野党、ＧｏＴｏ停止「混乱招いた」　２５日に予算委集中審議 [きつねうどん★]

きつねうどん ★

　政府が観光支援事業「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」の一時停止を決めたことに対し、野党は２４日、判断が遅く方針も不透明なため混乱を招いたとして一斉に批判した。新型コロナウイルス感染者の最近の急増は「トラベル」が背景にあるとみており、２５日の衆参両院予算委員会の集中審議で菅義偉首相を厳しく追及する。

　集中審議では立憲の枝野幸男代表や共産党の田村智子政策委員長らが質問に立つ。枝野氏は２４日の党会合で「中途半端ではっきりしない方針だから、観光関連業者に多大な迷惑を掛けている」と指摘。業者への補償や国民への呼び掛け内容について首相にただす意向を示した。

　政府は３連休初日の２１日になって、感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約一時停止を打ち出した。だが、対象地域決定の主体やキャンセル料の補償などがあいまいで、自治体から苦言が呈された。

　立憲の蓮舫代表代行は２４日の記者会見で、「首相は経済（再生）を追い過ぎて感染拡大を容認してきた」と指弾。「提案型政党」を掲げる国民民主党の古川元久国対委員長も、党会合で「３連休前に見直すべきだった」と非難した。

　野党４党は国対委員長会談を開催。「Ｇｏ　Ｔｏ　イート」を含む一連のキャンペーンの運用について「地方自治体に判断を任せているのは無責任だ」との認識で一致。国が明確な基準を示すよう要求していくことを申し合わせた。

　一方、自民党の世耕弘成参院幹事長は会見で、一時停止について「感染拡大のきっかけにならないよう先手を打った」と評価した。ただ、党内にはキャンセル料への対応などで準備不足が目立つとして「陽性者が増え、急に慌てた」（中堅）と冷ややかな声も漏れる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020112401035&g=eco

野党、ＧｏＴｏ停止「混乱招いた」 ２５日に予算委集中審議 [きつねうどん★]

野党、ＧｏＴｏ停止「混乱招いた」　２５日に予算委集中審議 [きつねうどん★]