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ようよしまる「世界一どうでもいい会話」

1 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:47:42.10
最低の文章

・キャラは崩壊している
・草も生えている
・アレは生えていない

2 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:49:34.91
〜学校に行くバスにて〜

曜「おはよーそろ、善子ちゃん…」

善子「おはよう曜。…なんか顔色悪いわよ?」

曜「最近寒いせいかあんまちゃんと寝れてなくて…」

善子「大丈夫?統合とか」

曜「フッw…どこの世界に会話開幕統合チェックする女子高生がいるのw」

善子「ここにいるわよ」

曜「確かにwそういう見解もあるww

善子「私も最近統合を見失いがちでさ〜」

曜「統合って見失うとかそういうもんじゃないでしょwww」

3 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:50:09.38
善子「そう?けっこう最近感じると思うんだけどな。ほら、人混みとかに遭遇することあるじゃない」

曜「あるね」

善子「そういう時って統合が削れていく音が聞こえない?」

曜「統合が削れる音って何w」

善子「まあ音はともかく、そういう場面に遭遇するともう今日はおしめぇだって感じしない?」

曜「まあ、そうだね」

善子「ホントあの感覚サイアクなのよね〜」

曜「確かに耐え難いものがあるよね」

善子「でさ、ちょっと違う話なんだけど、狭いところで横並びで歩いてる連中いるじゃない?」

曜「いるいる!アレ迷惑だよね〜」

4 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:51:34.96
善子「ホントよね!もっと私の統合に責任を持った行動をしてほしいものだわ」

曜「え?wどういうことww」

善子「だってそういう時って避けなきゃいけないじゃない?こっちが」

曜「まあそうだね」

善子「それがプレッシャーなのよ。緊張感が走るのよ」

曜「確かにw」

善子「しかも、こっちの意志とは関係なくプレッシャーを押し付けられるのよ!?強制的にこっちだけが緊張感を、一方的に味わわされるのよ!?これは一種の暴力よ!」

5 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:52:22.96
曜「並んで歩いてることが暴力ときましたかww」

善子「そうよ。暴力よ。私の統合に対する」

曜「www」

善子「これは必然的な帰結よ。『日に当たるところを占めることが簒奪の始まり』って昔の人も言ってたし!狭いとこでスペース食うやつは暴力装置として機能しちゃうの!あいつら皆暴力なのよ!」

曜「誰と戦ってるのwwというかさんだつってwww」

善子「だから皆もっと私の統合に責任を持って自覚ある行動をして欲しいのよ」

曜「フフw私も今度から気をつけるよww」

善子「ありがと曜」

6 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:53:49.41
曜「いやー、相変わらずここの二人が集まると普通の会話しなくなるね」

善子「そうね。ずら丸もいればもっと人間離れしてくるのにね」

曜「花丸ちゃんがいると世界の構造に悪口を言う会みたいになるもんねw」

善子「ずら丸普段はそんなことないけど、私たちといると反骨精神の塊と化すものね」

曜「そうそうw あ、そういえば花丸ちゃんこの前凄いこと言ってたよ」

善子「凄いこととは」

曜「このまえ進路相談あったでしょ?で、たまたま花丸ちゃんが終わったところに私が通りかかって、進路の話をしたんだけど」

善子「ふむふむ」

7 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:54:34.34
曜「花丸ちゃん、大学進学にそれなりに前向きだったんだよ」

善子「へ〜ずら丸がねぇ。前話した時はお寺のこととかで色々考えなきゃいけないからそこら辺まだ決めてないって言ってた気がするけど」

曜「それがね…花丸ちゃん、お寺継ぐにしても、ひとまず進学してみるのは悪くないかなって思ったんだって」

善子「と、いうと?」

曜「花丸ちゃん曰く、『おらにとって、学校とは”やすり”のような場所だったずら。社会に対する反抗心を、研磨された。きっと大学は最上級の”やすり”になるはずずら』ってw」

善子「wwwやすりって何よww」

曜「そう考えると、お寺も常識に囚われてはいけない部分があるから、大学行くのも一つの手かもしれないってw」

善子「いやそういう問題なの?www相変わらずあいつは人の理に囚われないわねww

8 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:55:18.73
曜「そうだねwっていうか、善子ちゃんクラスも一緒だし花丸ちゃんと話してなかったの?」

善子「あ〜進路相談後の私は完全にバッド入っちゃったから」

曜「色々言われちゃった感じ?」

善子「まあ、そうね…。進路指導終了後の私は統合保ててなかったわよ」

曜「善子ちゃんツイッターで『進路指導終了即劇鬱状態』って呟いてたもんねw」

善子「次の日珍しくAqoursの練習もない完全な休日だったけど、一日中天井を見て呼吸をしただけで終わったからね」

曜「自宅の天井の写真をツイートしてるの見た時は声出して笑っちゃったよw」

善子「まあ、私の鬱状態で曜が笑顔になってくれたのなら何よりよ。私にしても承認欲求満たせたしまいっかって感じだったしね」

9 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:56:11.29
曜「承認欲求と言えば、私と花丸ちゃんだけに限定公開の実況動画、新作撮らないの?アレ好きなんだけど」

