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海未(……え…どう、して…?視界が…ぼや、け、て…)
- 1 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/03/08(日) 23:40:52.69 ID:EWuuuy0o.net
- ーー気づいたときには、もう遅かったのです。
屋上での練習中、最後の決めポーズのために足を踏み出した瞬間、私の身体がぐらりと揺れました。
地面を踏みしめたはずの片足は自分でも驚くほど脆く、身体を支えることができなかったみたいです。
前に立ってリズムをとっていた絵里の姿もぐにゃりと歪み、意識が薄れていくのがわかりました。
ー…海未ちゃん!?ー
ー海未っ!!ー
遠くで声が聞こえるようです。みんな、すみません……。
仲間たちの声を最後に、目の前が真っ暗になり、私は完全に意識を手放しました。
誰かの腕に包まれたような温もりを感じながら………
*これは安価次第でほのうみ、ことうみ、えりうみ、うみまき、うみりん、うみぱな、うみにこ、のぞうみ のいずれかに発展するかもしれないssです
*文才皆無により更新は遅め
- 606 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/07(火) 18:01:38.04 ID:F6xgsGDX.net
- /\___/ヽ
(.`ヽ(`> 、 /'''''' ''''''::::::\
`'<`ゝr'フ\ + |(●), 、(●)、.:| +
⊂コ二Lフ^´ ノ, /⌒) | ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
⊂l二L7_ / -ゝ-')´ + | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\_ 、__,.イ\ + \ `ニニ´ .:::/ +
(T__ノ Tヽ , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、 ./|
ヽ¬. / ノ`ー-、ヘ<ー1´| ヽ | :::::::::::::ト、 \ ( ./ヽ
\l__,./ i l.ヽ! | .| ::::::::::::::l ヽ `7ー.、‐'´ |\-、
- 607 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 12:48:09.34 ID:PRNmUQuT.net
- にっこちんって何だよw
- 608 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 13:44:22.95 ID:HjHOV7LD.net
- に
- 609 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 18:05:51.78 ID:wFCv2q0l.net
- っ
- 610 :名無しで叶える物語(あゆ)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 19:28:49.84 ID:jwqJx6x4.net
- こ
- 611 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 20:02:06.14 ID:eDWl7Zgs.net
- ち
- 612 :名無しで叶える物語(地図に無い島)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 20:02:39.23 ID:10MVJTCL.net
- ゃ
- 613 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 20:02:47.27 ID:i/3U0KB5.net
- く
- 614 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 20:23:42.19 ID:GL0zl/HR.net
- あ
- 615 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/08(水) 23:12:50.74 ID:wFCv2q0l.net
- まだかな
俺はにっこちんを待ってるよ
- 616 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 10:38:11.02 ID:3OZpHjU9.net
- ほ
- 617 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 18:31:10.29 ID:fX1dCt0/.net
- の
- 618 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 19:08:40.57 ID:r7tb5vVg.net
- っ
- 619 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 21:15:02.95 ID:XMd055lN.net
- ☆
- 620 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 22:29:31.11 ID:HY884Oja.net
- 皆さん保守ありがとうございます
最近忙しくて続きの内容すら考えられませんでしたが
明日中には完結させようと思います
- 621 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/04/10(金) 22:36:05.66 ID:zfxKXcgV.net
- >>620
待っとるで!
- 622 :名無しで叶える物語(あゆ)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 00:03:59.91 ID:jgJmNn73.net
- >>620
ワイもまっとるでな!
