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にこ「喜びで狂い悶えるのよ」真姫「ラジオ食べたい」
- 1 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:27:23.37 ID:/0HEx7fW.net
- 部室
にこ「ふふふーん、皆遅れてごめーん☆」
にこ「……って、真姫一人なの? 皆は?」
真姫「さあ? 私も十分ほど待ってるけど誰も来ないのよね」
にこ「変ねえ、休むなんて連絡来てなかったのに」
真姫「どうせ当番なんかで遅れてるんでしょ?」
にこ「ところであんた、さっきから何食べてるの?」
真姫「見て分からないの? ラジオよ」
- 2 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:28:30.12 ID:TdrrzYxm.net
- むむ
- 3 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:30:13.33 ID:zELGuee1.net
- ん?
- 4 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:31:55.49 ID:/0HEx7fW.net
- にこ「ふうん……」
真姫「美味しいわよ、にこちゃんも食べる?」
にこ「私は今、あんまりお腹空いてないからいいわ」
真姫「そう? 意外といけるのに」
にこ「部活前にそんな大きいもの食べたら、お腹痛くなるわよ」
真姫「部活が始まるのは、皆集まって準備してからでしょ? その頃には消化しきってるわ」
にこ「それはそうだけど……じゃあ、私も少し貰うわ。角の方千切って頂戴」
- 5 :名無しで叶える物語(魔王の都)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:32:22.79 ID:6TWPD9pg.net
- ちぎる…?
- 6 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:34:42.53 ID:/0HEx7fW.net
- 真姫「はい」
にこ「有り難う。それにしても、ラジオなんてどこから持ってきたのよ」
真姫「前から部室にあったじゃない」
にこ「そうだった?」
真姫「そうよ。ずっと前から置いてあったわ」
にこ「そうだったかな、うん、そんな気がする」
真姫「にこちゃん大丈夫? ちょっと疲れてるんじゃない?」
- 7 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:35:14.84 ID:TdrrzYxm.net
- 全く先の読めない展開
- 8 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:38:28.01 ID:/0HEx7fW.net
- にこ「大丈夫よ。別に何の問題も無いわ」
真姫「ならいいけど……」
にこ「ん、このラジオ本当に美味しいわね」
真姫「でしょ? 中々癖になる味よね」
にこ「もうちょっと貰えない?」
真姫「駄目よ、私の分が無くなるじゃない」
にこ「ケチ」
真姫「他にも食べるものあるでしょ? ほら、穂乃果や花陽なんかが食料常備してるじゃない」
- 9 :名無しで叶える物語(鮒寿司)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:40:42.00 ID:0cLtcsSb.net
- μ'sはサイボーグだった...?
- 10 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:42:34.63 ID:/0HEx7fW.net
- にこ「私はそのラジオが食べたいのよ」
真姫「その気持ちはよく分かるけど、ラジオはもう私の胃の中よ」な
にこ「えっ、あっ! 全部食べちゃったの!?」
真姫「美味しかったわ」
にこ「真姫ちゃんの食いしん坊」
真姫「そういうにこは卑しん坊ね」
にこ「その返しは卑怯よ」
真姫「そう? 0.8秒での切り返しとしては中々だと思うけど」
- 11 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:46:47.69 ID:IiEimalq.net
- にこ、おっとなんでもない
- 12 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:46:50.50 ID:/0HEx7fW.net
- にこ「そんなことはどうでもいいのよ」
真姫「ラジオのことも?」
にこ「この際置いておいてあげるわ」
にこ「何で皆来ないの? ラジオ食べてる間に結構時間経った筈よ」
真姫「……もう、4時半ね。いつもなら皆揃っていてもおかしくないのに」
にこ「こんな大幅な遅刻があったのに、誰も連絡を入れないというのも些か妙じゃない?」
- 13 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:51:03.93 ID:/0HEx7fW.net
- にこ「……まさかとは思うけど」
真姫「何?」
にこ「いえ、そんな筈ないわね。やっぱりいいわ」
真姫「あによ、はっきりしない言い方ね。とりあえず言ってみなさいよ」
にこ「いいのよ、思い過ごしだろうから」
真姫「思い過ごしでも何でもいいから言いなさいよ」
にこ「そう……じゃあ言うけど」
にこ「ひょっとすると、今日休みなのに、私達にだけ連絡来なかったんじゃないの?」
- 14 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:54:08.72 ID:/0HEx7fW.net
- 真姫「……それは」
にこ「ええ、そういうことよ」
真姫「ごめん、そんな可能性なら聞かない方が良かったわね」
にこ「だから言ったのに」
真姫「にこちゃんの言うことが事実だとしたらあれよね、私達ハブられたのよね」
にこ「ハブっ……!? た、ただ忘れてるだけなんじゃないの?」
真姫「日程管理はあの海未よ。メールの送り忘れなんて有り得ないわ」
- 15 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 01:58:58.54 ID:/0HEx7fW.net
- にこ「単純に、連絡網から外されたってわけ?」
真姫「じゃないかしら。まあ、集まったのが私達二人だからこそ、そんな発想が出来るんだけど」
にこ「どういう意味よ」
真姫「だって私もにこちゃんも基本ぼっちじゃない」
にこ「私はぼっちじゃないわよ」
真姫「ぼっちじゃない人間は、人も禄にこない部室に三年間も居座らないわよ」
にこ「少なくとも友人はいるわよ」
にこ「この研究部も、友人達と立ち上げたものだし」
- 16 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 02:06:42.14 ID:/0HEx7fW.net
- 真姫「空が綺麗ね」
にこ「現実逃避しないでよ」
真姫「私だってぼっちじゃないわよ。凛や花陽もいるし」
にこ「その凛や花陽も今日来てないわね」
真姫「……」
にこ「もういいわ、マック寄って帰りましょ」
真姫「そうね。ここにいても仕方がないし」
にこ「そういえば、今携帯持ってる?」
真姫「家よ」
にこ「……実は私も家に置きっぱなしなのよね」
完
- 17 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 02:36:06.09 ID:IiEimalq.net
- (°_°)
- 18 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 02:58:15.50 ID:Q+8LoT+u.net
- 二人きりにさせる作戦かと思ったら斜め上のオチだった
- 19 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 03:19:56.50 ID:a4fPhJUJ.net
- なんか星新一にありそう
- 20 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 03:20:16.43 ID:a4fPhJUJ.net
- わりとすき
- 21 :名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 03:21:15.65 ID:yoN+diji.net
- なんだこれは…
- 22 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 04:17:35.24 ID:PvfUJ+qf.net
- ラジオは全く関係なかった
- 23 :名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/:2015/02/05(木) 04:28:05.16 ID:SVq9HuGS.net
- シュール
乙
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