善子「あ〜アレね…そう、まさに承認欲求が出てきちゃって、なんか続けるのがキツくなってきたのよね。最初はそんなつもりはなかったけど、見返り求め始めちゃったというか」

曜「もう生放送とかで公開してやればいいんじゃない?wいつもやってるし」

善子「いや〜アレはヨハネとしての生放送だから。ゲーム実況は私の反骨精神の部分の実況だから。それやっちゃうとヨハネの方のアイデンティティが崩壊しちゃうから」

曜「統合が崩れ去っちゃうねw」

善子「そうw統合がね〜ww」

曜「善子ちゃんすぐ統合見失うよねwww」

10 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:56:47.62
善子「いやっ統合見失うって言ってもアレよ?私が悪くて統合が削れるんじゃなくて世界が私を追い詰めるのよ?」

曜「出たね恒例、善子ちゃんのよくわからない理屈による世界に対する悪口www」

善子「しょうがないじゃない!世界には構造上の欠陥があるんだからそれに対して悪口が出てくるのはしょうがないことなのよ」

曜「そっかwそういう見解もあるww」

善子「そうよ。悪いもんは悪いんだからしょうがないのよ」

曜「それはしょうがないねw」

善子「しょうがないもんはしょうがないんだからしょうがないのよ」

曜「www」

11 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:57:16.76
善子「大体、さっきの話にしても、本当なら並んで歩く連中だけが悪いんじゃないのよ。世界の構造の方に九割責任があるのよ」

曜「一割は並んで歩く方に責任があるけど、九割は世界の方だと」

善子「そう。そもそも本当に問題なのはそういう「狭さ」を作り出した構造そのものでしょ?」

曜「と、いいますと」

善子「そもそも、並んで歩くのが迷惑になるのは狭いところだけでしょ?」

曜「確かに」

善子「例えば、駅のホームでお年寄りの方が自分の前を歩いていたとするでしょ?で、自分はスケジュールの都合上急いで電車に駆け込まなきゃならないんだけど、お年寄りだから歩くの遅くて、しかも追い越せない状況って割とあるでしょ?」


曜「あるね」

善子「で、その場合人って焦りとか、イライラとか、とにかく色々な負の感情を持つと思うのよ。そこでお年寄りに怒っちゃう人もいるかもしれない。でも、それってお年寄りのせいじゃないでしょ?だってお年寄りの方はふつう速く動くとか出来ないんだし」

12 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:57:49.62
曜「そりゃそうだ。そこでお年寄りに怒るのはおかしいね」

善子「そう!だとすると、本当に自分が怒ってるのは、そういう状況で怒りを感じなきゃならないように仕向けたシステムそのものってことにならない?」

曜「そうかも。で、そのシステムが正に「狭さ」のことってことかな?」

善子「うーん、正確に言うとそういう「狭さ」を作り出したシステムがおかしいって話なのよね。狭いせいで早く行きたくても行けない、とか、時間に遅れる、ってとこに怒っちゃうって話だから」

曜「あーなるほど。世界の仕組み自体がイライラとかの原因になる「狭さ」を作り出しちゃう、この構図が問題なんだね」

善子「そういうことよ。段々あなたも本質が見えるようになってきたじゃない、リトルデーモン?」

曜「えへへ、お褒めに預かり光栄であります!…ま、いつも善子ちゃんにこういう話聞かしてもらってるから、自分でも理解できるようになったみたいだね」

13 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:58:20.04
善子「素晴らしいわ。…で、話の続きなんだけど、「狭さ」って言うと空間だけを想像しがちじゃない?」

曜「うお、空間って言葉使い、善子ちゃんって感じ出てきたね…。まあ、確かにふつうそうだよね」

善子「でも、空間だけじゃないのよ、「狭さ」ってのは。時間も狭くされてるのよ」

曜「あ、さっき言ってた早く行きたくても〜って話はもしかしてそういうこと?」

善子「その通りよ!そういうことって要するに、予定が分刻みで決まってたりだとか、何時から何時まではこれをやらなきゃいけないだとか、時間を区切った結果出てきたものじゃない?」

曜「そっか。区切って区切って区切り尽くしたら、時間も狭くなっていくってわけなんだね」

善子「そうよ!で、今まで話してきた通り、狭さって暴力性を発揮しちゃうじゃない?それは時間の狭さでも一緒なわけなの」

曜「遅刻しそうになってるのに電車が止まるとイライラしたりだとか、逆に時間を守ろうと思って真面目になりすぎちゃって必要以上に責任感じちゃって病んじゃうとか、そういうことが起こるわけだね?」

善子「そう!でもそれって不健全じゃない?正直、悪いのは狭さとそれを生み出してるシステムのせいなのに、駅員さんに怒ったりだとか、自分を責めたりだとか。だって全部自分のせいじゃないのよ?こんな狭い世界を作り出しているシステムそのもののせいなのよ?」

14 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:58:55.44
曜「うーん言われてみれば…でもどうして時間も区切れるのかな?」

