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真姫「体重増えたんじゃない?」花陽「うぅ…」にこ「…」

1 :名無しで叶える物語:2017/05/19(金) 21:02:42.92ID:9xsSBzob.net
部室

にこ(二年、三年は生徒会、凛は日直…)


真姫「だから気をつけなさいって言ったのに」

花陽「だってご飯美味しいんだもん…」

真姫「将来糖尿病とかになっても知らないわよ?」

花陽「うぅ…」

にこ(仲良いわねあの二人…)ジー

真姫(にこちゃん?花陽を見てる?)

花陽(ん?にこちゃん真姫ちゃんの事見てる?)

にこ(やっぱり二人はお互いに…)

真姫(にこちゃんは花陽に…)

花陽(にこちゃんは真姫ちゃんのこと…)

にこ&真姫&花陽(好きなの?)

こんな感じのにこまきはなよトライアングルください
最終的にはレズの時点で周りの目は痛いから開き直って3人で付き合う感じで

67 :名無しで叶える物語:2017/05/21(日) 12:28:54.35ID:/LiFjZ6o.net
つまりにこまきぱなにおける凛ちゃんは三人の動向を見守りつつ巻き込まれるノンケ枠にするとバランスがとれるということかな

68 :名無しで叶える物語:2017/05/21(日) 20:48:52.84ID:9TaA6uxB.net
>>67
そんな感じかな
凛ちゃん→花陽の構図があると凛ちゃんだけ残される胸糞になるか成り立たないからね

69 :名無しで叶える物語:2017/05/21(日) 23:54:13.64ID:Ss660O+t.net
期待

70 :名無しで叶える物語:2017/05/21(日) 23:54:22.31ID:k20zC5vH.net
希「にこっち、一緒に帰ろ♡」

にこ「あーごめん、今日は花陽と先約があるのよ」

希「そっかー、残念」

希「この後エリチと合流して、三人で勉強会しようと思ってたのになぁ」

にこ「今度ね、今度」

希「……それでな、にこっち」ヒソ

にこ「あによ」

希「にこっちの本命は、どっちなん?」ヒソヒソ

にこ「何の話か、さっぱりわかんないわよ」

希「またまたぁ。憎いなぁ、このこの」ウリウリ

にこ「うわうざ」

71 :名無しで叶える物語:2017/05/21(日) 23:55:16.07ID:k20zC5vH.net
花陽「あっ。いたいた、にこちゃーん」フリフリ

にこ「花陽、お待たせ」

真姫「遅いわよ。5分前行動は常識デショー」

にこ「うっさいわね。だいたいなんで真姫ちゃんがいんのよ」

真姫「にこちゃん一人に任せたら、何やらかすかわからないもの」

真姫「私だって、本当はさっさと帰りたいわよ」

にこ「あっそ、じゃあ帰れば?」

にこ「にこはこれから〜、花陽と楽しい楽しいマル秘ダイエット作戦を決行するもんねーだ!」

花陽「にこちゃん、声がおっきいよぉ……//」

真姫「なっ……だから、言ってるでしょ!」

真姫「にこちゃん一人に花陽を任せるわけには……!」

にこ(きししし♡真姫ちゃんったら、ムキになっちゃって♡)

にこ(愛しの花陽を略奪されるのが怖くて仕方ないのよね♡可愛い♡)

72 :名無しで叶える物語:2017/05/21(日) 23:56:11.63ID:k20zC5vH.net
カラオケ店にて……

真姫「何がマル秘ダイエット作戦よ」

真姫「ただ歌いに来ただけじゃない」

にこ「いちいち文句言うんじゃないわよ」

にこ「楽しく歌って、カロリー消費もできて、一石二鳥でしょ」

花陽「このメンバーなら、凛ちゃんも呼びたかったなぁ……」

にこ「凛は穂乃果と一緒に海未主催の補習会よ。ことりは焼き鳥屋へ親の仇を討ちに行ったわ」

にこ「それに、あんまり人数いたらあんたのダイエットにならないでしょ」

にこ「じゃ、私はドリンク持ってくるからあんたは選曲してなさい」

真姫「手伝ってあげるわよ」

花陽「あっ、じゃあ私も」

にこ「いいから!」

ガチャバタン

73 :名無しで叶える物語:2017/05/21(日) 23:57:50.01ID:k20zC5vH.net
にこ(むふふ……今日はこうして密室に二人きりの状況を作りまくってやるわ)