- 623 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 10:57:15.30 ID:VjUke/R3.net
- <海未side>
ーーこうして、またいつもの日常が戻ってきました。
でも、少しだけ新しくて、特別。
私とにこは、朝、お互いの家に交互に迎えに行くことにしました。
並んで歩いているとき、にこが自然に指を絡ませてくるのは、きっと当分慣れないのでしょうけれど。
靴箱に入っていた一通の手紙に、いじけたように頬を膨らませるにこは、とても可愛らしくて。
これから、後輩からの告白を断るとき、私は「心に決めた方がいるので」とでも言うのでしょうか。
それとも、「お付き合いをしている方がいるので」、でしょうか。
にこと過ごすひとつひとつの場面を想う度、思わず笑みがこぼれてしまう。
ーーそんな、初めての幸せを噛みしめていた日の午後。
私たちは、久しぶりに部室でお弁当を食べていました。
- 624 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 11:01:27.09 ID:VjUke/R3.net
- ーー部室ーー
ふたりで、お弁当の蓋を開ける。
海未「にこのお弁当は、相変わらず彩りがいいですね」
にこ「褒めたって何も出ないわよ」
海未「私はただ、本当のことを言っただけですよ」
彩りだけでなく、栄養バランスも考えられたおかず。
それらを感心して眺めていると。
海未「ーーあっ、これ、もしかして…」
見覚えのある、私の好物が目に入りました。
にこ「そうよ、にこにー特製ごぼうの甘辛揚げ☆」
にこ「海未のやつを食べてから、研究して、作ってみたの。一口あげるわ」
海未「ありがとうございます。ではーーって…え?」
箸を伸ばしかけて、私は固まってしまいました。
なぜなら…
にこ「ほら、何やってんのよ。…あーん」
おかずを掴んだにこの箸が、目の前に突き出されていて。
- 625 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 11:05:16.09 ID:VjUke/R3.net
- 海未「そ、そんな!じ、自分で食べられますからぁっ!///」
にこ「い、いいから食べなさいよ!こっちまで恥ずかしいじゃない!///」
海未「いや、でも…っ!」
しかし、私がいくら抵抗しようとしても、にこは頑として箸を戻そうとはしませんでした。
こうなったら、腹をくくるしかありませんね…。
海未「わ、わかりましたよ!口を、開ければいいんですよね…」ア-ン
にこ「まったく、最初から素直にそうしてなさいよ…。はい」
海未「……んっ///」パクッ
口に入った瞬間から広がる風味。
醤油の辛さの中に、ほんのりとまろやかな甘みがなんとも絶妙で…
にこ「…どう?」
海未「美味しいです、とても。この風味は…ハチミツ、ですか?」
にこ「さすがね、正解よ。海未のやつには入ってなかったかしら」
海未「ええ。…この味付け、にこらしくて好きです」ニコッ
にこ「そ、そう…///」
海未「それにーー」
ちょっぴり辛くて、でも、甘くて、やさしくて…
これって、まるでーー
にこ「ん?何よ」
海未「…ふふっ、内緒です」
にこ「はぁ!?気になるじゃない!教えなさいよ〜!」プニッ
海未「ひゃぁっ! つ、つねらないでくらさい〜っ!痛いれす〜〜っ」
……………
………
…
- 626 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 11:08:58.33 ID:VjUke/R3.net
- にこ「ーーはぁ……。海未って意外と頑固よね」ハァ
海未「にこも人のこと言えるんですか?」クスッ
にこ「随分言うようになったじゃない」
にこ「…あっ、でも、そういえば」
にこ「こうやって部室で二人きりになるのも、久しぶりね」
海未「ええ。でも、まだ2回目なのに、なぜかこうしているのが当たり前のように感じる…。不思議です」
にこ「…別に、不思議なことはないわよ」
海未「どうして、ですか?」
にこ「だって、そりゃあ…」
にこ「これからはこれが当たり前になるんだから♪」
海未「にこ…」
- 627 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 11:12:36.15 ID:VjUke/R3.net
- にこ「あ、でも」
にこ「たまには4人で、ってのもいいかもね」
海未「4人、ですか…?」
にこ「穂乃果とことりよ。海未が望むなら、別にあんたたち3人だけでもいいわ」
海未「あ…」
私は、ようやく気づきました。
にこは、私たち3人の関係にまで気を配って…
やはり、にこは私のことをよく理解してくれているのですね…。
海未「もう…」
海未「そういうところが…好きなんです」ボソッ
にこ「………馬鹿///」
少しの沈黙。
でも、こんな時間すら幸せに思えてしまって。
海未「…///」
にこ「…///」