善子「それはアレよ。いわゆる『時間の空間化』ってやつのせいよ。時計という諸悪の権化を生じさせるやつ」

曜「なんか難しい言葉使うね…。それ、ホントに善子ちゃんが考えた言葉?」

善子「いや、流石に私じゃないわ。ずら丸が前読んでた…哲学?の本に書いてあって、妙に記憶に残ったのよ」

曜「凄いね花丸ちゃん…哲学って、なんでそんな難しそうな本読んでるんだろう?」

善子「なんか小説に出てきたからとりあえず触れるだけ触れてみたらしいわよ?」

曜「へ〜…なんて本なんだろう?」

善子「小説の方はよく覚えてないんだよね。哲学の方は…なんだろ、確かティ、っ…ティンカーベル?みたいな名前の人が書いたやつだった」

曜「いやそれピーターパンのフェアリーだよw」

善子「と、とにかく!狭さを生み出してるこの世界はおかしいのよ!」

15 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 10:59:33.58
曜「まあ、確かにこうやって聞くとちょっと説得力あるかも」

善子「電車が止まったからって駅員さんに怒るような人は本質が見えてないのよ。大体、特定の個人に悪口言ったり怒ったりするのって世界で一番つまらないじゃない。言うんだったら世界に対する悪口の方がまだ面白いわよ!」

曜「やっぱり行き着くところはそこなんだねw」

善子「そういう風に感情的に生きるんじゃなくてもっとロジカルに考えてほしいのよ。論理的に悪口を言ってほしいのよ」

曜「論理的な悪口www」

善子「悪口を言うべきなのは世界の構造に対してであって個人じゃないのよ。もっと私は悪口を言ってほしいのよ、世界に対して」

曜「そんな人中々いないけどねww多分私と善子ちゃんと花丸ちゃん以外いないよ、この世でww」

16 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:00:11.22
善子「嘆かわしいことね。そんなだから全部世界の構造的欠陥のせいで私は悪くないのに私が悪いことになっちゃうのよ。悪いのは私じゃなくて世界の方なのよ」

曜「ま、善子ちゃんに限ったことじゃないけど、時間が守れなくて自分のせいにしすぎちゃう人とか、そういう人を責めるような人には、こういう話を理解してもらうだけでもいいのになって思うよね。少しは生きやすくなるだろうし」

善子「そうよ、いいこと言うわね。………フッw」

曜「ッw…どうしたの?急に笑ってww」

善子「いや、何の話してんでしょうねって思ってwww」

曜「ホントだよwしかも朝っぱらからww」

善子「内容だってぶっちゃけフツーの人からすれば壮大な言い訳みたいなものだしww」

曜「それ自分で分かってて言ってるんだからタチ悪いよねwww」

善子「何にせよ女子高生の会話じゃないよねww」


曜&善子「wwwwww」

17 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:01:34.10
バス「揺れるぞ」ドーン





善子「うわっ今めっちゃ揺れたわね。ビックリしたわ」

曜「本当にね。完全にEARTH SHAKERだったよ」

善子「え?w今なんて?w」

曜「いや、今完全にEARTH SHAKERのEARTH SHAKERだったよって」

善子「どういうことよww」

18 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:02:02.34
曜「いや、EARTH SHAKERってバンドがあって、そのバンドが出したEARTH SHAKERって曲があるんだよ」

善子「Black SabbathのBlack Sabbathみたいな感じ?w」

曜「そうそうそんな感じw」

善子「わかりづらいわよww


曜「っていうか、善子ちゃんってEARTH SHAKER知らないっけ?」

善子「いや、まあ名前ぐらいは知ってるわよ。なんか最近音ゲーとコラボしてたわよね?」

曜「そうそう。昔日本で本格的にハードロックをやるバンドが出てき始めた時期があったんだけど、EARTH SHAKERはその内の一つだったんだよね」

19 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:02:30.15
善子「へー…ってかなんで曜が知ってるのよ…ずいぶん前のバンドじゃないの?」

曜「パパが結構好きだったみたいで、昔から色々聴かされてたんだ。それで影響されちゃって」

善子「なるほど…」

曜「善子ちゃんはそういうのなかった?」

善子「私の家は…あ、そういえばお母さんが昔聖飢魔IIの信者だったらしくて、昔はよく聴かされたわね……」

20 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:03:00.58
曜「あ〜……聖飢魔IIね…」

善子「…何よ。何察してるのよ」

曜「いや、善子ちゃんが善子ちゃんなのはお母さんあってのことだったんだなって」

善子「べ、別に聖飢魔IIを聴いてたから堕天使になったんじゃなくて!本当に天界から追放されちゃったから堕天使になっただけなんだからね!」

曜「あ、うん、まあそれを否定するつもりはないよ…」

善子「そ、それはさておき!聖飢魔IIの話を聞く中でEARTH SHAKERの名前も聞いたことがあったなって今思い出したわ」

曜「ああ、活動はほぼ同時期にやってたみたいだもんね」

善子「曜はそういうの詳しいの?」

曜「いやー私はEARTH SHAKERとかLOUDNESSとか、パパが好きだったバンドぐらいかな〜。聖飢魔IIは蝋人形の館とか有名どころしか分からないよ」

善子「あー。まあテレビではそこらへんばっか紹介されるしね」

21 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:03:53.80
曜「善子ちゃんもやったりしないの?」

