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千歌「デュエマで勝負!」聖闘士スノー姉「望むところです!」

1 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:47:08.15 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「・・・あ、はい。このカードと・・・あとこのカード」

店員ちゃん「はぁい」

モブ娘A(え?あれ9位の人じゃね?)

モブ娘B(9位のグループのちっこい方だ)

モブ娘C(【朗報】9位の聖闘士スノー、カードショップに堂々出没・・・っと)ポチポチ

モブ娘D(どうしよう・・・一応サインとか求めた方がいいのかな・・・?)

聖闘士スノー妹「あ、端数の分はポイント使います」

モブ娘A(ポイント・・・)

モブ娘B(ポイント・・・)

モブ娘C(【悲報】9位の聖闘士スノー、支払いは堂々ポイント使用【庶民派】、っと)ポチポチ

2 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:48:41.52 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「おまたせしました。姉さま」

聖闘士スノー姉「用事は済んだ?」

聖闘士スノー妹「はい!」

聖闘士スノー姉「なら早くここを出ましょう。なんだか汗をかいてきたの」

聖闘士スノー妹「カードショップの中ってなんでこんなに温度高いんですかね」

聖闘士スノー姉「それと全体的にボリューム大きいわ」

聖闘士スノー妹「ま、まあ居酒屋並に騒がしいですよね」

聖闘士スノー姉「あと狭い」

聖闘士スノー姉「それに」
聖闘士スノー妹「ね、姉さま・・・その辺で・・・」

3 :名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:50:12.90 ID:g42BU4KO.net
名前くらい覚えたげてよぉ!

4 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:50:18.60 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「・・・あれ?それデュエマのパックですよね?」

聖闘士スノー姉「ええ。貴方を待ってる間暇だったから買ってみたの」

聖闘士スノー妹「姉さまもとうとうデュエマデビューですか!?」

聖闘士スノー姉「いえ、そういうわけではないわ」

聖闘士スノー妹「そ、そうですか・・・」

聖闘士スノー姉「というか、あなたもそろそろいい年なのだから、こういった子供のお遊びは卒業すべきだと思うの」

聖闘士スノー妹「デュエマは遊びじゃありません!」

聖闘士スノー妹「魂と魂をぶつけ合う真剣勝負なんです!!」

聖闘士スノー姉「そう」

聖闘士スノー妹(む、無関心・・・)

5 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:52:10.98 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー姉「それよりそろそろ本当に出ましょう。セイントスノーがカードショップに出没するなんて変な噂が立ったら、私たちの築いてきたイメージが崩れてしまうわ」

聖闘士スノー妹「セイントスノーはクール&スタイリッシュが売りですからね!」

聖闘士スノー姉「それが分かっているならこんなお遊びは卒業すべきです」

聖闘士スノー妹「うっ・・・」

???「これ下さい」

店員「あ、はい」

聖闘士スノー姉「そもそも、私たちはA-RISEのようなトップアイドルになることを宿命付けられている身分なんだから、こういったことは控えてもらわないと困るの」

聖闘士スノー妹「うぅ・・・」

聖闘士スノー姉「トップアイドルがこんなむさ苦しいお店に来ますか?子供向けの玩具で遊びますか?遊ばないでしょう?」

聖闘士スノー姉「私たちが敬愛するあの方たちだって」
???「なんだこれは・・・」

???「ドギラゴンガチャよ!」

???「とうとう人形をデュエルに用いることになるのかデュエマは・・・」

聖闘士スノー姉「・・・」

6 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:53:58.21 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「?どうかしましたか姉さ」

???「まあ、ぶっちゃけサイコロなんだけど」
聖闘士スノー妹「ま?」

???「しかも現状では公式大会で使えないってオチ付きよ」

???「なんでそんなものを導入したんだ・・・?」

???「それは誰にも分からないわ」

???「流石はデュエル・マスターズよねぇ」

聖闘士スノー姉「・・・んん?」
聖闘士スノー妹「・・・んん?」

7 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:55:08.26 ID:jyL4IGLW.net
???「ん?」

聖闘士スノー妹「・・・」

聖闘士スノー妹「A-RISE!!?」

ツバサ「・・・」
英玲奈「・・・」
あんじゅ「・・・」

モブ娘A「えっ!A-RISE!?」

モブ娘B「あの初代ラブライブ覇者の!?」

モブ娘C「その後すぐにμ'sに負けて話題に埋もれた伝説のスクールアイドルの!?」

ツバサ「違います」

あんじゅ「人違いです」

8 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:56:50.12 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「私はミスターT。ただのしがないカードバトラーよ」

あんじゅ「なにさらっと性転換してんのよ」
英玲奈「特攻野郎なのかトゥルーマンなのかはっきりしろ」

ツバサ「彼女はミセスA。私とはただれた関係なの」

あんじゅ「人を勝手に入籍させんなっつーの!」

英玲奈「そして私は火消しの風。プリベンダーウインド」

ツバサ「頼りになるモビルスーツよ」

あんじゅ「コイツのメガキャノンには何度も助けられたわ」

英玲奈「言葉には気を付けろよお前ら。万が一私が本当にトールギスだったら今すぐお前たちを薙ぎ払ってるところだからな」
聖闘士スノー妹「すみません。他人の空似でした」

9 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 20:58:43.52 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「いやいやいや!!いくら完璧な変装をしても重度のアライザーである私たち姉妹の目は欺けません!!」

聖闘士スノー妹「ね!姉さま!」

聖闘士スノー姉「・・・」

聖闘士スノー姉「・・・」

聖闘士スノー姉「・・・」

聖闘士スノー妹「姉さま!?」

聖闘士スノー姉「へっ!あ、ああうん!そうね・・・じゃない!そ、そうでしゅね!?」

モブ娘A「9位の人たちがそう言ってるってことは・・・マジでA-RISE?」

モブ娘B「やば・・・これって大事件じゃん・・・」

モブ娘D「さ、サインを・・・!!」

英玲奈「あー、ダメだこりゃ」

あんじゅ「撤収ねぇ」

ツバサ「ちょっと!まだガチャ買ってない!」

英玲奈「腱鞘炎になる程度のサインを書き終えれば買えるぞ」
ツバサ「撤収ーー!!」

10 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:00:36.36 ID:jyL4IGLW.net
・・・・・・
・・・

ツバサ「ガチャ・・・」

あんじゅ「あんなんどこでも買えるわよ」

英玲奈「・・・ふぅ」

英玲奈「やってくれたな。お前たち」

聖闘士スノー姉「・・・」

聖闘士スノー妹「す、すみません・・・つい、興奮してしまって・・・」

聖闘士スノー姉妹「・・・」

英玲奈「・・・お、おい・・・別に怒ってるわけじゃないぞ?」

あんじゅ「統堂さん子供相手に大人気なぁい」

ツバサ「初対面の娘に説教とかいいご身分よね」

英玲奈「私が悪いみたいな空気にするな!!」

11 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:02:45.25 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「貴方たち、スクールアイドルでしょ?」

聖闘士スノー妹「分かるんですか?」

あんじゅ「まあ、ちょっと顔がよければみんなスクールアイドルやってるご時世だものねぇ」

英玲奈「正直今のラブライブの規模は引く」

聖闘士スノー妹「あ、あのっ!私たちA-RISEに憧れてスクールアイドルを始めて!」

ツバサ「え?まじかる!?」

ツバサ「聞いた2人とも?この娘たち私に憧れてスクールアイドル始めたって!」

英玲奈「なにお前だけの手柄にしてんだ」

あんじゅ「というか、それって当然よねぇ」

あんじゅ「もはや全人類が私のファンだもの」
英玲奈「お前たちは本当に自分しか愛せない人間だな」

英玲奈「全人類アライザー説には賛同するが」

聖闘士スノー妹「A-RISEっていつもこんなかんじなんですか?」

ツバサ「今日はまだエンジンかかってないわよ」

12 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:04:56.67 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「で、とりあえずデュエマする?」

英玲奈「唐突過ぎるだろ。いくらなんでも」

あんじゅ「たしかに導入グダってるけど」

聖闘士スノー姉「・・・」

聖闘士スノー妹「ね、姉さま・・・?」

聖闘士スノー姉「・・・こわれた」

聖闘士スノー姉「私の中のA-RISEが・・・」

聖闘士スノー姉「アイドルが・・・」

聖闘士スノー姉「こわれていく・・・」ホロホロ

聖闘士スノー妹「ね、姉さまが静かに涙を・・・」

ツバサ「なんかゴメンね」

13 :名無しで叶える物語(ささかまぼこ)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:05:17.55 ID:U8BoBCL3.net
前ターボゼニス対天門書いてた人かな?

14 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:07:02.63 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「ま、お詫びと言っては何だけど、ここで会ったのも何かの縁」

ツバサ「今日は先輩アイドルとして何でもアドバイスするわよ!」
英玲奈「面倒くさいな」
あんじゅ「それアンタ1人でやりなさいよ」

ツバサ「ささっ、アレやらコレやら聞いてみそ?」

聖闘士スノー姉「違うもん・・・私のA-RISEはみそとか言わないもん・・・」ホロホロ
聖闘士スノー妹「姉さまキャラ!キャラ!」

英玲奈「いや、みそくらい言わせろよ」

あんじゅ「味噌汁をただの汁と言えってか」

聖闘士スノー妹「皆さん酔ってるんですか?」

あんじゅ「私たちくらいになるとシラフからこのスタンスよ」

英玲奈「流石は私たちだよな」

ツバサ「あ!でも常に酔ってはいるわよね」

ツバサ「自分自身に」キリッ

聖闘士スノー姉(あ・・・かっこいい・・・)キュンッ

15 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:09:49.81 ID:jyL4IGLW.net
あんじゅ「おチビの恥ずかしい台詞はスルーして」

ツバサ「クリティカルヒットでしょうよ」

英玲奈「極寒のジャックポットにな」

聖闘士スノー姉「・・・コホン」

聖闘士スノー姉「相談に乗って下さる、ということでしたよね?」
聖闘士スノー妹(あ・・・よかった。姉さまが元に戻った・・・)

聖闘士スノー姉「私たちはA-RISEを目指して努力してきました。だから、まずは見てほしいんです」

聖闘士スノー姉「私たちがどこまで皆様方に近付けているのか」

聖闘士スノー姉「いくわよ!理亞!」

聖闘士スノー妹「はいっ!姉さま!」

聖闘士スノー姉「最高だと!言われたいよ!」
聖闘士スノー妹「最高だと!言われたいよ!」

英玲奈「おい、こいつら路上でゲリラライブ始める気だぞ」

ツバサ「これが若さか」
あんじゅ「この娘たち全自動A-RISEの正体バラしたいマシーンなの?」

16 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:11:35.30 ID:jyL4IGLW.net
・・・

