の大統領選挙に向け、WHOや中国に責任転嫁をしたいのだろう。

 しかし米国で感染が確認されてからすでに四カ月以上が経過している。流行が一向に収まらないのは、むしろ、感染症を軽視し、有効な手だてを打てないトランプ政権の責任ではないか。

 中でも、大統領自身の甘い認識は目に付く。七月四日の独立記念日の演説では、政権が大流行の制御に「かなり進歩を遂げた」と自画自賛。そして、「感染者の99%は無害だった」と根拠の不確かな発言をしている。

 そもそも本人はマスクをしておらず、危機感がないと言われても仕方ない。米国内外から今回の決定には「非常識」との批判が噴出している。

 政治的なパフォーマンスはやめ、不満があるのならWHOの運営に参加し、改善すべきだ。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/41265/

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