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海未「幼馴染に持ってはいけない感情を持ってしまいました」

1 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:09:08.11 ID:6BBpH/rS.net
自分の気持ちに戸惑いながらも幼馴染も怖がらせたくないから想いを死ぬまで隠し通す海未ちゃんスキ

2 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:31:17.98 ID:G4MJhDWp.net
この想いは墓まで道連れです
ですが、せめて…せめて夢の中で微笑み合うことくらいは、許されますよね…

深夜に枕を濡らす海未ちゃんスキ

3 :名無しで叶える物語(芋)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:31:52.07 ID:GHtHqsRX.net
俺は>>1のことが好きや

4 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:32:31.93 ID:tSFjarHB.net
誰にかはいわない1が好きだわ

5 :名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:33:32.15 ID:0jEsqqhR.net
こういうふうに葛藤してる同性愛描写もっと。きゃっきゃうふふなんてファッション的なのはいらん

6 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:40:44.95 ID:WxXFQ+pT.net
歌詞でばれる

7 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:44:56.86 ID:otNLhFlJ.net
穂乃果「昨日のさぁーー」

ことり「あれ面白かったねーー」

いつもと変わらない登校。
前を歩く二人の背中から目を逸らし、俯く。
こんな気持ちを抱いた私に、彼女を真っ直ぐ見る資格などありません。

「ーーちゃん?」

「っ…はい?」

穂乃果「どうかした?」

ことり「具合でも悪いの?」

無垢な目で、純粋に私を心配する双眸にときめきを覚え、僅かに顔が熱くーー
いけません。

「大丈夫ですよ」

今迄通りの私を演じ、微笑む。
二人はほっとした表情で会話を再開し、私はただ後ろをついて行くのが精一杯でした。

8 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:49:35.71 ID:otNLhFlJ.net
どっちにしよう

9 :名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:50:50.00 ID:tSFjarHB.net
どっちのこと考えているか濁すような書き方てきつい?

10 :名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:54:08.48 ID:Sa3WQLeR.net
どっちもでええやん

11 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 21:57:33.55 ID:otNLhFlJ.net
頑張ってみるわ

12 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:05:35.48 ID:+FSIPcsN.net
(両方じゃ)いかんのか?

13 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:07:10.01 ID:otNLhFlJ.net
〜〜

穂乃果「いやー今日もパンが美味いっ!」

ことり「あ、海未ちゃんのそれ美味しそう♪ことりのと交換しよぉ?」

「かまいませんよ」

少しばかり日差しの強い中庭で二人といつも通りの昼食。
口に運ぶ仕草、何気ない周囲の動きに合わせて動く視線。
そんな当たり障りのない事にさえ、私の心が揺らぐ。

「海未ちゃん?ぼーっとしてどうかした?」

「い、いえ、少し考え事を」

止まっていた手を慌てて動かし、残り少ない昼食を食べ切って誤魔化す。

穂乃果「朝からなんか変だよ?」

ことり「やっぱり具合悪い?今日ちょっと暑いからバテちゃった?」

「心配ありがとうございます。ですが、本当に大丈夫ですよ」

にっこりと微笑み、空の弁当箱をしまう。

「さぁ、次は移動教室ですから、早めに戻りましょう」

14 :名無しで叶える物語(風の楽園)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:09:41.14 ID:nS4O+jEg.net
正直こういう葛藤も茶番にしか見えない

15 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:13:01.42 ID:otNLhFlJ.net
〜〜

少し離れた席で、気がつけばその横顔に視線を向けてしまう。
時折目が合うと、彼女はにっこりと微笑みを向けてくれる。
それを愛おしいと思う自分に嫌気がさす。

「……」

広げたノートにペンを走らせ、学生としてのやるべき事をこなすも、頭には彼女の事を浮かべてしまう。

「っ……」

誰にも気付かれぬように噛んだ唇が、決して伝えられぬ想いの痛みと重なった。

16 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:25:20.42 ID:otNLhFlJ.net
〜〜

「ワンツースリーフォー」

私の手拍子に合わせて踊る仲間。
その一挙手一投足に目を光らせ、一つ一つを指摘する。

「では少し休憩にしましょう」

やや間延びした返事で散開するメンバーと共に自分の荷物の元へ歩く。

穂乃果「あっつーい!」

ことり「ほんとだねー…」

「ことり、穂乃果、お疲れ様です」

二人にドリンクを手渡し、並んて腰を下ろす。
少し触れる指。
上気した顔。
伝う汗を拭うようにタオルに顔を埋め、視界を遮断し、熱くなる顔を隠す。

やいやいと騒ぐ他のメンバーの声が耳を通り抜けてしまうほどに、隣に座る彼女の気配に意識が集中してしまう。

ことり「海未ちゃんも暑そうだね」

穂乃果「耳まで赤いよー」

「立ってるだけでも結構消耗しますしね」

隠しきれない赤みを太陽のせいにして、他愛もない会話に興じ、心に蓋をする。

17 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:37:17.99 ID:otNLhFlJ.net
〜〜

「……」

自宅の道場で一人。
時折さえずる鳥の声に、心を鎮める。

「……」

瞑想を終え、そっと立ち上がり、滲む汗を拭う。
手早く着替えを済ませ、自室に戻ると、ベッドへ身を投げた。

ふいに顔を向けた先で、写真立ての中の彼女が笑みを浮かべている。

「……好き、です」

決して答えぬ彼女にそっと想いを投げかけるも、虚しさだけが残る。

「……はぁ」

自分が泣いていることに気付くのが、少しばかり遅れ、伝う涙を慌てて拭う。

そのまましばらくして、夕食を告げる声に立ち上がると、写真立てをそっと倒す。

「これで…いいんです」

私の恋はこのまま私の中で死んでゆく。

せめてもの弔いに、欠片を歌に乗せて。

18 :名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:38:03.75 ID:otNLhFlJ.net
もう終われ

無理があったわ

19 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:41:10.06 ID:G4MJhDWp.net
ああ、この世界は私の想いを許してはくれないのですね
ならば、これからの人生は彼の人の幸せの為に捧げましょう
新たな命を精一杯謳歌します

尽くす人生に喜びを見出す海未ちゃんスキ

20 :名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/:2015/09/04(金) 22:43:58.11 ID:A9JYbZ++.net
逆にどっちに懸想してるかわからない感じも・・・・ありだな

21 :名無しで叶える物語(公衆)@\(^o^)/:2015/09/05(土) 16:16:52.47 ID:kESHQWSr.net
でもどっちかきめないとこれ以上進まん

22 :名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/09/06(日) 04:58:45.84 ID:cHHrYStM.net
先にことりちゃん呼んでる時点で

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