聖闘士スノー姉「どうでしたか!私たちのパフォーマンスは?」

英玲奈「普通だな」

あんじゅ「普通ね」

ツバサ「うん。普通によくできてるわよ」

聖闘士スノー妹「ふ、普通・・・!?」

英玲奈「お前ら・・・揃いも揃ってボキャブラリー貧困すぎるだろ」

あんじゅ「そっくりそのまま返すわぁ」

ツバサ「ほら、よく考えたら私たち才能の塊だから」

英玲奈「ぶっちゃけ凡人にどうアドバイスしたらいいのかなんて分からん」

あんじゅ「無駄な時間だったわねぇ」

聖闘士スノー姉「えぇ・・・」

聖闘士スノー妹(普通・・・)

17 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:13:30.31 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「けど、どうすればいいのかは分かるわ」

ツバサ「貴方たち同期で気になってるグループはいる?」

聖闘士スノー姉「あ、はい。いくつか注目しているグループはありますが」
聖闘士スノー妹「Aqours」

聖闘士スノー姉「理亞・・・?」

聖闘士スノー妹「Aqoursです」

聖闘士スノー妹「そうでしょ?姉さま」

聖闘士スノー姉「・・・そうね」

ツバサ「なるほど・・・Aqours」

ツバサ「じゃあ、その娘たちのとこに行きましょうか!」

聖闘士スノー姉妹「・・・へっ?」

18 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:15:50.86 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「戦うのよ!己のライバルたちと!」

ツバサ「好敵手と切磋琢磨してる瞬間、人は覚醒する!」

ツバサ「青春なんてそんなもんなのよ!!」

聖闘士スノー妹「め、滅茶苦茶・・・」

英玲奈「実際私たちはそれで一度負けてるからな」

あんじゅ「あんなんラッキーダーツよ」

聖闘士スノー姉「で、でも彼女たちは静岡のスクールアイドルなんです!」

英玲奈「静岡か・・・こっからだとちょっと遠いな」

聖闘士スノー妹「ちょっとどころか海跨ぎますよ!?」

ツバサ「大丈夫大丈夫!そんなのプライベートジェットでひとっ飛びだから!」

聖闘士スノー姉「ぷ、ぷらっ!?」

あんじゅ「覚えておきなさい。頂点に立つ者は何をしてもいいの」

英玲奈「お前らも将来セスナくらいは所持できるように頑張れ」

聖闘士スノー妹「スケールが違いすぎる・・・」

19 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:17:19.68 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「とりあえず呼んどいたから、今の内にご両親に連絡したら?」

聖闘士スノー姉「え?」

英玲奈「今からだと泊まりになるからな」

ツバサ「諸々の出費はお姉さんたちに任せておきなさい!」

英玲奈「お前たちは何も言わずに私たちについてくればいい」

あんじゅ「まるで人さらいねぇ」

聖闘士スノー妹「・・・あの」

あんじゅ「ん?」

聖闘士スノー妹「さっきの普通って・・・」

あんじゅ「・・・」

あんじゅ「私はあの二人ほど優しくないからはっきり言うけどね」

あんじゅ「アンタのお姉ちゃん、間違いなく才能あるわ」

聖闘士スノー妹「・・・」

あんじゅ「それで普通って称される意味・・・分かるでしょう?」

聖闘士スノー妹「・・・」

20 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:19:34.76 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「せっかくだし道中でデュエマしない?」

聖闘士スノー妹「どれだけデュエマしたいんですか・・・」

英玲奈「大人になると時間ばかりが減っていってな」

あんじゅ「こういう1分1秒が尊くなるのよねぇ」

聖闘士スノー姉「なるほど・・・だからプライベートジェット・・・」

聖闘士スノー妹「あんまり関係ないと思いますよ」

聖闘士スノー姉「そ、それにしても意外でした。A-RISEの皆様がまさかこんな子供のお遊びを嗜まれていたなんて・・・」

ツバサ「デュエマは遊びじゃないわ!魂と魂のぶつかり合いなのよ!」

聖闘士スノー姉「そ、そうですよねすみません!高度な話なんですよね!分かります!」

聖闘士スノー姉「・・・わ、分かります」

聖闘士スノー妹「姉さま・・・」

21 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:21:47.03 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「そ、そうだ姉さま!さっきのパック、開けてみたらどうですか?」

聖闘士スノー姉「え?ああ、これね」

英玲奈「なんだ。お前もやるんじゃないか」

聖闘士スノー姉「いえ、これは気まぐれで購入しただけで」

あんじゅ「分かったから。とりあえず開けてみなさいよ」ソワソワ

英玲奈「そうだな。開けてみてくれ」ソワソワ

聖闘士スノー姉「な、なんかテンション高いですね・・・?」

ツバサ「パック開ける時ってワクワクするわよね」ワクワク

聖闘士スノー妹「分かります」ワクワク

22 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:23:44.85 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー姉「・・・あら?1枚だけやけに豪華なのが」

英玲奈「そ、それは・・・!」

ツバサ「レジェンドカード!!」

聖闘士スノー姉「レジェンドカード・・・ですか?」

聖闘士スノー妹「大当たりですよ姉さま!私もまだ持ってないカードです!」

聖闘士スノー姉「そうなの?なんだか悪いわね」

聖闘士スノー妹(すごい・・・初めて買ったパックでレジェンドカードを当てちゃうなんて、やっぱり姉さまは私と違って天に愛されている!)

聖闘士スノー妹(・・・私と、違って)

あんじゅ「・・・」

23 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:25:41.30 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹(姉さまは身内贔屓を差し引いてもカリスマだった)

聖闘士スノー妹(幼い頃からみんなの先頭を歩み、みんなが姉さまに羨望の眼差しを向けて)

聖闘士スノー妹(生まれる世界が少しだけ違っていたら、A-RISEやμ'sとだって並んで立てる存在)

聖闘士スノー妹(姉さまがスクールアイドルを始めるって聞いた時、本当は沢山の誘いがあって、姉さまに負けないくらいきらびやかな人たちが姉さまを求めて)

聖闘士スノー妹(それでも私を選んでくれた)

聖闘士スノー妹(だから、ただがむしゃらに頑張った。私も姉さまに負けないくらい輝けるようにって)

聖闘士スノー妹(結果がついてきた時、私だって輝いていると思った)

聖闘士スノー妹(でも、ある時ふと気付いたわ。私は姉さまに向けられた光の、ただ隣にいただけだって)

聖闘士スノー(非凡と平凡の二律背反はセイントスノーを穢し、それはユニットである意義の消失を意味する)

聖闘士スノー妹(私程度が気付けることだもの・・・姉さまだってその事実は理解してるはず。でも、優しいあの人が今更私を見捨てるようなことはしない)

聖闘士スノー妹(なら、私こそが姉さまの・・・足枷なんだ)

24 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:28:22.66 ID:jyL4IGLW.net
・・・・・・
・・・

ツバサ「はーるばっるきったぜうーっちうらーっと!」

英玲奈「で、裏の星女学院とやらはどこだ?」

聖闘士スノー姉「この辺りだと思うんですが」

あんじゅ「いつまで歩かせるんだっつーの・・・これだから田舎は」

聖闘士スノー妹「あ、姉さま。あれじゃないですか?」

ツバサ「ふぅん・・・あそこに私たちの可愛い後輩を待ち受けるライバルがいるのね」

聖闘士スノー姉(可愛い後輩・・・)

聖闘士スノー姉(・・・もう全部受け入れよう。これが私たちの目指してきたA-RISEなんだ)

聖闘士スノー妹(姉さまがすっごいウキウキしてる・・・)

聖闘士スノー妹(よかった。元気を取り戻してくれたみたい)

英玲奈「とりあえずどうする?窓ガラス全部割るか?」

あんじゅ「そういう物理的な手段に頼るようじゃ二流ね。心に一生残るトラウマを植え付けた方が賢いわ」

聖闘士スノー姉「う、うけ・・・うけっ・・・うけいれ・・・」
聖闘士スノー妹「姉さま大丈夫!あれ全部空耳だから!」

25 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:30:25.12 ID:jyL4IGLW.net
鞠莉「きゃあああああ!!」

果南「鞠莉!!」

ダイヤ「クックック・・・この程度ですの?裏の星の理事長といえど、所詮は人の子ですのね」

鞠莉「ご、ゴメンみんな・・・しくじったみたい・・・」

梨子「鞠莉さん!」

曜「もういい!喋らないで!」

鞠莉「ち、千歌っち・・・」

千歌「・・・」

鞠莉「の、残るは・・・あなた・・・ひとり・・・」

鞠莉「み、未来を・・・私、たちの・・・未来を・・・」

鞠莉「・・・ガクッ」

果南「鞠莉ぃいいい!!」

梨子「いやぁああああああ!!」

26 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:32:08.87 ID:jyL4IGLW.net
曜「そんな・・・こんなのってないよ・・・」

千歌「・・・ダイヤさん」

千歌「あなたは私が」

千歌「私が倒す!!」

ダイヤ「フン・・・吠えますのね」

ダイヤ「いいでしょう。貴方のその決意」

ダイヤ「わたくしの暴力で踏み躙って差し上げます・・・」

ダイヤ「ブイブイいきますわよ!!」

千歌「デュエル!!」
ダイヤ「デュエル!!」

聖闘士スノー姉「・・・」

聖闘士スノー姉「え、なにこれ?」

27 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:36:36.03 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「貴方たちのライバル、変わってるわね」

聖闘士スノー妹「いえ・・・元々馬鹿軍団でしたけど、ここまで耄碌してはいなかったような・・・」

梨子「・・・えっ?セイントスノー!?」

曜「なんでこんなところに!?」

果南「早く逃げた方がいいよ・・・ここは」

果南「もうとっくに死線なんだから」
英玲奈「どういうことだよ。マジで」

あんじゅ「ちょっとそこの1番冷静そうなアンタ」

曜「え?私?」

曜「・・・というかA-RISE!?」

あんじゅ「そういうのいいから。さっさと簡潔に経緯を説明なさい」

28 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:39:07.39 ID:jyL4IGLW.net
〜曜ちゃんのよく分かる前回のラブライブ!サンシャインヨーソロー!〜

スクールアイドルとして練習の日々を重ねる私たち!

毎日疲れ切った体で家に帰り、そのまま泥のように眠る・・・一介の女子高生に強いるにはあまりに過酷な現実の中、私たちの心は荒む一方だった

そんな辛い日常の癒やしとなってくれたのが、デュエル・マスターズ!