しばらくの間、部屋にはふたりの息づかいだけが聞こえていました。
しかし、突然。
ガチャ
部室のドアノブが、捻られたのです。
- 628 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 12:13:41.05 ID:8CijyIuv.net
- あら^〜
- 629 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 15:02:21.05 ID:VjUke/R3.net
- ガチャ
にこうみ「「!?」」
そして、入ってきたのはーー
凛「もう終わったかにゃ?しつれいしまーす♪」
絵里「ちょっと凛!ノックくらいしないと…」
穂乃果「ノックならさっきしたよ〜!」
希「まあ、ウチらの部室なんやし、遠慮するほうもおかしいやん?」
にこ「あ、あんたたち!?いきなり入ってくるんじゃないわよ!」
海未「そ、そうですよ!びっくりするじゃないですか…!」
花陽「ご、ごめんね…。さっきノックはしたんだけど…」
真姫「謝る必要もないでしょ。2人がずっとイチャイチャしてて気づいてくれなかっただけなんだから」
海未「い、イチャ…!?そ、そんなことしてませんっ!」
にこ「そ、そうよ!にこ達はお弁当食べてただけだしー」
ことり「それにしては、あんまり減ってないみたいだけど…」
にこうみ「」ギクッ
真姫「…反応、あからさますぎ」
希「…なぁ、にこっち?さっき海未ちゃんに『あーん』ってーー」
にこうみ「「希っ!!」」//////
- 630 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 15:03:25.16 ID:VjUke/R3.net
- 海未「もう、やめてくださいっ!そもそも何しに来たんですか!?」
にこ「まさか、からかいに来ただけってわけじゃないでしょうねぇ!?」
しかし、するとみんなは互いに顔を見合わせて。
穂乃果「う〜ん、それは違うかなぁ」
絵里「ええ、むしろ逆ね」
にこうみ「…?」
ことり「ふふっ、実はね」
ことり「今日はふたりにプレゼントがあるんですっ♪」
- 631 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 15:06:38.71 ID:VjUke/R3.net
- にこうみ「ぷれぜんと…?」
ことり「へへへ…」
無邪気な子どものような笑みを浮かべて、ことりは持っていたおしゃれな箱を開け始める。
すると、中に入っていたのはーー
にこうみ「「…!」」
ことり「じゃーん☆ 昨日の夜、穂乃果ちゃんと作ったの〜」
ことりが箱の中から取り出したものは、なんと1ホールケーキでした。
凛「凛たちは、2人をお祝いしに来たんだよ!」
穂乃果「この苺はね、穂乃果が並べたんだっ♪」
にこ「そんなこと、しなくていいのに。昨日、散々『お祝い』してもらったから」
真姫「なにそれ、嫌味?」
花陽「も、もしかして…嫌だった…かなぁ…?」シュン
海未「そんなことありませんよ、花陽」
花陽「え…?」
海未「にこは、これでもみんなには感謝しているんです」ニコッ
にこ「え」
海未「昨日なんか、『こういうのも案外ーー
にこ「ちょっと海未っ…!!」アセアセ
海未「もう…にこは素直じゃないんですから」
穂乃果「あはっ、海未ちゃんがそれ言っちゃう?」クスッ
海未「穂乃果…」
海未「…ふふっ、それもそうかもしれませんね」
- 632 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 18:08:46.35 ID:VjUke/R3.net
- ことり「はいはーいっ」パンパン
少し騒がしくなったところで、ことりが手を叩く。
ことり「時間もないし、そろそろメインいこっか♪」
6人「「おぉーっ!」」
にこうみ「メイン…?」
ことり「そうよ。さっ、穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「うんっ!」
にこうみ「???」
ことりの促しに頷いた穂乃果は、ゆっくりとこちらへ近づき、左手に隠し持っていたものを私たちに差し出しました。
穂乃果「…はい、これ。2人で持って」
海未「これは…」
差し出されたものは、どこの家庭にもあるような1本の食事用ナイフでした。
にこ「2人で…持つの…?」
穂乃果「そうだよ」
ケーキ… ナイフ… 2人で…
頭の片隅に、ひとつのイメージが浮かび上がる。
いや、でも、まさか…。
ーーしかし、その想像は当たってしまったようで。
ことり「…こほん。それではさっそく」
ことり「ケーキ入刀をしていただきたいと思いますっ♡」
- 633 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 18:10:52.10 ID:VjUke/R3.net
- にこ「ま、待ちなさいよっ!そういうのって結婚式で…!」