善子「何を?」

曜「『お前もリトルデーモンにしてやろうか!!』って叫んだりとかwww

善子「ブァッハッハアwwwww」

曜「いいんじゃない?蝋人形の館の替え歌で『リトルデーモンの館』歌っちゃうとか?ww」

善子「アッハッハwwwどんな歌詞で歌えばいいのよwwww」

曜「きーりのたーちこむぬーまのおくふかく〜とか!ww」

善子「なんで沼なのよwww

曜「だって善子ちゃん沼津に住んでるしwww

善子「沼って沼津のことだったのww」

22 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:04:33.39
曜&善子「wwwwwwww」




運ちゃん「え〜お二人組のお客様〜他のお客様のご迷惑となりますのでお静かにお願い致します〜」ピキピキ




曜&善子「あっ すみません………」

23 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:04:56.86
曜「…」


善子「……」




「・・・・・・・・・」


気持ちのバブルが崩壊した二人は学校に着くまで会話不可能な存在と化した

24 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:05:59.33
〜放課後、浦の星女学院校舎裏〜


善子「はーっ、今日も練習疲れた〜」

曜「お疲れ様、善子ちゃん」

善子「曜もお疲れ様。ようやく憩いの時間ね」

曜「練習終わった後ここで一服する時間が一日を生き抜いた証だよね」

善子「ホントにね。この時間がないと今日を終えた気がしないし」

曜「ま、褒められた行為じゃないけどねwそのせいで今日は花丸ちゃんが貧乏くじ引いて遅れてるし」

善子「そりゃそうだけど…ごっこ遊びの延長なんだから少しはダイヤも軟化してくれって話よね」

曜「硬度10なのに?w」

25 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:06:33.95
善子「そうよ。マリーぐらいにはなって欲しいものよ」

曜「お咎めどころか最初にこの遊び始めたの鞠莉ちゃんだしね」

善子「ダイヤさんにこの遊びが発覚した時身代わりになってくれたしね」

曜「いや〜鞠莉ちゃんぐらいになるって硬度マイナス千ぐらいになるってことじゃない?」

善子「マイナス千ってもう硬度存在してないわよw」

曜「そうだね。ダイヤさん消滅しちゃうかもしれない」

善子「フッw…流石にそれはダイヤに失礼じゃない?」

曜「確かにwあとで謝っておくよ」

26 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:06:59.79
善子「まあ、『ダイヤの硬度が下がったらダイヤが消滅しちゃうかもって思っちゃってごめんなさい』だなんて言ったら余計怒られそうだけどねww」

曜「くふっw…そうは言っても犯した罪は償わないといけないからさ」

善子「もう今後そういう風にネタにしないようにすればいいんじゃない」

曜「そうだね。これから絶対ネタにしないと誓おっか。…あ、花丸ちゃん」

花丸「お待たせしました〜」

善子「結構遅かったじゃない。ダイヤ怒ってたの?」

曜「鞠莉ちゃんが説得してくれてからは単に小言を言われるくらいでこんな長く拘束されることはなかったのにね」

花丸「小言自体はすぐ終わったよ。でも鞠莉ちゃんがまたダイヤさんにちょっかいかけて話がややこしくなったずら」

27 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:08:19.60
花丸「アレは近年稀に見る怒りぶりだったずら。2Dくらいは怒ってたよ」

善子「え?今なんて?w」

曜「にでぃーって何?ww」

花丸「怒りの単位ずら。1Dでいちダイヤって意味ずら」

善子「ちょっwwなんで人の名前を怒りの単位に採用しちゃうのwww

花丸「だってダイヤさん怒ると怖いし、怒りがダイヤさんを象徴するような所あるし」

曜「確かにダイヤさんは怒ったときのエピソードが豊富だけどww」

善子「ちなみに1Dってどれくらいの怒りなの?」

花丸「物を破壊するレベルずら」

曜「っw…2Dは?」

28 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:09:19.31
花丸「部室崩壊レベルずら」

善子「ふふへへっwwいくらなんでも怒りすぎでしょw」

花丸「3Dだと浦の星女学院が倒壊するずら。怒りのあまり」

曜「とんでもない怒りじゃんwww」

善子「3Dでそれなら5D以上とかいったらどうなっちゃうのwww」

花丸「5Dはやばいずら。内浦が沈没する」

曜&善子「wwwww」

善子「それ10Dとかいったら世界が滅んじゃうじゃないww」

花丸「そうだよ。ダイヤさんの怒りはそれぐらい凄まじいものずら」

29 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:09:43.46
曜「せっかく人をネタにするのはやめようって言ってたところなのにこの娘はなんてことをww

花丸「そんなこと言ってたの?」

善子「そうよw流石に名前を怒りの単位にするのはどうかと思うわよw

花丸「まあ、確かに。下手をすればいじめになっちゃうもんね」

曜「つい発想がおかしすぎて笑っちゃったけど、こういうのホントよくないもんね」

花丸「分かったずら。もうダイヤさんをネタにはしないよ」

善子「そうね。そうしましょ」

30 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:11:32.58
花丸「もうダイヤさんの話は金輪際一切しない」