私たちはがむしゃらにデュエマを楽しみ、そして手に入れてしまった

あの「禁断」のカードを・・・

ダイヤ「鋼の体は・・・止まりませんわ・・・」

禁断のカードに意識を乗っ取られたダイヤさん!彼女の正気を取り戻すには、デュエマで勝つしかなかったんだけど

ルビィ「ピギィ!!」
花丸「ルビィちゃん!?」

ダイヤさんは強すぎた・・・Aqoursの一年全員を病院送りにして、彼女は私たちをも倒そうとしている

私や梨子ちゃん、果南ちゃんや鞠莉さんをも退け、もはや希望はただ一人

千歌ちゃんに世界の命運は託された・・・

29 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:42:45.71 ID:jyL4IGLW.net
千歌「きゃあああああ!!」

ダイヤ「ふん・・・退屈なデュエマでしたの」

英玲奈「おい、世界の命運を託されてたらしい奴が今やられたんじゃないか?」

あんじゅ「出オチもいいとこね」

曜「ち、千歌ちゃぁん・・・」

梨子「な、なんてこと・・・これではダイヤさんは」

果南「一生正気に戻らない・・・!?」

聖闘士スノー姉「あ、あの・・・つまり、どういうことになってるんですか・・・?」

英玲奈「色々とブッ飛んでいるが根本は単純だ」

ツバサ「要はあの黒髪ホクロちゃんを倒せばいいってこと」

あんじゅ「出番よ」

あんじゅ「妹ちゃん」

聖闘士スノー妹「・・・へっ?」

30 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:44:37.68 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「わ、私ですか!?」

あんじゅ「他に誰がいるのよ?」

聖闘士スノー妹「皆さんがいるじゃないですか!」

ツバサ「そりゃ私たちがあの娘を倒すのは簡単よ。けど」

ツバサ「満足なの?そんな世界で」

ツバサ「私は、嫌だね」

聖闘士スノー妹「・・・」
梨子「いや、満足ですけど」
果南「できるならさっさとダイヤを正気に戻してほしいかな」

聖闘士スノー姉「やりなさい。理亞」

聖闘士スノー妹「姉さま・・・!?」

聖闘士スノー姉「見せつけてあげればいいのよ。貴方という人間を」

聖闘士スノー姉「そうでしょう?」

聖闘士スノー妹「・・・」

聖闘士スノー妹「はいっ!」

曜(・・・え?つまりどういうこと?)

31 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:47:18.50 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「・・・あら」

聖闘士スノー妹「・・・」

ダイヤ「たしか・・・セイントスノー、でしたか?」

聖闘士スノー妹「・・・」

ダイヤ「何をしに来ましたの?いえ」

ダイヤ「何故ここにいますの?」

聖闘士スノー妹「・・・」

聖闘士スノー妹「・・・」

聖闘士スノー妹「・・・」

梨子「・・・溜めるわね」

あんじゅ「・・・あれ言葉に詰まってるんじゃない?」

聖闘士スノー姉「さっきまでの怒涛の非日常に麻痺してましたが、妹は本来人見知りですからね」

曜「え?あれ演出じゃないの!?」

聖闘士スノー妹(何かいいこと言わなきゃ・・・)ダラダラ

32 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:49:18.18 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「・・・何とか言ったらどうなんですの?」

聖闘士スノー妹「・・・」

ダイヤ「ちょっとあな」
聖闘士スノー妹「私の!!」

ダイヤ「えっ!?あ、はいっ!」

聖闘士スノー妹「私の・・・アレよ・・・」

聖闘士スノー妹「・・・」

聖闘士スノー妹「アレよ・・・」

英玲奈「あれって何だよ」

ツバサ「見事にグダグダね」

果南「あの・・・もうA-RISEの皆さんに何とかしてもらえませんか?」

聖闘士スノー姉「もう少し待って下さい!妹はあれでやればできる娘なんです!」

33 :名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:49:25.18 ID:bmVnDYXR.net
辛口な掛け合いで既に面白い

34 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:51:24.27 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「・・・ああもうっ!!」

聖闘士スノー妹「やるのよ!!デュエマよ!!」

聖闘士スノー妹「そうでしょ!!」

ダイヤ「・・・なるほど」

ダイヤ「貴方こそが人類に残された最後の砦、ということですか」

聖闘士スノー妹「・・・えっ!?」

ツバサ「そんな壮大な話なの?」

果南「それほどまでに危険なんです・・・あの禁断のカードは・・・!!」
聖闘士スノー姉「まさか最後までこんなノリなんですかね・・・?」
英玲奈「いちいち突っ込んでいたら喉が枯れそうだな・・・」

聖闘士スノー妹(もう超展開すぎて訳が分からないけど・・・要は勝てばいい)

聖闘士スノー妹(なんだか世界やら何やら重たいワードが飛び交ってるけど、不思議と気持ちは重くない)

聖闘士スノー妹(・・・そっか)

聖闘士スノー妹(デュエマなら、姉さまの存在を背負うこともないからだ)

聖闘士スノー姉「・・・理亞?」

あんじゅ「・・・」

35 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:53:58.00 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「デュエル!!」
聖闘士スノー妹「デュエル!!」

聖闘士スノー妹「先攻は私が貰うわ!」
ダイヤ「何言ってるんですの。ダイス振りますわよ」

聖闘士スノー妹「あ、はい」

英玲奈「悪役になりきれよ」

曜「ダイヤさん、真面目ですからね」

聖闘士スノー姉「これってどういうルールなんですか?」

梨子「え?そりゃあ、妹さんが勝ったらダイヤさんが正気に戻って世界は1に、ダイヤさんが勝ったら世界は0になるってデュエマですけど・・・」

英玲奈「そんな何を今更みたいに言われてもな」

あんじゅ「出来上がった飲み会に後から入ってきた時に似た疎外感ね」

聖闘士スノー姉「いえ、そういったことではなくもっと根本的な」

曜「あ、もしかしてデュエマやったことない?」

あんじゅ「そういえばそんな風だったわね」

ツバサ「なら簡単にルール説明いくわよ!」

36 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:55:39.18 ID:jyL4IGLW.net
〜千歌っちとダイヤさんのよく分かるデュエル・マスターズ〜

千歌「まずは40枚の『デッキ』を用意!」

ダイヤ「デッキは自分の好きなカードを40枚きっかり選び束にしたものです。これがなければデュエマは成立しない」

千歌「デッキはデュエル中、全てのカードを裏面にして置いておくの。戦ってる間に自由に表側を見ることはできないよ。だってその方がワクワクするもん!」

ダイヤ「これには同じカードを複数枚入れられるのですが、最大4枚までしか入れられない制限があります。まあ、確実に使いたいカードは4枚入れるのがセオリーですわね」

千歌「デッキとは別に用意できるカード束もあるよね。表裏両方にイラストがあって裏面がないやつ」

ダイヤ「超次元ゾーンのカードですわね。まあ、今回は無視していいでしょう」

千歌「あってもなくてもいいカードってこと。あったらちょっと戦いが有利になるってくらいかな?デュエマに慣れたら使ってみよう!」

37 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:56:40.55 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「ちなみに、そういった両面に特定のイラストのあるカードは上記のデッキには入れられないので注意して下さい。他のカードとは裏面が違うことで区別がついてしまうからです」

千歌「よーし、じゃあデッキをよーくシャッフルして・・・」

ダイヤ「デッキの上から5枚のカードを『シールド』として裏向きのまま場に置きますわ。シールドは相手の攻撃を1枚につき1回防いでくれるんですの」

千歌「次に、デッキの上から5枚のカードを『手札』にするよ!」

ダイヤ「手札はデュエルの生命線・・・大切に扱わなければ勝利は掴み取れませんわ」

千歌「準備はこれで全部!こっから熱いバトルがいよいよスタート!」

38 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:57:52.59 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「先攻はわたくし。各プレイヤーは最初に手札のカード1枚を『マナ』として場に置けます」

千歌「『マナ』は全ての行動の起点なの。マナがないとカードを使うことができないし、強力なカードには多くのマナが必要になるんだー」

ダイヤ「ですからできるだけマナは毎ターン置き、使えるカードの幅を増やしていきたいところです」

ダイヤ「マナにカードを1枚置いて千歌さんのターンに回しますわ」

千歌「オッケー!じゃあカードをドロー!」

ダイヤ「プレイヤーは各ターンの始めにデッキからカードを1枚引けます。ただし、例外として先攻プレイヤーの1ターン目だけはドローしてはいけません」

千歌「先に行動できるからそのハンデだね!マナを1枚置くよ!そして1マナでアクア・ティーチャーを召喚!」

ダイヤ「このようにして、場のマナを使うことでプレイヤーは自らの下僕、『クリーチャー』を召喚できますわ」

千歌「デュエマはこのクリーチャーが代わりに戦ってくれるんだ!」

千歌「というわけで、私はアクア・ティーチャーで攻撃・・・」

ダイヤ「待ちなさい千歌さん。クリーチャーは出てきたそのターン中に攻撃することはできませんわ」

千歌「そうなの!?」

39 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 21:59:41.61 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「素だったんですの・・・?ちなみに、アクア・ティーチャーはそもそもテキストによって攻撃できないカード」

千歌「ほんとだ・・・クリーチャーはそれぞれ『テキスト』によって決められた『効果』があって、それを駆使して戦うことが重要なのだ!」

ダイヤ「わたくしのターンですわ。マナを置いて無頼勇騎タイガを召喚」

ダイヤ「このカードは効果によって出したターンすぐに攻撃できるんですの。よってタイガをタップし、千歌さんを攻撃」

千歌「タップ?」

ダイヤ「貴方・・・わざとやっていませんか?クリーチャーには『基本的な縦向きの状態(アンタップ)』と『行動した横向きの状態(タップ)』があります」

千歌「あ、そうだそうだ。クリーチャーが攻撃という行動をしたから、そのカードはタップさせなきゃいけないんだ」

ダイヤ「その通り。そして、全てのタップ状態はそのプレイヤーのターンが再び回ってきた時にアンタップ状態に戻すことができる」

ダイヤ「それまでタップされたクリーチャーは相手のクリーチャーによって攻撃される危険性を孕みますわ」

千歌「クリーチャーが攻撃する時、プレイヤーの代わりにタップされてるクリーチャーを攻撃できる!」

千歌「クリーチャーにはそれぞれ『パワー』があって、自分よりパワーの高いクリーチャーに攻撃されると負けちゃうの!攻撃すると攻撃されるリスクが出てきちゃうのだ!」

ダイヤ「逆に言えば、攻撃しない・・・アンタップ状態であるなら、自身のクリーチャーはある程度安全ということです」

40 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:00:28.01 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「で、この攻撃はどうしますの?」

