【曜鞠莉】ようまりを語るスレ part12【ようまり】

名無しで叶える物語

理事長室

曜「鞠莉ちゃん…今日も、お仕事いっぱいなの？」

鞠莉「仕事が山積みで…もうすぐ連休に入っちゃうから、今やらないと終わらないの｣ｶﾀｶﾀ

鞠莉「私も、もっと曜と一緒に居たいんだけど…ごめんね」

曜「私のことはいいんだ…でも、鞠莉ちゃんは卒業したのに、まだ理事長のお仕事しなきゃダメなの？」

鞠莉「生徒と理事長。二足のワラジの辛いところね…卒業しても、理事長は年度末までの任期だから」

鞠莉「それにしても、年度末がこんなに忙しいなんて…｣ﾊｧ

鞠莉「職員の異動、卒業生と新入生の確定、卒業式・入学式の準備、教育委員会をはじめ関係機関との調整、業務の引き継ぎ、年度末の駆け込み稟議や決裁の処理…」

鞠莉「それだけでも大変なのに、送別会やら何やらの付き合いも集中してて…私も送られる側だから、断れないし」

曜「最近は夜も会えないし、おやすみの電話だってご無沙汰だもんね…」

鞠莉「トドメは4月1日が土曜日ってことね…例年4月に入ってからでいいはずの手続きが、役所が閉庁してるからって前倒ししなきゃいけないのよ。ほんっとよりによって…｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

曜「あの、鞠莉ちゃん？なんか怖いよ」

鞠莉「形式だけとはいえ、私は理事長。管理する側が休めるわけもないし、それは職員も同じ…卒業の余韻に浸る間も無く、みんな日に日に疲弊していく…｣ﾌﾌｯ

鞠莉「曜は、なんで4月って疲れるか知ってる？それはね、ながーいマーチが終わったばかりだからなの！｣ｼｬｲﾆｰ☆

鞠莉「31日に及ぶ、ながーいながい年度末という名のmarch(3月)が、ね…｣ﾄﾞﾝﾖﾘ

曜「鞠莉ちゃん！？しっかりしてよ、鞠莉ちゃああああん！！」

この後、鞠莉さんに取り憑いた年度末の怨嗟を破ァ！してもらって2人は幸せなようまりして終了。