曜「え?w」

花丸「もうダイヤさんの話は一生しないずら」

善子「ちょっとwwそういうことじゃないw」

曜「ネタにしなければいいんだってばww」

花丸「フフw…まぁ、どちらにせよこの三人でいると変なテンションになっちゃうから気を付けるようにするよ」

善子「そうねw…そろそろ開幕の帳を開けましょう?」

花丸「それ同語反復ずら。意味ないずら」

善子「ちょ、ちょ、ちょっと間違えただけよ!」

曜「はいはい、じゃあとりあえず一服しようか」

31 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:12:02.90
善子&花丸「…ウス」





ガサゴソ スッ


三人『パチッ』


三人『スッ、スゥ〜』

32 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:12:59.44
三人「ふぅ〜……」
















花丸「今日もココアシガレットがうんめぇずら〜」

33 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:13:25.71
善子「皆だいぶ指パッチン上手くなったわね」

曜「最初は皆ちゃんとできなかったもんね。あ、そうそう私今日抹茶シガレットなんだ〜」

花丸「それ美味しいの?」

曜「試してみる?はい」

花丸「ありがとう曜ちゃん。じゃあおらのと一本交換ってことで」

曜「そんな、気にしなくていいのに。…でもま、もらっておくよ」

花丸「あとで大切に吸うずら」

善子「吸うって言っても普通に食べるんだけどね」

34 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:13:55.41
曜「いや〜この遊びを最初に見た時はビックリしたよね」

善子「たまたま三人でマリーに会いに理事長室へ行ったら、こんなことしてたんだからね」

花丸「あの時は度肝を抜かれたずら」

曜「鞠莉ちゃんが『理事長の仕事でストレス溜まっちゃって〜つい☆』なんて軽いノリで言ってきた時は本気でどうしようかと思ったよ」

善子「まあ結局ごっこ遊びだったんだけど、どちらにせよおかしなことやってるのには変わりないわね」

花丸「鞠莉ちゃんは普段からよくふざけてるけどこんな遊びをやるとまでは思わなかったずら」

善子「まあ私たちも結局ふざけて真似してる内に毎日やるようになったんだからマリーのことは言えないけど」

曜「私たちも鞠莉ちゃんも、イメージからかけ離れたことやってるから面白いのかもね」

35 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:15:02.31
花丸「そもそもヤニが似合うアイドルなんてアイドルじゃないずら」スゥー

曜「そりゃそうだねwというかヤニってw」

善子「でも、うちのメンバーって本当にタバコが似合わないのかな?」

花丸「どういうこと?」

善子「もちろん喫煙者とアイドルってかけ離れてるし普通はそんなこと考えないわけだけど、想像してみたら意外と似合いそうな人とかっていると思うのよ」

曜「というと?」

善子「例えば、本人には申し訳ないけどμ'sの西木野真姫さんって大人になった今なら吸ってるところイメージ出来そうじゃない?」

曜「あ〜わかるかも。案外似合いそうだよね」

花丸「絵里さんとかも大人になって吸ってたら違和感なさそうずら」

36 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:15:53.60
善子「そうそう、大人になったらってのがポイントなのよね。今は想像できなくても成長したらもしかしたら似合うっていうか、違和感ないかもってのは考えられると思うのよ」

曜「なるほどね〜」

花丸「善子ちゃんとしては誰が似合うと思うの?」

善子「う〜ん…絶対似合わないと思う人はすぐ浮かんだんだけど、似合う人ってのはまだね」

曜「ちなみに似合わない人ってのは?」

善子「ダイヤ」

花丸「フッw…確かに」

曜「なんで今ちょっと笑ったのw」

花丸「いや、あまりにもその通りだなって思って変な笑いがでちゃった」

37 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:16:56.48
善子「ずら丸もそう思う?普段のしっかりとしたイメージが強すぎて吸ってるビジョンが全く浮かばないのよね」

花丸「まだルビィちゃんの方がありうるずら」スッスゥー

善子「ええ?w流石にルビィはないでしょww

花丸「大人になってやさぐれたとしたら、あまりにも今と違いすぎて逆にありそうって思わないかな?」

曜「何言ってんのww」

花丸「あまりにもかけ離れすぎてて逆にアリというか…」

善子「そのアリそうって二次創作のネタとしてアリ的な意味じゃないw」

曜「そういう路線でいったら他の人もあてはまっちゃうじゃんw」

38 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:17:23.99
花丸「いや、それでもダイヤさんは当てはまらないずら」スゥー

曜「それはどうしてまた」

花丸「タバコ吸ってる姿と見た目とのギャップが弱いから、どうしても今あるイメージとの比較になっちゃって、ダイヤさんには合わないんだと思う」

善子「なるほど、一理あるわね。ルビィだと見た目とのギャップもあってなんか一周回ってありえそうって思うのかも」

花丸「まぁこれは冗談の範疇だけどね。普通に似合うってなるとルビィちゃんは絶対外れるずら」

曜「思ったんだけど、タバコっていうと単に大人っぽいとかじゃなくて斜に構えたイメージがあるんじゃないかな」

花丸「どういうこと?」

曜「さっきの例でいけば、真姫さんってなんとなく斜に構えてるというか、素直になれないイメージがあると思うんだ」

39 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:17:59.94
善子「あ〜なんかルビィが真姫さんはツンデレだったらしいって言ってた気がする」

花丸「素直になれないってこと?」スゥー

曜「ん〜そうだね。斜に構えるっていうのとはまたちょっと違うとは思うんだけど、とにかくちょっと捻くれてる感じが重要というか」

善子「でもそうなると、絵里さんは?捻くれたイメージあんまないけど」

花丸「絵里さんはなんか大人になってやさぐれた姿がすごい想像できるんだよね」



善子「……確かに。なぜかしっくりくる」

曜「なんでこんなにしっくりくるんだろうね?」

40 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:18:35.44
善子「まあとりあえず、大人になって捻くれ感があるかどうかが決め手ってわけね?」