千歌「うーん・・・アクア・ティーチャーは『ブロッカー』って効果を持ってる。この攻撃を代わりに受けることができるんだけど・・・このまま通すよ」

ダイヤ「ならば、この攻撃はシールドによって阻まれます。破壊されたシールドはプレイヤーの手札に移り、そしてその際」

千歌「あ!シールドトリガー、ドンドン吸い込むナウ!」

ダイヤ「ちょうどいいタイミングですわね。『シールドトリガー』という効果を持ったカードは、このようにしてシールドから手札に加えられた時、コストを無視して使うことができますの」

千歌「逆転の切り札ってことだね!ドン吸いでカードを1枚手札に加えてダイヤさんのクリーチャーを手札に戻すよ!」

ダイヤ「このようにして、アンタップ→ドロー→マナを置く→召喚→バトルの手順をプレイヤー毎に繰り返し、シールドを全て破壊。最後にプレイヤーへのダイレクトアタックを決めればそのプレイヤーの勝利となりますわ」

千歌「ちなみに、ドンドン吸い込むナウは『呪文』カード。場には残らないけど、クリーチャーや私たちをサポートしてくれる頼もしいカードなんだ」

ダイヤ「このようにデュエマのカードには複数のカード種類が存在します。他にも『クロスギア』『ドラグハート・ウエポン』『フォートレス』など様々な種類のカードが存在しているのですが」

千歌「ま、最初はクリーチャーと呪文だけで問題ないよね。慣れてきたら色々使ってみよう!戦術は無限に広がるよ!」

ダイヤ「大筋はざっとこんなところでしょうか」

千歌「よぉし!じゃあ、今日からみんなも革命チェンジでファイナろうよ!」

41 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:01:30.25 ID:jyL4IGLW.net
千歌「こんなかんじでどう?」

梨子「詰め込みすぎて見辛い」

42 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:03:32.13 ID:jyL4IGLW.net
ツバサ「と、いうわけよ」
あんじゅ「アンタが説明するんじゃないんかい」

曜(あれ善子ちゃんたちにやらせてあげればよかったのに・・・今回出番ないし)

聖闘士スノー姉「なるほど・・・」

英玲奈「まあ実際はもっと細かい話があるんだが」

ダイヤ「デュエル開始時、わたくしは禁断〜封印されしX〜に封印を6つ刻みますわ!」

聖闘士スノー姉「・・・あれ、さっきの説明にありませんでしたけど」

あんじゅ「最初から場にあるって体らしいわぁ」

果南「デュエマは今までの概念を平気で変えてくるから参るよね」

梨子「わりとどのTCGも平気で変えてくると思うけど・・・」

英玲奈「シンクロは試練だったな」

ツバサ「なんであんなに妙な嫌悪感があったのかしらね?今ではLOVEだけど」

43 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:05:48.84 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹(封印・・・ドキンダムってやつね)

ダイヤ「ふふっ・・・貴方にも聞こえるでしょう?」

ダイヤ「この鼓動が」

聖闘士スノー妹(・・・よく考えたら私・・・知らない人とデュエマするの初めてだ)

ダイヤ「・・・ん?」

聖闘士スノー妹(どうしよう・・・いつも私がやってるルールって間違ってないよね・・・?)

ダイヤ「あの・・・」

聖闘士スノー妹(うわ・・・急に緊張してきた・・・変なプレイングして相手に迷惑かけたらどうしよう・・・)

ダイヤ「もしもーし?ですわ」

聖闘士スノー妹「あ、あのっ!!」
ダイヤ「は、はいっ!!」

聖闘士スノー妹「よ、よろしくお願いしまひゅ!!」

ダイヤ「あ、はい・・・よろしくお願いしますわ」

英玲奈「情緒不安定か」

曜「大丈夫かなぁ・・・あの娘今すっごく重大なポジションにいるんだけど」

聖闘士スノー姉「あの・・・あんまりプレッシャーを与えないであげて下さい・・・」

44 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:06:42.66 ID:R22lRD8f.net
聖良(姉)と理亞(妹)で良いじゃんかよ〜

45 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:07:58.02 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「ダイスは3と8。先攻は貴方ですわ」

聖闘士スノー妹「・・・は、はい」

ダイヤ「・・・なんだか調子が狂いますわね」

聖闘士スノー妹(バトル開始時に6枚の封印と共に場に置かれ、赤のコマンドカードを出していく度にその封印が解ける。全ての封印が解けた時点でクリーチャー化・・・だったかな)

聖闘士スノー妹(ドキンダムって初めて戦うのよね・・・ガチとは縁がなかったし)

聖闘士スノー妹(レッドゾーンとか入ってるのかな?だとしたら、速度はかなり早いはず・・・苦手な相手ね)

聖闘士スノー妹(けど、幸いこの手札なら早目に動ける・・・なら)

聖闘士スノー妹「破壊者シュトルムをマナチャージでエンド」

英玲奈「お、渋いカードを使うな」

梨子(そういえばお互い超次元確認してないけどいいの・・・?)

46 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:10:22.50 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「わたくしのターンですわね。ドローします」

ダイヤ「・・・クリスタル・メモリーをマナに置いて終わります」

聖闘士スノー妹(・・・青のカード?)

ツバサ「ドキンダムで青?」

英玲奈「嫌な予感しかしないんだが」

果南「そう・・・ダイヤのデッキはディミーアカラー」

梨子「赤のコマンドカードなんて最初から入ってない」

英玲奈「必然的に封印を外す手段は搦手になるな」

あんじゅ「これは・・・えげつない予感がするわねぇ」

聖闘士スノー姉「大丈夫です。妹は勝ちます」

聖闘士スノー姉「私たちはセイントスノーですから」
曜「なにその謎の自信満々さ」

47 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:12:43.08 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「私のターン。ドロー」

聖闘士スノー妹(たしか青にも禁断のカードがあったような・・・それとドキンダムとは関係がある・・・?)

聖闘士スノー妹(・・・最近のカードももっと調べておけばよかった)

聖闘士スノー妹「・・・超次元ボルシャック・ホールをマナチャージでエンド」

聖闘士スノー妹(動けるのは次のターンから・・・これは間に合ってるの?遅いの?)

ダイヤ「ふふふ・・・」

聖闘士スノー妹(この未知数の感覚が外の世界のデュエマ・・・)

聖闘士スノー妹(やば・・・緊張でお腹痛くなってきた・・・)キリキリ

曜「妹さんしっかりー!」

果南「世界の命運かかってるよー!」

聖闘士スノー妹「うっ・・・」キリキリ

聖闘士スノー姉「貴方たちは味方なのか敵なのかどっちなんですか!?」
英玲奈「いや、敵なんだろ?」

48 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:14:42.64 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「わたくしのターン。ドローします」

ダイヤ「ふむ・・・終末の時計ザ・クロックをマナに置いて終わります」

聖闘士スノー妹(また嫌なカードが)

梨子「ここまで両者共に動きなし・・・」

英玲奈「平和だな」

ツバサ「まあ、平和よね」

梨子「開幕から1マナクリーチャー出てこなくて正直ホッとしました」

果南「いや、こっちとしてはそれでさっさと3キルしてほしかったんだけど」

聖闘士スノー姉「だから敵なのか味方なのか・・・」

ツバサ「そんなカウボーイみたいな」

49 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:16:49.77 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「私のターン。ドロー」

聖闘士スノー妹「・・・うん。ボルシャック・クロス・NEXをマナチャージ」
ツバサ「おっ」

聖闘士スノー妹「3マナでコッコ・ルピアを出す!」

ダイヤ「コッコ・ルピアぁ・・・?」

曜「コッコ・ルピア・・・」
果南「コッコ・ルピア・・・」

あんじゅ「加えてボルシャック・・・ねぇ、ミラダンテ入ってると思う?」

英玲奈「まずないだろうな。つまり」

梨子「ファンデッキじゃない・・・!」

ツバサ「熱くさせるわね!!」

50 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:20:00.96 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「ぷっ・・・なるほど。切札勝舞さんを意識したファンデッキですか」

聖闘士スノー妹「なっ・・・!馬鹿にしないで!!ボルシャック・ドラゴンは遊びじゃない!!」

聖闘士スノー妹「ずっと勝舞くんを支えてきた由緒正しき切り札なんだから!!」

聖闘士スノー姉「そうなんですか?」

あんじゅ「正直ドラゴン大好き浮気男って印象しかない」

英玲奈「一応同一人物設定らしいカードもいくつかあった気がするが・・・」

ツバサ「サイキッククリーチャーのボルシャック・ドラゴンって何か仕事したかしら?」

梨子「ボルメテウスなら知ってたけど」

果南「なんか、常にギャグやってるお兄さんだなぁとしか」

曜「みんな酷いね」

聖闘士スノー妹「ボルシャック!勝舞くんといえばボルシャックなのっ!!」

51 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:22:55.32 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「ふっ・・・世界の命運を賭けた戦いにそのようなデッキで挑むとは、笑止千万!!」

聖闘士スノー妹「違う!デッキの優劣が勝敗を決めるわけじゃない!!」

聖闘士スノー妹「プレイヤーの心意気がデッキを燃え上がらせる!!」

ツバサ「そうよ!!カードゲームってのはねぇ」

ツバサ「ロマンなのよ!!」

あんじゅ「いや、ガチな駆け引きよ」

英玲奈「制圧だ」

梨子「デュエマといえばコンボ」

果南「相手ターンに触れる手段がほぼないからね」

曜「やっぱりビートダウンで全速前進ヨーソロー!」

聖闘士スノー姉「見事に皆さんバラバラですね」

英玲奈「というかあの黒髪ホクロも相当な変態デッキ使いだと思うんだが、あんな大口叩いてて大丈夫なのか?」

梨子「あれはダイヤさんの持ち味みたいなものですから・・・」

52 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:25:46.90 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「私の大好きなカードたちが馬鹿にされるのは許せない・・・」

聖闘士スノー妹「絶対に勝つ!ターンエンドよ!」

ダイヤ「その威勢・・・どこまで続くか見ものですわ」

ダイヤ「わたくしのターン。ドロー」

ダイヤ(これは・・・)

ダイヤ(最近のボルシャック強化と照らし合わせて考えれば・・・面白いことになるかもしれませんね)

ダイヤ「超次元ミカド・ホールをマナに置いて3マナ」

ダイヤ「アクア・スーパーエメラルを召喚します」

聖闘士スノー妹(・・・相変わらず青は嫌らしい)

ダイヤ「cip効果でわたくしの手札から1枚をシールドにし、シールド1枚を手札に加え」

ダイヤ「ターンを終わります」

53 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:27:02.99 ID:BV02QH2j.net
どんなデッキだろう

54 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:28:39.58 ID:jyL4IGLW.net
梨子「仕込んだわね・・・」

