凛「時代は料理にゃ！！！」

1 ：名無しで叶える物語：2017/03/24(金) 19:38:45.52

〜部室にて〜

真姫「みんな遅いわね〜、そういえば2年生は今職場体験だっけ・・・3年生は大学で講座受けてるし・・・こりゃ遅いわね」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

ドア　バタン！！

真姫「ヴェエエ！！な、何よ！！いきなり入ってきたらびっくりするじゃない！！！」

凛「料理にゃ！！料理の腕を磨くんだにゃ！！！」ﾄﾞﾝｯ

真姫「何よ、急に・・・」

凛「真姫ちゃん！！これからは料理！！料理なんだにゃ！！！！」ﾄﾞﾄﾞﾝｯ

真姫「・・・いつにもなく本気だけど・・・どうしたのよ・・・？」

2 ：名無しで叶える物語：2017/03/24(金) 19:45:11.98

凛「昨日、見たんだにゃ！！料理ができる女性ってのはやっぱり可愛いし、かっこいいんだって！！」

真姫「まあ、確かにそうだけど・・・急すぎない？今まで凛、料理やったことある？」

凛「うっ・・・真姫ちゃんそれは言わないでほしいにゃ・・・」ｼｮﾎﾞﾝ

真姫「ほらね？やったことないでしょ・・・本当、カップラーメンが得意料理な子には到底料理なんて無理よ...」

凛「うぅーっ！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

凛「もう、怒ったにゃーっ！！！凛！真姫ちゃんもそんなに料理できないくせに！！」

真姫「まぁ、料理人に作ってもらってるけど・・・自分でもできるものはできるわ！！パスタとかグラタンとか！！」

凛「パスタもカップラーメンとそんなに変わらないにゃ！！！！！」

3 ：名無しで叶える物語：2017/03/24(金) 19:45:40.17

真姫「なわけないでしょ・・・ぜんぜん違うわよ、まず中と洋の時点で・・・」

凛「細かいことはいいにゃ！！そこまで言うんなら真姫ちゃん！！！料理で勝負にゃ！！！！！」

真姫「?ぇえ！？勝負？ﾅﾆｿﾚｲﾐﾜｶﾝﾅｲ！！」

凛「もう、凛は本気にゃ！！！許せないにゃ！！！！！！」ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ

真姫「いいわ・・・！そこまで言うんなら受けてあげる！」

凛「こうとなったら、こんなところで油を買ってる暇はないにゃ！！！！さっさと料理勉強するにゃ！！！！！」

真姫「油は売るものよ・・・ま、ケンカ売られた以上やるしかないわね！！！」

4 ：名無しで叶える物語：2017/03/25(土) 01:46:33.31

〜数分後〜

花陽「ごめ〜ん、掃除で遅れちゃった・・・ってあれ？誰もいないの？」

花陽「あの2人が居ないなんて・・・けど、鍵は開いてたし・・・もしかして喧嘩！？？」

〜凛ハウス〜

凛「真姫ちゃんめ〜絶対に見返してやるにゃ！！！！！！」

凛「けど、なに作ればいいんだろう・・・」

〜真姫の城〜

真姫「は〜・・・あーは言ったものの何をすればいいのかわかんなくなってきたわ・・・」

真姫「とりあえず、調べてみましょ・・・」

5 ：名無しで叶える物語：2017/03/25(土) 01:47:36.56

〜その頃花陽は・・・〜

花陽「ど、ど、ど、どうしよ・・・凛ちゃんも真姫ちゃんも喧嘩してるなんて・・・」

花陽「そうだ！！！」

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ　ｶﾞﾁｬ

花陽「あ、穂乃果ちゃん？！私だけど・・・うん、かくかくしかじかでね・・・」

6 ：名無しで叶える物語：2017/03/25(土) 01:50:38.16

〜翌日〜

花陽（あ〜どうしよう・・・やっぱり二人とも全然顔合わせないし・・・ど、どうすれば・・・）

凛（ん〜っやっぱり麺類がいいかな〜・・・いやあえて魚介類・・・けど、魚は苦手にゃ〜）ｸﾞｽｯ

花陽（泣いてる・・・！？凛ちゃん・・・本当に色々真姫ちゃんとあったんだね・・・）

真姫（もう、あんなことカッコつけて言っちゃって・・・料理なんてしたことないわよ！パスタとグラタン以外にも作らなきゃ！）ﾅﾔﾐﾅﾔﾐ

花陽（真姫ちゃんまで・・・！？2人に一体何が・・・私がなんとかしないと・・・！！）