希「まあまあ、似たようなもんやん?」
凛「じゃあいっそ結婚するにゃ〜!」
ガヤガヤ
海未「…」
私は机に置いてあるケーキをちらりと見る。
真っ白な生クリームをたっぷりと塗ったスポンジケーキの上に、ハート型に苺を並べたシンプルなもの。
ウエディングケーキを模したものだから、というのはあるのでしょうが、ことりがいたならもっと凝ったものを作ることもできたはずです。
ですがーー私たちにはこれこそが最高だと思いました。
飾り気のない、ありふれた幸せ。
これ以上でも、これ以下でも、ありませんから。
それにーー
にこ「だから〜、にこが言ってるのはそういうことじゃ…………って」
にこ「……海未…泣いて、るの?」
- 634 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:21:08.44 ID:VjUke/R3.net
- 私は気づいてしまったのです。
とは言っても、勝手な連想にしかすぎないのですが。
生クリームの白はことりのイメージカラー。
上に乗った苺は穂乃果の好物。
私たちの幸せは、穂乃果やことりがいて初めて成り立つものなのだと。
そんなことを、改めて実感してしまって。
海未「……いえ…なんでも、ありませんっ…」ゴシゴシ
海未「…穂乃果、ことり。それから、みんなも」
海未「今日は本当に、ありがとうございます」
ことほの「海未ちゃん…」
にこ「海未…」
海未「にこ」
海未「一緒に、やらせていただきましょう」
にこ「…もう、しょうがないわね」フッ
- 635 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:23:46.00 ID:VjUke/R3.net
- 私たちは、穂乃果からナイフを受け取る。
ナイフを差し出す左手首からは、常時つけていなければならなかったリストバンドも、あの悲惨な傷も、すっかり消えていました。
さすがは西木野総合病院、といったところでしょうか。
ーー思えば、穂乃果は私のことを「好き」と。そう、言ってくれたんでしたね。
「好き」は人を狂わせ、時に傷つける。
私もいつか、にこに狂ってしまうのでしょうか。
それとも…もう狂ってしまっているのか。
何はともあれ、穂乃果の傷が消えて本当によかった。
海未「…穂乃果」
海未「あなたは昨日、にこに言いましたよね。…絶対に、私を幸せにするように、と」
穂乃果「うん、言ったよ」
海未「…それはもう、叶っています」
穂乃果「…!」
海未「μ'sのみんながいて、穂乃果やことりがいて、そしてーー」
海未「隣ににこがいるだけで、私は十分に幸せですから」ニコッ
にこ「海未っ…」ウルッ
海未「…で、ですから、その……」
海未「ずっと、一緒にいてくださいね?///」
- 636 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:24:49.80 ID:VjUke/R3.net
- 重なる、ふたつの手。
少しだけ、ギュッと力が込められた気がしました。
にこ「あ、当たり前じゃない…。言ったでしょ?」
にこ「……離さない。嫌だって言っても逃さない、って」
にこ「ずっと…一緒よ」ニコッ
にこの瞳から、涙がはらりとこぼれ落ちる。
その涙も美しいと思ってしまう私は、やはり狂っている。溺れているのかもしれません。
海未「はい…ずっと、一緒です」フフッ
なぜでしょうか。頬に熱いものが伝うのがわかりました。
おかしいですね、さっき拭ったばかりなのに…。
でも、そんなこともどうでもよくなるくらい、私の胸はいっぱいでした。
- 637 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:25:41.23 ID:VjUke/R3.net
- 穂乃果「…そっか」クスッ
穂乃果「なんか、2人とも、変わったね」
海未「そ、そうでしょうか…?」
花陽「わ、わかりますっ!恋をすると変わるって言うし!」
凛「海未ちゃんは前より可愛くなったにゃー!」
真姫「にこちゃんは前よりキモチワルくなったかも」
希「そうやね。にこっち、教室でたまに授業中ニヤニヤしとったもんなぁ?」
にこ「あ、あんたたち…」
真姫「じょ、冗談よ。にこちゃんは…いろいろ積極的になった…かな?」
絵里「そうね。でも、にこがリードしつつも対等な関係ってとこかしら。ハラショーよ☆」
希「2人には陰がない。今もこれからも幸せやって、カードも言うてるよ」
海未「陰が…」
にこ「ない…?」
ことり「…つまり、2人とも素直になれたってことじゃないかな♪」
にこうみ「…!」
ことり「ふふっ、それじゃあ、海未ちゃん、にこちゃん」
にこうみ「…ええ」
- 638 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:26:57.47 ID:VjUke/R3.net
- 私たちは、ナイフを握り直しました。
互いの体温が伝わってくる。
顔を見合わせると、にこは優しく微笑みました。