聖闘士スノー姉「・・・なるほど。ああしてシールドという不確定要素に確実性を持たせる作戦ですか」

果南「お、飲み込み早い。その通り」

あんじゅ「それよりミカド・ホールを置いたのが気になるのよねぇ」

曜「え?どういうことですか?」

英玲奈「超次元メタが見えたとはいえミカド・ホールはシステムクリーチャーであるコッコ・ルピアへの解答だからな」

ツバサ「コッコちゃんはドラゴンの召喚コストを2減らすカード。ロートルとはいえ依然そのカードパワーは脅威よ」

梨子「そっか・・・普通はキープですよね。そうしなかったってことは」

あんじゅ「クスクス・・・そんなに濃厚な手札を握ってるのかしら。それとも、ねぇ?」

聖闘士スノー姉「あの・・・優木さんはなんでこんなに楽しそうなんですか?」

英玲奈「腹黒シンパシーだろ」

ツバサ「覚えておきなさい。初心者の内はこういう顔をする人とカードゲームしちゃダメよ」

英玲奈「トラウマになるぞ」

聖闘士スノー姉「恐ろしい世界なんですね・・・」

55 :名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:28:52.03 ID:bmVnDYXR.net
デュエルにもすごい力入ってるな期待

56 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:30:54.63 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「私のターン!アンタップとドロー!」

聖闘士スノー妹「・・・どうやら先手をとるのは私のようね」

ダイヤ「ふふっ・・・なら、お手並み拝見と参りましょう」

聖闘士スノー妹「マッハ・ルピアをマナチャージして4マナ!」

聖闘士スノー妹「来て!ボルシャック・NEX!!」

ツバサ「なっつかしいぃー!!」

英玲奈「おそらくあのデッキの核となるクリーチャー・・・握っているのは流石だ」

聖闘士スノー姉「私の妹ですから、当然です」フフン
曜(だからその謎の自信は・・・)

果南「ボルシャック・NEX・・・墓地のファイアー・バードの数だけパワーが上がるクリーチャーでしたっけ?」

あんじゅ「そうねぇ。ま、そっちの効果はぶっちゃけオマケよ」

梨子「えっ?」

57 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:32:45.04 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「ボルシャック・NEXが召喚された時、デッキからルピアを1体タダで出せる!」

曜「強っ!」
果南「あ、思い出した。これアニメでやってたやつだ」

聖闘士スノー妹「私が場に出すのは、成長した勝舞くんの新たな相棒!ボルシャック・ルピア!!」

ダイヤ「この流れ・・・」

ツバサ「来るわ」

ツバサ「ボルシャックの王が」

聖闘士スノー妹「最高だと!言われたいよ!!」
梨子「今の挟む意味あった?」

58 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:35:10.65 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「ボルシャック・ルピアの効果により、私はさらにデッキからボルシャックを1体手札に加えられる!私が加えるのは」

聖闘士スノー妹「超竜キング・ボルシャック!!」

ダイヤ「やはり超竜・・・」

聖闘士スノー妹「私の場にはもう使えるマナはない・・・けど、キング・ボルシャックは場にボルシャックが存在すればコストを無視して召喚できるわ!」

聖闘士スノー妹「よって超竜キング・ボルシャックをボルシャック・NEXに重ねて進化!!」

果南「4ターン目からトリプルブレイカー!?」

曜「早い!!」

聖闘士スノー姉「上出来です、理亞」
あんじゅ「お姉ちゃんのそのとりあえず流されておくことにしたスタンス、嫌いじゃないわよ」

ツバサ「そうよね・・・早いわよね」

英玲奈「いや、本当に早いんだがな。本当に」

59 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:37:26.82 ID:jyL4IGLW.net
英玲奈「進化クリーチャーに召喚酔いの概念はない。つまり、このターンから攻めていける」

ツバサ「加えて、キング・ボルシャックはトリプルブレイカー。シールドを一度の攻撃で3枚までブレイクできるわ」

聖闘士スノー姉「なら次の妹のターンで終わりですね!」

曜「まあそんなに簡単にいくなら私たちも負けてないわけで」

あんじゅ「仕込んだシールドがネックね」

聖闘士スノー姉「・・・なるほど」

聖闘士スノー姉「シールドトリガーカード・・・その性質から察するに、それぞれが場に触れる効果。それも、後続の行動を抑制することに特化したカードだと推測できますね」

聖闘士スノー姉「例えば単純な除去・・・例えば足止め。ともすれば、これは2択」

聖闘士スノー姉「除去効果を黒澤さんが仕込んだなら、一気に攻めるのは得策ではありませんね。せっかくの攻撃要員がどかされてしまう」

聖闘士スノー姉「クリーチャーというものは手札のリソースを消費して出てくるものですから、そうしてどかされ続ければ息切れてしまいます。それは死に直結するはず」

聖闘士スノー姉「逆に足止めの手段が仕込まれているならここで潰しておきたい。そういったものは詰めに入る後半こそ真髄を発揮する」

聖闘士スノー姉「・・・いえ、待って下さい。これはもしや、破壊するシールドの選択権はアクティブプレイヤーにあるのでは?」

聖闘士スノー姉「だとしたら、このターンにとれる選択肢は2択どころか」
英玲奈「お前すごいな」
曜「もうデュエマ始めちゃいなよ」

60 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:47:39.07 ID:BV02QH2j.net
続きは?

61 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:54:51.21 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ(このターンで超竜を出した意味を求めるなら、ここは愚直に攻めてくる可能性が高いですが)

ダイヤ(まあ、あれだけやって向こうの手札消費は1枚ですから、次ターンには別のやりたい行動があるともとれます。いわゆるテンポというもの)

果南「このターンの行動次第であの娘の技量が分かるね」

ツバサ(私ならその日の気分で決めるわね)

英玲奈(超竜だけで殴るな)

曜(んー・・・ルピアで仕込んだシールドだけでも壊しておきたいなぁ・・・って、そういえばエメラルはブロッカーだっけ。無理じゃん)

梨子(このターンは静観が正解よ)

あんじゅ(超竜出さずにマッハと構える)

聖闘士スノー姉「・・・」

聖闘士スノー妹「・・・ターンエンド」

果南(日和ったか)

62 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:57:50.36 ID:jyL4IGLW.net
英玲奈「ここは攻めるべきだろう。何の為の切り札だ」
ツバサ「そうだそうだ!」

あんじゅ「盤面を整えるって見方もあるでしょうが」

英玲奈「常に高みを。それがA-RISEが後世に遺したメッセージのつもりだったんだがな」
ツバサ「そうだそうだ!」

あんじゅ「アホか。無謀を線引きできるから一流なんだっつーの」

英玲奈「・・・おい、お前はどう思う?」
聖闘士スノー姉「えっ!?」

聖闘士スノー姉「あ・・・えーっと・・・あの、ですね・・・その・・・」

梨子(質問に正解がないじゃない・・・)
曜(あれが噂のパワハラ・・・)

ツバサ「ま、次のターンに運が良ければショットまで届くし、待つのは全然ありよね」

果南「じ、自由ですね・・・」

聖闘士スノー妹(これでいい・・・これで)

聖闘士スノー妹(向こうの速度はそこまで早くない・・・危険を冒してわざわざ手札を増やさせるよりは)
ダイヤ「温いっ!!」

聖闘士スノー妹「っ!?」

63 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 22:59:54.00 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「なっ・・・このターンは攻撃すべきだったって言いたいの!?」

ダイヤ「いいえ。むしろそこはファインプレーですのよ」

聖闘士スノー妹「はぁ・・・?」

ダイヤ「問題は切り札の降臨を焦り過ぎてしまったこと!」

梨子「ま、まさか・・・!!」

曜「私を倒した・・・あのカード・・・!?」

ダイヤ「全世界をZEROにします・・・」

ダイヤ「スピードの向こう側・・・ゼロチャージキル!!発動ぉですわぁ!!」
果南「いや、マナチャージしてるし」

ダイヤ「侵略ZEROを持つカードは、相手がコストを支払ずにクリーチャーを召喚したターンのエンド時に直接場に出せます!!」

聖闘士スノー姉「なっ・・・!」

聖闘士スノー妹「なんですってぇ!!?」

64 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:01:46.82 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「D2フィールド、ZEROの暴走デッドリー・ハイウェイをバトルゾーンに!!」

ダイヤ「さらに、ZEROの侵略ブラックアウトも同じくバトルゾーン!!」

聖闘士スノー妹「そ、そんな・・・馬鹿な・・・!?」

ダイヤ「世界は・・・ZEROですわ!(Zのポーズをしながら)」

聖闘士スノー姉「あんなインチキ!許されるんですか!?」

梨子「いや、さっき妹さんのやった0コス進化も充分インチキなんだけど・・・」

ツバサ「お嬢ちゃん・・・」

ツバサ「これがデュエル・マスターズよ」キリッ

聖闘士スノー姉(あ・・・かっこいい・・・)トクンッ

曜「ときめいてる場合・・・?」
果南「妹さん、普通にピンチだよ」

65 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:04:38.42 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「わたくしのターン!アンタップとドロー!!」

梨子「でも、結果的にさっきのターン攻撃しなかったことは正解になったか」

曜「そうだね。デッドリー・ハイウェイの効果で破壊されちゃうからね」

聖闘士スノー姉「最悪は免れたということですね?」

果南「最悪の一歩手前に辛うじて立てただけだけど」

聖闘士スノー姉「え・・・?」

果南「そんな消極的なデュエマじゃダイヤには勝てない」

果南「誇りを、賭けてんだからさ」
英玲奈「こんなん笑うな」
あんじゅ「冗談じゃないらしいから余計にね」

ダイヤ「エナジー・ライトをマナに置きます」

英玲奈(手札補充カード・・・それをマナに置いたということは)

果南(整ってるんだ・・・ゲームエンドまでのシナリオが)

あんじゅ「・・・」

66 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:06:15.24 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「4マナで解体人形ジェニーを召喚しましょう」

聖闘士スノー妹「なっ・・・!」

ダイヤ「貴方も知らないカードではないはずです。そのcipにより相手の手札をピーピングした上で1枚のカードを墓地へ送る」

ダイヤ「ふふっ・・・さあ、手札を見せて下さい」

聖闘士スノー妹「・・・」

英玲奈「なかなかいい性格してるな」

あんじゅ「見込みあるわぁ」

聖闘士スノー姉「Aqours・・・初見でA-RISEに一目置かれるとは・・・!」

曜「いや、あんまり良い方向の一目置かれ方には聞こえないよ?」

梨子「ていうか、あれ皮肉じゃ・・・」

67 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:08:05.28 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「ボルシャック・大和・ドラゴンとボッコ・ルピアですか」

ダイヤ「しっかりと次の攻め手も握ってらしたんですのね。抜け目がない」

聖闘士スノー妹「・・・」

ダイヤ「大和・ドラゴンを捨てて下さい」

聖闘士スノー妹「はい・・・」

英玲奈「これだからハンデスってのは」

ツバサ「ハンデス強いと糞ゲーよねぇ」

あんじゅ「先攻1ターン目から降ってこないだけまだ良心的よぉ」

曜「そんな世紀末なゲームがあるんですか?」

果南「曜たちはまだ知らなくていい世界だよ」

68 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:10:18.97 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「バトルにいきます!ブラックアウトでシールドを攻撃!!」

聖闘士スノー妹「ハンデスしたのに攻撃してきた・・・!?」

ダイヤ「貴方に絶望を教えて差し上げる為ですわ・・・アタック時効果!」

ダイヤ「貴方の場の最もパワーの高いクリーチャーを破壊してもらいます!」

英玲奈「最もパワーの高いのクリーチャー・・・それは言うまでもなく」

ツバサ「超竜キング・ボルシャック!」

聖闘士スノー妹(い、一度も攻められないまま私の切り札が・・・!)