曜「そうそう。ただ、そう考えるとやっぱりAqoursの中には似合う人はいないと思う」

花丸「確かに。みんな根が素直だもんね」

善子「大人になっても捻くれてる感じないものね。……私以外」

曜「自分でそれ言う?w」

善子「いや〜やっぱアクマとしては常識にとらわれてはいけないからさ〜」

花丸「善子ちゃんも根はすごく善い子だと思うよ」

善子「な、なによ急に……ありがと。…アクマ的には複雑だけどね…」

曜「じゃあ、Aqoursにはタバコ吸いそうな人はいないってことで」

41 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:19:05.75
善子「いや、それはちょっと待って」

花丸「なんずら?」スッスゥー

善子「今思いついたんだけど、『君の名は。』に出てくる先輩みたいな感じで似合う人はいるんじゃないかなって」

曜「ああ、ユアネームの」

花丸「来来来世でまた会うことで有名な映画の」

善子「クw…あんたたち、適当なこと言い過ぎでしょw」

花丸「有名なものが話題に上がると茶化したくなるんだよね」

曜「この三人だとどうしてもねw…まあ、確かにその線でいくと鞠莉ちゃんとか似合いそう」

善子「でしょ?個人的には果南も似合うと思うんだよね」

42 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:19:39.56
曜「確かに。果南ちゃんは吸ってるときの物憂げな横顔とかがイメージできる」

花丸「かっこいい感じがするずらね」

善子「あとマリーはすごい細いタバコ吸いそう」

曜「あ〜分かる」

花丸「そういえばタバコにも色々あるんだよね」スッスゥー

善子「同じ銘柄なのに名前変えたりするらしいよね」

曜「そうらしいね……ブフッw」

43 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:19:58.26
花丸「どうしたの曜ちゃん?」

曜「何が悲しくて女子高生三人でタバコの話してるのかと思うとねww」

善子「確かにww」

花丸「常軌を逸してるずらww」




三人「wwwwwww」

44 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:20:35.44
善子「ていうかこんなこと考えてる私たちが一番吸いそうじゃない?w」

花丸「いや、それは絶対ないずら。少なくともおらは絶対吸わないずら」スゥー

曜「ブフッww吸う音出しながら言っても説得力なさすぎだよw」

善子「ていうかあんた会話中ちょくちょく吸う音出すのやめなさいよwww」

花丸「説得力と言われても、そもそもの吸う可能性自体がおらにはがないずら」

曜「いや一番可能性ありそうだけどww」

花丸「それは一般的な可能性の話ずら。そういうのは確率で表される方ずら」

善子「ずら丸の悪ノリが始まったわねw」

45 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:21:04.71
花丸「おらのはそういうんじゃないずら。そもそもありえないずら」

曜「プッww」

花丸「ありえないもんはありえないんだからしょうがないずら」スッスゥー

善子&曜「wwwww」

花丸「ヤニ吸う可能性を感じないんだよ、おらは」

曜「何を根拠にww」

花丸「ココアシガレットは味があるけどヤニは味がないずら」

曜「そこ!?w」

花丸「ヤニとココアシガレットは例えるなら太鼓と声帯のようなものずら」

善子「はぁ?ww」

46 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:22:10.12
花丸「太鼓は叩いてもでけぇ音が出るだけだけど、声帯は音階があるずら」

花丸「音階がある分声帯の方が面白いのと同じずら」

善子「ちょっとw太鼓やってる人に失礼でしょww」

花丸「いや、おらも小中と地元のお祭りでは太鼓叩いてたから分かるずら。経験者なんだよ、おらは」

曜「そうなの?w」

花丸「そう。十年近く太鼓叩いてたおらが言うんだから間違いないずら」

花丸「太鼓は叩くと大きい音が出るだけの存在すら」

47 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:22:39.33
善子「太鼓にも音の違いはあるでしょ流石にwww」

花丸「そりゃあるにはあるけどハッキリと聴き取れるものじゃないずら」

曜「その点声帯は音階があるから面白いとww」

花丸「そう。聖歌隊入ってるおらが言うんだから間違いないずら」

善子「そういえばそんなこともしてたわねwww」

花丸「そういうわけでおらがヤニを吸うことはないずら。ヤニは不味い。ココアシガレットは美味しい。証明終了ずら」

曜「結論が極端ww」

善子「さっきから思ってたんだけどヤニって呼び方なんなのよww」

花丸「ヤニはヤニなんだからしょうがないずら」スッスゥー

善子「クッw吸う音やめなさいってばwww」

48 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:23:17.39
曜「本当に花丸ちゃんは吸うフリが堂に入ってるよねw」

花丸「この三人だからこそ出来ることずら。この三人は居心地いいし」

善子「そうね。いつの間にかこの三人でいる時だけ口調が変わったりするし」

曜「ホントにねw」


花丸「それだけこの三人だけの空間が特異ってことずら」

曜「なんで特別とかじゃなくて特異w」

花丸「この空間は三人以外が入り込める場所じゃないからずら。その意味で特別とはまた違ってるずら」

49 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:23:45.15
善子「まあ確かにそうだけどもw」