にこ「ーーいくわよ、海未」
私たちは今、愛という幸せに溺れている。
海未「…はい」
けれどこのナイフは、何かを傷つけるものなんかじゃなくて。
にこうみ「せーのっ」
私たちは、最高の仲間たちに見守られながら、
真っ白なページに、
「ふたり」の証を刻んだのでした。
ルート2 happy end
- 639 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:28:12.99 ID:VjUke/R3.net
- ようやく完結です。
特にひねった内容が書けなくて申し訳ない…。
できるだけ無駄なシーンを無くそうとは頑張りましたが、伏線回収しきれてない部分があったらごめんなさい。
何はともあれ終点まで付き合ってくださったセブン兄さん方、本当にありがとうございました!
もしよければ、にこうみ書いてください。
- 640 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:29:37.98 ID:bqvRW1PC.net
- 乙!楽しかった
- 641 :名無しで叶える物語(鮒寿司)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:40:28.33 ID:FCJaCH1l.net
- 乙!10ハラショー
- 642 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:41:29.01 ID:y2Z4yo9f.net
- 乙!面白かった
- 643 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 21:47:56.85 ID:E1T2pad+.net
- 乙!
未練がなくなると傷も消えるのか
深いな…
- 644 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 22:09:08.03 ID:yv5inES4.net
- ハッピーすぎて泣いた ありがとう ありがとう
- 645 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 22:32:01.08 ID:/fMSQ/Nv.net
- 乙でした
- 646 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 22:38:17.54 ID:n9N9wg5S.net
- ありったけの乙
- 647 :名無しで叶える物語(あゆ)@\(^o^)/:2015/04/11(土) 23:23:16.29 ID:jgJmNn73.net
- 乙!面白かった!
- 648 :名無しで叶える物語(カボス)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 00:38:39.30 ID:S2YeV1eW.net
- 乙です!
- 649 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 00:41:30.12 ID:NyhiCLV8.net
- 乙です!
ルート1、2ともに良かったです!
- 650 :名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 02:18:16.76 ID:SzfKW6kA.net
- 乙
こんな素晴らしいSSを現行で追えたことに感謝
- 651 :名無しで叶える物語(芋)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 04:48:26.44 ID:xekJHaRU.net
- 乙
- 652 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 05:34:18.67 ID:7pT5GKK1.net
- 乙
- 653 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/04/12(日) 14:45:47.74 ID:HBzACWp7.net
- 乙
- 654 :名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/:2015/04/13(月) 18:56:57.50 ID:yIvDSm3L.net
- 乙
また頭から読み直そうと思う
- 655 :名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/04/14(火) 20:07:26.45 ID:DtBl+6xF.net
- ルート1はまだだろ
ほのうみはルート3だ
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