ダイヤ「デッキ側からダブルブレイク!!」

聖闘士スノー妹「と、トリガーチェック・・・!」

69 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:12:20.00 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「・・・1枚目、なし。2枚目」

聖闘士スノー妹「っよし!破壊者シュトルム!!」

ダイヤ「ほぅ・・・トリガー獣ですか」

聖闘士スノー妹「召喚して効果!相手の場のクリーチャーをパワー合計6000まで破壊!」

聖闘士スノー妹(ブラックアウトは・・・パワー7000!?)

梨子「あれじゃブラックアウトを除去できない・・・」

果南「ブラックアウトを除去できない限りクリーチャーは延々と破壊されてく。まさにZEROの永久機関」

聖闘士スノー妹「ジェニーとエメラルを破壊!」

ダイヤ「まあ、いいでしょう」

ダイヤ「このままターンを終わります」

70 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:15:05.19 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「わ、私のターン!アンタップとドロー!」

あんじゅ「妹ちゃんの手札はこれで3枚。1枚は現状バニラに近いボッコ・ルピア」

ツバサ「何か引けてるといいけど・・・」

聖闘士スノー妹「・・・ボッコ・ルピアをマナチャージ」

聖闘士スノー妹「ターンエンド」

曜「ダメか・・・」

英玲奈「せめて大和・ドラゴンが残っていたらまだやりようもあったんだろうが」

聖闘士スノー妹(ダメだ・・・このままじゃダメだ・・・!)

聖闘士スノー妹(このままじゃ・・・!)

聖闘士スノー妹(・・・まける?)

ダイヤ「どうしたのかしら?消えてますわよ」

ダイヤ「先ほどの闘志が」

聖闘士スノー妹「・・・」

71 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:17:11.22 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「わたくしのターン。アンタップとドロー」

ダイヤ「・・・ふっ」

聖闘士スノー妹(あれが勝利の微笑みに見えるのは、私が弱いから・・・?)

聖闘士スノー妹(私が、相応しくないから?)

聖闘士スノー妹(この舞台に)

聖闘士スノー妹(あの人の、隣に)

聖闘士スノー姉「・・・」

あんじゅ「目を離すな」

聖闘士スノー姉「え・・・」

あんじゅ「アンタが託した戦いでしょう」

聖闘士スノー姉「・・・」

聖闘士スノー姉「・・・っ!」

72 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:19:04.59 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「改速スパナードWをマナに置きます。そして、5マナ」

ダイヤ「新たなD2フィールド・・・Dの禁断ドキンダムエリアを配置!」

曜「新たなD2フィールド!?」

梨子「ダイヤさんがデッドリー・ハイウェイの効果を捨ててまでそうしたってことは」

英玲奈「終幕は近いか」

聖闘士スノー姉「・・・」

ダイヤ「場に存在できるD2フィールドは1枚・・・よって、デッドリー・ハイウェイは墓地へ」

聖闘士スノー妹(・・・)

聖闘士スノー妹(勝てないの・・・?)

73 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:21:28.17 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「・・・張り合いのない方」

ダイヤ「この効果を聞いたら、少しは燃え上がるのかしら?」

聖闘士スノー妹「え・・・?」

ダイヤ「ドキンダムエリアの効果により次のターン、わたくしの場の封印を6枚まで取り除くことができます」

聖闘士スノー妹「・・・っ!?」

ツバサ「つまり禁断解放。とうとう彼女の本命が重い腰を上げるってわけね」

ダイヤ「同時にそれは貴方の敗北を意味します」

聖闘士スノー妹「・・・」

ダイヤ「・・・分かってますの?」

ダイヤ「次が貴方のラストターンですわ」

聖闘士スノー妹「・・・」

ダイヤ「・・・さあ、足掻きなさい」

74 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:25:43.75 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「・・・アンタップ・・・ドロー」

聖闘士スノー妹「・・・ターンエンド」

聖闘士スノー姉「理亞!?」

曜「マナチャージすら・・・もう心が折れて・・・」

梨子「やっぱり、禁断のカードの前に私たちでは・・・」

果南「ダイヤ・・・!」

英玲奈「・・・」

あんじゅ「待ちなさい」

英玲奈「・・・」

あんじゅ「まだ終わってない。デッキをしまえ」

英玲奈「・・・ふん」

ツバサ「入れ込むのね」

あんじゅ「・・・一般論よ」

あんじゅ「勝負は最後まで分からない、なんてのは」

75 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:27:34.64 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「ファイナルターン!!」

ダイヤ「そう・・・腐りきったこの世界をZEROに塗り替える・・・!!」

ダイヤ「デデンデンデン!デンジャラスイッチィ・・・イグニッショオオオン!!ですわぁ!」
梨子(・・・ここ突っ込んじゃダメな空気なんだろうなぁ)

ダイヤ「ドキンダムエリアの効果!場の封印を6枚外し」

ダイヤ「っはあぁあああ・・・感じますわぁ・・・ドキンドキンな鼓動・・・」

ダイヤ「胸がダムダム言っていますの・・・」

ダイヤ「ドキン・・・ドキン・・・ダム・・・ダム・・・ドキンドキンダムダム!!」

ダイヤ「禁じられしレジェンドカード・・・今ここに解き放たれよ!!」

ダイヤ「禁っ!断っ!解っ!放ぉ!!」

ダイヤ「伝説の禁断!!ドキンダムエェエエックスッ!!」
梨子(こ、ここも絶対突っ込んじゃダメなんだろうけどっ・・・だろうけどっ・・・!!)

76 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:32:25.86 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「ドキンダムXが禁断解放された時、相手の全ての場のクリーチャーは封印されますわ!」

果南「封印されたクリーチャーは場にいないものとして扱う・・・つまり、これは実質的な全体除去・・・」

曜「こっちの場は更地・・・!」

聖闘士スノー姉「ドキンダムX・・・あれだけの演出の元に登場した者なら、おそらく破壊するシールドは理亞の切り札と同等かそれ以上・・・」

英玲奈「加えて、黒髪ホクロの場のブラックアウト」

ツバサ「盤面はチェックメイトよ」

聖闘士スノー妹(・・・やっぱり)

聖闘士スノー妹(私は役者ではなかった・・・)

77 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:34:28.94 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「最後に何か言う事はありますか?」

聖闘士スノー妹「・・・」

ダイヤ「・・・セイントスノー。わたくしたちAqoursのライバルとなるべき存在だと千歌さんたちは思っていたようですが」

ダイヤ「とんだ見当違いでしたわね」

聖闘士スノー妹「・・・」

ダイヤ「・・・」

ダイヤ「ドキンダムXで、シールドをトリプルブレイク!!」

78 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:36:44.65 ID:jyL4IGLW.net
・・・・・・
・・・

聖闘士スノー妹『姉さまが私を選んでくれた!』

聖闘士スノー妹『他の誰でもない私を!』

聖闘士スノー妹『その期待に答えられるように』

聖闘士スノー妹『頑張らなきゃ!』

・・・

『なんであの娘が』

『実力もないくせに』

『私の方が聖良さんの隣に相応しい』

聖闘士スノー妹『・・・』

聖闘士スノー姉『放っておきなさい』

聖闘士スノー妹『姉さま・・・』

聖闘士スノー姉『分からない人たちには言わせておけばいいの』

聖闘士スノー姉『理亞・・・私たちは』

聖闘士スノー姉『誰よりも強く輝けるわ』

79 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:38:45.98 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「・・・1枚目。英雄奥義バーニング銀河」

曜「やった!シールドトリガー!!」

梨子「けど・・・マナ武装を満たしてない」

果南「ブラックアウトは依然破壊できない・・・!」

聖闘士スノー妹「ドキンダムエリアを墓地へ」

ダイヤ「受けましょう」

聖闘士スノー妹「2枚目・・・トリガーなし」

聖闘士スノー妹「3枚目・・・トリガー」

聖闘士スノー妹「なし」

ダイヤ「・・・ふっ」

曜「そ、そんな・・・」

果南「ここまでか・・・!」

あんじゅ「・・・」

あんじゅ(バカな娘)

80 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:39:48.25 ID:BV02QH2j.net
がんばえー!

81 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:40:31.06 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹(・・・あっ、これ私の負け?)

聖闘士スノー妹(そっか)

聖闘士スノー妹(結局、私はデュエマでも凡人ってことね)

聖闘士スノー妹(もう・・・これでいいや・・・)

聖闘士スノー妹「・・・」

聖闘士スノー妹(・・・このカード)

聖闘士スノー妹(・・・)

聖闘士スノー妹(・・・っ!?)

聖闘士スノー姉「・・・」

82 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:41:00.40 ID:BV02QH2j.net
!?

83 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:42:39.72 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹(このカードが私のデッキに入ってるはずがない・・・!!)