花丸「この空間では他の人との共演はNGずら」

善子「普通に一緒にいることを共演呼ばわりってどういうことww」

曜「芸能人でもないのに何言ってるのw」

花丸「要するにおら達以外は内浦重須無料喫煙所へのお立ち寄りNGってことずら」

曜「校舎裏のことをそんな風に言う人初めて見たww」

善子「というか喫煙所ではないでしょwwココアシガレット食べてるだけなんだからw」

花丸「なるほど、そういう見解もあるずら」

善子「そういう見解しかないわよww」

50 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:24:27.18
花丸「でもこう呼ぶことによってこの三人以外とは絶対共演NG感が出るずら」

曜「え?wどういうこと?w」

花丸「例えば喫煙所にダイヤさんがいるだなんて思えないよね?」

善子「それは確かにw」

花丸「もし来るとしたら説教が目的だってずぐに分かるずら。だからダイヤさんとは共演NGずら。申し訳ないけど」

曜「そう言うとダイヤさんとだけ共演できないみたいになっちゃうよw」

花丸「肝心なのはこの空気感を壊されないことずら。これはダイヤさんに限らないことなんだよ」

善子「言わんとすることはわかるけど表現が強すぎるww」

花丸「共演の可能性を持っているのは鞠莉ちゃんぐらいずら」

51 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:29:18.16
曜「前ここで一緒にココアシガレット遊びしたもんねw」

花丸「でも、鞠莉ちゃんってコミュニケーション能力は高いから最初はノってくれたんだけど、段々おらたちのノリについていけなくなっちゃったよねw」

善子「最終的には『三人の思考回路についていけない…』ってすごい困り顔で言ってきたものね…ガチで困惑してるマリーなんて初めて見たわよ」

花丸「アレは貴重な鞠莉ちゃんだったずらw」

曜「そうだねw……ところでさ、その鞠莉ちゃんの話がしたいんだけど、鞠莉ちゃんの話をしませんか」

善子「クッw…話ってそうやってするものじゃないでしょw」

花丸「会話ってなんとかの話しようよって言って始まるもんじゃないずらw」

曜「ふふっw」

52 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 11:49:11.75
女子高生の会話じゃねえ

53 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:01:34.70
当然のことながら連投規制されたのでスマホから再開

54 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:04:16.85
花丸「フフフw…それで?w鞠莉ちゃんがどうかしたの?」

曜「うん。鞠莉ちゃんってたまにすごい女子高生らしからぬ笑い方するよね」

花丸「あ〜あのすごい笑い方」

善子「一日に一回はあの笑い方するよね」

花丸「どっからそんな声が出てるんだって感じの」

曜「そう。それでね、私…」

善子「うん」

花丸「その笑い声がどうしたの」

55 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:06:21.99
曜「私、あの笑い声、好きなんすよ」



善子「………」



花丸「………」



三人「・・・・・・」

56 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:06:52.90
善子「わかる」

花丸「わかるずら」

曜「わかるでしょ」

57 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:08:18.00
善子「あの笑い声すごい元気が出るのよね」

花丸「頭も良くノリも良くてでも真面目な時は真面目になれるイメージとのギャップがまたいいよね」

善子「あの校舎中に響き渡るクソデカ笑い声ホント好きなんだよねぇ…」

曜「廊下とかで笑うとめっちゃ反響するんだよねw」

花丸「トイレの個室にいても外から聞こえてくることがあるしww」

善子「たまに笑い過ぎてイルカの鳴き声みたいな音を出すところも良さがあるのよねw」

58 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:10:09.90
曜「一生あのゲラ笑いを聞いて生きていきたいよ、私は」

花丸「そういう見解しかない」

善子「私は小原鞠莉という存在が好きなのかもしれない」

曜「わかる。私もMARI OHARAが好きなんだと思う」

花丸「鞠莉ちゃんは気付いたら心のなかにいたずら」

曜「ココアシガレット遊びにも付き合ってくれるしね」

花丸「流石に三人のノリにまではついてきてくれないけどねw」

59 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:11:25.82
善子「今も凄いノリになってたしねww」

曜「もうこの三人でユニット作っちゃう?ココアシガレッツって名前で」

善子「ええ?w突然何言ってんのw」

花丸「そんなユニット名いやだよww」

曜「いやーいけるでしょー」

花丸「何がどういけるのか全くわからないずらww」

曜「いいじゃん響きがポケットビスケッツみたいで。皆で武道館まで行こうよー」

60 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:12:55.19
善子「私達ピアノとかアコギとか弾けるようにならないといけないじゃないw」

花丸「ライバルは誰になるの?w」

曜「抹茶シガレッツとかじゃない?ww」

善子「それだと曜敵になっちゃうじゃんwww」

曜「そうだったw今日抹茶だったの忘れてたw」



三人「wwwwww」

61 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:14:17.04
善子「……あ、今の会話で思い出した。二人に聞きたいことがあるんだけど」