聖闘士スノー妹「姉さま!?」

聖闘士スノー姉「ごめんなさい。細やかでも貴方と一緒に戦いたいと」

聖闘士スノー姉「こっそり入れておいたの」
梨子「・・・え?じゃああのデッキ41ま」
曜「野暮だよ、梨子ちゃん」

聖闘士スノー妹(このカードなら・・・)

ツバサ「まさか、あの時のパックのレジェンドカード・・・!?」

英玲奈「なるほどな。あのカードならこの状況を動かせる」

あんじゅ「選ばれた者なら、ね」

聖闘士スノー妹「・・・」

聖闘士スノー妹(これは姉さまが私に託したカード。このデュエマに姉さまの想いが・・・)

聖闘士スノー妹(・・・また私は姉さまを穢してしまうのか)

84 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:44:37.22 ID:jyL4IGLW.net
ダイヤ「どうやら逆転の切り札を握ったようですわね」

ダイヤ「おそらく革命0トリガー」

聖闘士スノー妹「・・・」

英玲奈「まあそうなる。ここでの反抗手段なんてそれとシノビくらいしかないからな」

ダイヤ「たしかに、革命0トリガーを持つカードはダイレクトアタックを防ぐ効果を持っています」

ダイヤ「けれどそれも一種のギャンブルに成功したという前提の元」

ツバサ「そうよ。デッキトップのカードが特定のカードでない限り、革命は成り立たない」

聖闘士スノー姉「だとしても、貴方なら引けるわ」

聖闘士スノー妹(・・・いつもと同じだ)

聖闘士スノー妹(いつも通り、姉さまは私を信じてくれる)

聖闘士スノー妹(でも、肝心な私自身は・・・)

85 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:45:58.61 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「・・・無理です」

聖闘士スノー姉「っ!」

聖闘士スノー妹「ここで運命に祝福されるのは、選ばれた人だけ」

聖闘士スノー妹「私にはその資格がない」

聖闘士スノー姉「理亞!セイントスノーは・・・!」
聖闘士スノー妹「ここに来る前、A-RISEに普通って言われましたよね?」

聖闘士スノー妹「安心して下さい。姉さまだけは才能を認めていると、優木さんが言っていました」

英玲奈「お前そんなこと言ったのか」

あんじゅ「・・・」

ツバサ「優しいのね」

86 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:47:43.89 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー妹「私たちが普通だと言われたのは、私が場違いだったから」

聖闘士スノー妹「分不相応な私が、姉さまをダメにしている」

聖闘士スノー妹「だからあの時9位だった・・・!」

聖闘士スノー妹「今だって・・・!!」

聖闘士スノー姉「理亞・・・」

???「違うよ」

聖闘士スノー妹「っ!?」

87 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:49:45.43 ID:jyL4IGLW.net
千歌「あなたはお姉さんに負けないくらい輝いてた」

聖闘士スノー妹「高海・・・千歌・・・?」

曜「千歌ちゃん!?」

梨子「貴方、意識が・・・!」

千歌「あの日、セイントスノーのライブを見て、私は凄いと思った」

千歌「私たちもああなりたいって思った」

聖闘士スノー妹「それは姉さま1人の力よ!」
千歌「違う!!」

千歌「外から見たら分かるんだよ・・・セイントスノーは2人じゃないとダメなんだって」

千歌「誰だってそう思ってる!!」

聖闘士スノー妹「ならなんで私たちは9位だったのよ!?」
あんじゅ「自信よ」

聖闘士スノー妹「えっ・・・?」

あんじゅ「全く・・・アンタはもう少し賢い人間だと思ってたのに、見込み違いねぇ」

88 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:51:49.77 ID:jyL4IGLW.net
あんじゅ「あの時・・・いいえ、いつだってそうだったんでしょうけど」

あんじゅ「アンタはどこか自信を置き去りにパフォーマンスしてた」

聖闘士スノー妹「・・・」

英玲奈「理由は自分で分かってるな?」

聖闘士スノー妹「私が姉さまに負い目を感じていたから・・・」

ツバサ「気持ちのこもっていない歌とダンスに人は惹かれないわ」

ツバサ「本当のことを言うと、貴方たちのライブ・・・普通どころか酷いものだった」

聖闘士スノー妹「・・・」

聖闘士スノー姉「理亞」

聖闘士スノー妹「姉さま・・・」

聖闘士スノー姉「ごめんなさい」

89 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:54:57.49 ID:jyL4IGLW.net
聖闘士スノー姉「貴方の苦悩は分かっていたわ」

聖闘士スノー姉「その震える指先を知っていた」

聖闘士スノー姉「けれど、貴方と一緒にスクールアイドルを続けたかったの」

聖闘士スノー姉「貴方を選んだことは、私のワガママだったのかもしれない」

聖闘士スノー姉「それでも、私は貴方と一緒に飛びたい・・・遠くの光に、届きたい」

聖闘士スノー妹「姉さま・・・私も」

聖闘士スノー妹「私も姉さまと同じ!!2人で最高だと言われたいの!!」

聖闘士スノー妹「だってそうでしょう?私は」

聖闘士スノー姉「そう。私たちは」

聖闘士スノー姉「セイントスノーなんだから」
聖闘士スノー妹「セイントスノーなんだから!!」

90 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:56:51.15 ID:jyL4IGLW.net
あんじゅ「最大の敵は弱い自分」

英玲奈「それを乗り越えて、人は高みへ昇る」

千歌「そうだよ・・・そう・・・なんだ・・・」

千歌「だって・・・ライバル、なんだ・・・もん・・・」

千歌「セイン、ト・・・スノー・・・」

聖闘士スノー妹「・・・」

千歌「おねが・・・ダイヤ・・・さ・・・を・・・ぜろを・・・」

千歌「いち・・・に・・・」

千歌「」
曜「千歌ちゃん!!」
梨子「千歌ちゃん!!」
果南「千歌!!」

91 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/18(金) 23:58:44.10 ID:jyL4IGLW.net
曜「お願い!セイントスノー・・・千歌ちゃんの想いを!!」

果南「私たちの想いをダイヤに届けて!!」

梨子「それができるのは、貴方しかいないのよ!!」

聖闘士スノー妹「私は・・・」

聖闘士スノー妹「私は・・・!!」

ダイヤ「ふん・・・手遅れですわ」

ダイヤ「今この時より、全てをZEROが打ち砕く!!」

ダイヤ「ZEROの侵略ブラックアウトで、ダイレクトアタック!!」

92 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:00:40.19 ID:WO96UWMe.net
あんじゅ「さ、フィナーレよ」

あんじゅ「見せつけてあげなさいな」

あんじゅ「セイントスノーの鹿角理亞」

聖闘士スノー妹「・・・」

理亞「はいっ!!」

ツバサ「デッデッデ!デッデッ!デッデッデ!デッデッ!!」

ツバサ「デッデッデ!デッデッ!デッデッデデーデー!!」
梨子「えっ!?な、なに!?」

ツバサ「ほら!お姉ちゃんもいくわよ!」
聖良「は、はいっ!」

93 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:02:37.96 ID:WO96UWMe.net
理亞「革命0トリガー、発動!!」ツバサ♪気付けば 弱気になったな

理亞「相手がダイレクトアタックをしてきた時、この山札の上のカード・・・このカードによっては、デュエルは終わらない!!」ツバサ♪昔は 上だけを見てた

ダイヤ「いいえ!ここがデッドゾーンですわ!!」聖良♪英雄(ヒーロー)に 憧れてたのに

理亞「私はもう、迷わない・・・」聖良♪今じゃ隣ばっか気にして!

理亞「そう・・・私なら引ける!勝利の先で、輝いてみせる!!」ツバサ♪This trap!!

理亞「デッキトップカードは・・・ボルシャック・ルピア!!」聖良♪阻まれるたび 理性で自分を見下し
ダイヤ「っ!?」

理亞「よってそれを召喚し、私と姉さまの絆のカード・・・」ツバサ♪Distance!!

理亞「ボルシャック・ドギラゴンに進化!!」聖良♪勝手に夢を 届かぬ場所に置いた

94 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:05:02.19 ID:WO96UWMe.net
理亞「ボルシャック・ルピアの効果でボルシャック・NEXを手札に!さらに、コマンドの召喚によりコッコ・ルピアの封印を解除!」ツバサ♪愚かに歩く様が

理亞「ボルシャック・ドギラゴンの効果!自身とブラックアウトでバトルを行う!!」ツバサ♪いつかは

ダイヤ「ブラックアウトはバトルに敗北し破壊・・・!」聖良♪カッコイイに 見えるように……

理亞「ダイレクトアタックは成立しない!!」聖良♪今すぐ!

曜「やった!」ツバサ♪自分革命!巻き起こせ!!
果南「ZEROを超えた・・・」

あんじゅ「そうよ。それでいい」聖良♪唯我独尊!上等!!

英玲奈「場にはトリプルブレイカーのドギラゴンとコッコ・ルピア。次ターンの超竜降臨も確約され、ショットライン成立だ」ツバサ♪誰かになるじゃなくて

ダイヤ「っ・・・ターンを終わりますわ・・・!!」聖良♪自分になる為に生きる

95 :名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:05:58.28 ID:jmCTfYKS.net
サイキッククリーチャーまでしか知らないワイ、人形を使うことに困惑

96 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:07:27.78 ID:WO96UWMe.net
ダイヤ「けれど、それがどうしたと言うのです!」ツバサ♪絶対宿命!悔しさに

ダイヤ(わたくしのシールドは万全の5枚体制・・・先ほど仕込んだ終末の時計ザ・クロックにより、確実にターンを回すこともできる・・・!)聖良♪泣くことだってあるだろう

ダイヤ「このターンで勝負を決めるのは不可能!次のターンにドキンダムXが再び」ツバサ♪強さの限界と 僅かな弱さの
理亞「誰が貴方に攻撃すると言ったの?」

ダイヤ「っ!?」聖良♪狭間で今を 駆け抜ける……

理亞「私は託された・・・貴方を救うと。なら、私が倒すのは貴方ではなく」ツバサ♪進化に夢中に走り

理亞「その禁断のカード!!」ツバサ♪靄がかかった俺は

ダイヤ「・・・たしかにドキンダムXを場から除ければ、そのデメリットにより私は敗北します」ツバサ♪キミにも笑わなくなっていたな……

ダイヤ「けど貴方の赤単デッキでは現状禁断を打ち破る手段はありませんわ!!」聖良♪人の痛みも 優しさも
理亞「・・・言ったはずよ」

理亞「これは切札勝舞くんのデッキだって。ボルシャック・NEXを召喚し、デッキから」聖良♪忘れないように……

理亞「ダーク・ルピアを場に出す!!」ツバサ♪今すぐ!!

97 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:10:08.26 ID:WO96UWMe.net
ダイヤ「今更ルピア・・・!?」ツバサ♪自分革命!巻き起こせ!!唯我独尊!上等!!

英玲奈「ダーク・ルピアは、ドラゴンの破壊時に相手クリーチャーを破壊する効果を持つ」聖良♪誰かになるじゃなくて

あんじゅ「ドキンダムエリアにブロッカークリーチャー・・・ドキンダムXにはそれを回避する様々な手段があった。これは本来なら辿りつけなかった未来」聖良♪自分になる為に生きる!