曜「なになに?」

花丸「なんずら?」

善子「……二人はポケビ派?ブラビ派?」


曜「…」


花丸「…」


善子「・・・」

62 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:16:08.39
三人「・・・・・・」













曜「私ポケビ派」
花丸「おらもポケビ派」
善子「私もポケビ派」

三人「wwwww」

63 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:17:22.56
善子「だよね!?やっぱ行き着く先はポケビだよね!?」

曜「ブラビも好きだけど、どっちかを選べって言われるとポケビに行っちゃうよね」

花丸「ポケビは千秋さんのひたむきさが心を打つんだよね」

善子「流石ずら丸、よく分かってるじゃない!もちろんビビアンの一生懸命な姿勢もいいんだけどね」

曜「正直甲乙つけ難いんだよね。…それにしても、花丸ちゃんはなんでポケビとか知ってるの?」

善子「ああ、私んちに遊びに来た時に教えたのよ」

花丸「いつもルビィちゃんや善子ちゃんのお家に行くと二人とも色々な音楽を教えてくれるんだよ」

善子「ずら丸が普段音楽全然聴かないって言うから、家に遊びに来た時は必ず自分の好きな曲とかを教えようって私とルビィで決めたの」

64 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:20:04.17
曜「へ〜いいねそういうの」

花丸「それでポケビとブラビを教えてもらったんだけど、その時の善子ちゃんの熱の入りようったら凄かったよ」

善子「えっそうだった?」

花丸「曲だけじゃなくて ポケビが出来るまでの経緯とか、ブラビの成功とポケビとの対決の話とか、色々なことを話されたずら」

善子「そんな詳しく話したっけ…?」

曜「説明に熱が入りすぎて自分では気付いてないとか?」

花丸「それずら。好き過ぎて暴走しちゃったみたいな感じ」

善子「…つまりμ’sを語るときの千歌やダイヤみたいになってたってわけ?」

花丸「そうずらそうずら」

65 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:22:33.80
曜「うわ〜何か意外だねー。堕天使的にアリだったの?」

善子「そういう聞き方しないでよww堕天使関係なくたまたま好きになっちゃったんだからしょうがないじゃない!」

花丸「まあ善子ちゃんは根が素直だから一生懸命頑張って輝いてる人を見ると応援したくなるんだろうね」

善子「ちょっと!人を単純な頭の構造してるみたいに言わないでよw」

花丸「そこまでは言ってないよw」

曜「単純かどうかはともかく、素直に人の輝きに感動できるって素晴らしいことだと思うよ」

花丸「変に捻くれるよりはマシずらね」

善子「いや自分で言うのもなんだけど結構捻くれてると思うけどw」

66 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:24:11.18
曜「善子ちゃんは中途半端な捻くれ方はしてないから大丈夫じゃない?」

花丸「世界に対して悪口言ってる時点で常軌を逸した捻くれ方してるからむしろ硬派ずら」

善子「えwどういうこと?ww」

花丸「中途半端に捻くれてる人は全然面白くないけど、トビ抜けておかしな人は一周回って硬派だと思うんだよね」

善子「喧嘩売られてるようにしか聞こえないんだけどww」

曜「変な理屈を言うって点では全然違うけど、善子ちゃんと千歌ちゃんって本質は同じなんじゃない?物事の核心を突くというかさ」

花丸「確かに。善子ちゃんも変な理屈とは言え核心を突いてると思うし、案外似てるのかもね」

善子「そう言ってもらえるのは嬉しいけど変な理屈呼ばわりはやめてってばwww」

67 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:25:39.46
曜「そう言いつつ顔はにやけてるよw」

花丸「自覚がある証拠だね」

善子「そういうあんたこそ変なことを言う時はわざと『ずら』多めに使ってるじゃない!w」

花丸「あ、バレてた?w」

善子「流石に分かるってww」

曜「あれだけ露骨だと流石にねw」

花丸「そっか〜…いや〜バレてないと思ったんだけどなぁ〜」

善子「顔がニヤけてるってばww」

68 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:27:25.48
曜「結局二人とも分かっててふざけてるっていうことが一目瞭然だねw」

花丸「いやいやそういう曜ちゃんこそww」

善子「いつも意図的に世界一適当なこと言ってるでしょw」

曜「ええ?w…ええ?そんなことないよ〜」

花丸「そんなニヤけ面で言われても説得力ないずらwww」

善子「一回言い直してる時点でふざけきってんじゃないのww」

69 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:29:19.29
曜「そっかぁ〜な↑る↓ほどねっ」


善子&花丸「……」


曜「…な↑る↓ほどねっ」


善子&花丸「・・・・・・」


三人「・・・・ふっw」

三人「wwwwww」

70 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:31:07.06
善子「あ〜あ〜、何やってんだかw」

花丸「世界一意味のない最低の行為ずらww」

曜「もうそろそろいこっかw流石に長居しすぎちゃったしねww」

善子「そうしましょうかw」





この後、三人は部室で(主に鞠莉のせいで)怒り狂ったダイヤのとばっちりを受けることになり、
危うく心の動かし方を忘れかけてしまうのであった。
(後に花丸はこの時のダイヤの怒りについて「3Dはくだらなかったずら」と語っている)

71 :名無しで叶える物語:2017/04/22(土) 12:34:31.82
最低の文章 完

72 :名無しで叶える物語:2017/04/24(月) 23:12:32.44
|c||^.-^||3人とも後で後者裏に来てくださいまし

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