ダイヤ「あの本命に届かなかったシールドトリガーたちが・・・こんなところで・・・!?」ツバサ♪絶対!宿命!!悔しさに

梨子「たとえ目標に届かなくても、たとえその時は無駄に終わったとしても」ツバサ♪泣くことだってあるだろう

曜「あの時自分が頑張ったって軌跡は、決して消えはしない!!」聖良♪強さの限界と

果南「そうでしょ?ダイヤ・・・」聖良♪僅かな弱さを

ダイヤ「あ・・・」聖良♪超越したリアルへ

理亞「・・・」

理亞「ボルシャック・ドギラゴンで、伝説の禁断ドキンダムXを攻撃!!」聖良♪駆け抜ける……

98 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:11:05.98 ID:9Wcnm0Sk.net
JIBUN

99 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:13:40.03 ID:WO96UWMe.net
ボルシャック・ドギラゴン「先輩・・・」

ボルシャック・NEX「次のステージを切り開くのは、いつだって新しい世代さ」

ボルシャック・NEX「・・・行ってこい(サムズアップ)」

ボルシャック・ドギラゴン「・・・押っ忍!!」
梨子「喋っちゃったよ!!」

曜「梨子ちゃん!まだ見せ場終わってないから!」
梨子「だってこれは!!だってこれは無理でしょ!!喋ってんのよ!?」

梨子「というか最初から突っ込みたかったんだけど、切札勝舞のデッキを名乗るなら汎用カードもそれに合わせるべきよね!?」
果南「今日の梨子ちゃんは一体何の代弁者なの?」

梨子「まだまだあるのよ!突っ込みたかったことが!!」

梨子「っあぁあああああもうっ!!」

梨子「VV−8使いなさいよ!!」

曜「巻いて巻いて!」

あんじゅ「もう最後シメるだけなんだから控えなさいよ」

100 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:16:52.67 ID:WO96UWMe.net
理亞「ボルシャック・ドギラゴンは破壊される・・・けど」

理亞「ダーク・ルピアの効果で、ドキンダムXを破壊してもらうわよ。黒澤ダイヤさん」

ダイヤ「・・・」

理亞「・・・誰だって辛いことはあるの。苦しいことはあるの」

理亞「それを認められないからって、変わらなかったからって、世界を0にするだなんて・・・」

理亞「馬鹿にしないで!!」

理亞「スクールアイドルも!!デュエマも!!」

理亞「人生だって!!」

理亞「遊びじゃない!!」

ダイヤ「・・・お前が馬鹿にした、こいつが勝利の鍵なのさ。でしたか」

ダイヤ「ドラゴンの歴史は、ルピアと共に刻まれてきた」

ダイヤ「完敗ですわ」

ダイヤ「禁断のカードが、そう言っています」

ツバサ「ぁ完全決着ぅ!!」
英玲奈「お前は気遣いの紳士か」

101 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:19:01.30 ID:WO96UWMe.net
ダイヤ「なんだか清々しい気分ですわ・・・大切な何かを、思い出せたような」

理亞「私だってそう。そして、それをもう忘れることはない」

理亞「この熱い気持ち。忘れるわけがない」

ダイヤ「・・・どうやら見込み違いをしていたようですわ。セイントスノー」

ダイヤ「貴方たちは確かに、わたくしたちのライバルなのですね」

理亞「すぐに手の届かない存在になるけど」

ダイヤ「ふっ・・・言ってなさい」

千歌「Aqoursだって負けないよ!!」

鞠莉「イグザクトゥリィ☆」

ダイヤ「貴方たち・・・」

理亞「気絶したりいいシーンだけちゃっかり出てきたり忙しい娘ね」

102 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:20:48.80 ID:WO96UWMe.net
ツバサ「ま、大団円よね」

英玲奈「なあ。ところで、結局あの黒髪ホクロは何をあんなに憤ってたんだ?」

曜「ぶっちゃけ私たちの間でもそこは終始フワフワしていました」

果南「ダイヤも人並みに溜め込んでいたものがあるんじゃない?」

梨子「きっとそこに禁断のカードがつけ込んで・・・」

聖良「そんな切れる若者みたいな」

あんじゅ「禁断のカードとやらもやけに世俗的なのねぇ」

ツバサ「現代社会の闇を垣間見たわね」

103 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:23:23.14 ID:WO96UWMe.net
千歌「ところで、セイントスノーの2人は何をしにわざわざ内浦まで?」

聖良「さあ・・・たしか、何か目的があったはずですが・・・」

理亞「もうそんなのどうだっていいですよ」

聖良「・・・そうね」

聖良(けど、ここに来てよかった。これで理亞は)

聖良(ううん・・・セイントスノーはもっと2人で輝ける)

聖良(きっと、あの人たちのように)

あんじゅ「にしてもあのノリはないわ。若さってほんと黒歴史製造機よねぇ」

英玲奈「この歳で流れについていくのは薄ら寒いものがあったな」

ツバサ「じゃあデュエマする?」

英玲奈「言葉ってのは整合性があって初めて伝達手段になるんだぞ」
あんじゅ「アンタの脳って口と直結してるわよね。クシャミの拍子に中のミソ出てくるんじゃない?」

英玲奈「おいおい言葉に気をつけろよ。私たちは世間的にみそとか言っちゃいけない人種らしいからな」
あんじゅ「そういえばそうだったわね」

聖良「・・・」

理亞「姉さま、もう諦めましょう。色々と」

104 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:25:31.93 ID:WO96UWMe.net
ツバサ「デュエマしましょうよ!デュエマ!」

曜「と、唐突ですね・・・」

ツバサ「貴方たちだけで楽しむなんて卑怯でしょ!常識的に考えて!」

英玲奈「まあ、私たちも久々に遊ばせてもらいたいものだな。世界や命を賭けた類のデュエマを」

あんじゅ「クスクス・・・お手柔らかにしてあげなさいよ?」

あんじゅ「証拠隠滅って案外面倒なんだから」

鞠莉「クレイジーな人たちね。あれがラスボス?」

梨子「ラスボスというか、裏ボスというか・・・」

千歌「あれっぽいよね。進行には全く関係ないんだけど何故か戦える超絶強いキャラ」

果南「あー・・・」
曜「しかも倒しても特にメリットない方ね」

あんじゅ「そんなに褒められるとお姉さん照れちゃうわぁ」

果南「回避性能鬼すぎでしょこの裏ボス」

105 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:27:41.06 ID:WO96UWMe.net
ダイヤ「せっかくですが、わたくしたちはルビィたちを迎えに行かなければなりませんので」

千歌「そういえば」
曜「そういえばて・・・」

鞠莉「ああ!ダイヤがボコボコにした」
ダイヤ「不可抗力ですわ!」
果南「不可抗力ってそんな便利な言葉じゃないよ」

梨子(結局私たち横から茶々入れてただけだし正直あの子達もいてよかったわよね・・・)

ダイヤ「聖良さん。理亞さん」

聖良「・・・」

理亞「・・・」

ダイヤ「次は、決勝で」

理亞「・・・ええ!」

千歌「あれ私の台詞じゃないの!?リーダー的に考えて!」
梨子「貴方今日ほとんど寝てただけじゃない」

106 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:29:51.11 ID:WO96UWMe.net
聖良「・・・行ってしまいましたね」
ツバサ「まあ夜になったらまた会えるけど」

聖良「えっ!?」

英玲奈「泊まる旅館、あのアホ毛オレンジの実家らしいからな」

理亞「えぇ・・・」

ツバサ「今度こそそこでデュエマ合宿を!」
あんじゅ「アンタなんでそんなデュエマりたいのよ」

ツバサ「だって、あんなの見せつけられたら燃えるでしょ!?」

あんじゅ「よく考えなさい。私たちがあのジャリたちと戦ったら完勝過ぎて大人気ないでしょ」

ツバサ「それはそうだけどぉ 」
理亞(む・・・)

理亞「デュエマでは、負けませんけど・・・」

ツバサ「お?」
英玲奈「は?」
あんじゅ「あ?」
聖良「り、理亞!?」

理亞「デュエマなら!負けませんけど!?」

107 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:31:30.20 ID:WO96UWMe.net
英玲奈「ほっほーう・・・吠えるな、小娘」

あんじゅ「これはボッコボコフルコースねぇ」

理亞「う、うぅ・・・」

聖良「・・・そうです!理亞は強いんです!」

理亞「姉さま・・・?」

聖良「A-RISEにだって、負けないんですから!!」
ツバサ「そうね」

聖良「へっ?」

あんじゅ「知ってるわよぉ」

英玲奈「本気にするなよ。ちょっとしたアダルトジョークだ」

理亞「分かりにくすぎて引きます・・・」

108 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:33:26.38 ID:WO96UWMe.net
あんじゅ「ま、その前にやっとくことがあるでしょ」

聖良「え?」

英玲奈「そうだな。そういえばまだアレを見てない」

ツバサ「そうね。アレを買わないとここまで来た意味がないわ」

ツバサ「さ、ドキンダム・ガチャを」
英玲奈「ちょっと黙ってろガチャ中毒者」

聖良「あ、アレとは・・・?」
理亞「簡単です。姉さま」

理亞「姉さまはボルシャック。そして、私はルピア」

聖良「う、うん?」

理亞「2枚はお互いを助け合い、お互いが2人の力を何乗にも高める」

理亞「今度こそ、見せつけてあげればいいの。セイントスノーを」

理亞「本当の私たちを」

聖良「・・・」

109 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:34:37.90 ID:WO96UWMe.net
あんじゅ「あんな半端なポンコツじゃないプロのパフォーマンス」

あんじゅ「今ならできると思うけど?」

理亞「・・・」

聖良「理亞」

理亞「姉さま・・・」

聖良「私と一緒に、あの光の向こうへ飛びましょう」

理亞「当然です!!」

理亞「最高だと!言われたいよ!!」
聖良「最高だと!言われたいよ!!」

110 :名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:35:09.66 ID:WO96UWMe.net
終わるか

111 :名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:36:27.69 ID:RavI8QKH.net
乙!熱い勝負と姉妹愛をありがとう!

112 :名無しで叶える物語(青ヶ島村)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 00:42:22.76 ID:xI9UtZwg.net
おもろかったよ乙
間隔1行だと目がチカチカするな

113 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 02:19:52.38 ID:R1YzXH9c.net

デュエマはファンデッキでも勝てると聞いた

114 :名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 09:13:34.03 ID:bC6zxkzx.net
めっちゃ面白かった乙
A-RISEがそれぞれなんのデッキなのか気になる(ドギ剣とか?)

115 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 09:31:36.62 ID:mTEObC3U.net

こうゆうデュエマも熱くていいな
描写が細かくて良かった

116 :名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 10:03:34.16 ID:g+nEEkvn.net
テンポ良すぎぃ!
A-RISEの面々が楽しそうで良かったわ
名前が変わるとこは燃えた

117 :名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/:2016/11/19(土) 19:51:39.17 ID:eyE5iRQv.net
http://daily.privateimport.jp/newsdata/cp/1117.html

118 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/11/20(日) 04:53:55.80 ID:92PQsi98.net
以前遊戯王で書いてなかった?

119 :名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2016/11/20(日) 18:25:54.13 ID:tUT3n1n2.net
ツバサ「デュエマやるわよ!」 [無断転載禁止]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1476706938/
前作これじゃないの

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