にこ(私がいない間に、こっそり手を繋いだり、キスしちゃったり……きゃー♡)

にこ(しっかり進展させるのよ、二人とも♡)



花陽「真姫ちゃん……ハナがきくね」

真姫「抜け駆けなんて許さないんだから」カミノケクルクル

74 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:00:49.25ID:rHj0tnt9.net
花陽「あなたへのハーッビー!あつーく、あつーくー!」

にこ「いいわよー、花陽」

真姫「ヴェッ……何よこれ」

真姫「ちょっとにこちゃん!私の飲み物になんか混ぜたでしょ!」

にこ「なんのことかわからないニコ〜♡」

花陽「あっ、この曲」

花陽「にこちゃん!これ、こないだのドーム公演で聞いたよね!」

にこ「あー、この間のライブね!あれすごかったわよね!」

花陽「うん、すごく素敵だった!」

真姫(えっ、二人でライブ?)

真姫(……私、誘われもしなかった)プクー

75 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:01:43.61ID:rHj0tnt9.net
花陽「あっ、次デュエット曲です」

真姫「!!」

にこ「!!」

真姫「……そろそろ花陽は休んだ方がいいんじゃないかしら?」ゴゴゴゴ

にこ「……何言ってるのよ、花陽のダイエット会よ?」ゴゴゴゴ

花陽「そうだね……私は歌わないとね」

花陽「にこちゃん、一緒に歌ってくれると嬉しいです」ニコ

真姫「ダメよ。ここは消去法で私が」

にこ「珍しく意見が合ったわね、真姫ちゃん」ニコ

花陽「ぐぬぬぬ……」

76 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:02:30.30ID:rHj0tnt9.net
真姫「たのーしくいきーるのー(棒)」

花陽「まいーにちがキーセキー(棒)」

にこ「いいわー、いいわよー」ツヤツヤ

にこ(やっぱりこの二人のカップリングは格別ね!私の目に狂いはなかったわ)

ブーン ブーン ブーン

にこ「あら、電話だわ」

にこ「せっかくのまきぱな日和に、無粋ねー」ブツブツ

にこ「ごめん、二人とも。ちょっと電話してくるわ。ついでにお手洗いも済ませてくるわね」

ガチャバタン

花陽「……」

真姫「……」

ピッ

【演奏を中止します】

77 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:04:51.78ID:rHj0tnt9.net
花陽「あぁあ……にこちゃんとデュエットするチャンスだったのにぃ」

真姫「残念だけど、世の中そう甘くないのよ」

花陽「ほんとだね」

花陽「せっかく二人きりになるチャンスだったのに、真姫ちゃんに見つかっちゃった」

真姫「……花陽は、欲張りなのよ」

花陽「えっ」

グニッ

花陽「いはいいはい」

真姫「二人でライブ行ったくせに!」グニグニ

真姫「にこちゃんなんて別にどうでもういいけど……でも!」

真姫「やっぱり、私だって、一回くらいはそういうことしてみたいのよ!」

真姫「べ、別にデートしたいわけじゃないけど!///」グニュングニュン

花陽「ハヘハハフヘヘー!」ナミダメ

78 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:07:47.19ID:rHj0tnt9.net
花陽「うぅ……ほっぺた伸びちゃいます……」サスサス

真姫「ぷんっ」

花陽「でもね、真姫ちゃん」

花陽「私も真姫ちゃんのこと、羨ましく思ってるんだよ?」

真姫「どうしてよ」

花陽「だって真姫ちゃん、いつもにこちゃんと口ゲンカしてるんだもん」

花陽「ああいうの、憧れちゃいます」

真姫「はぁ?イミワカンナイ」

真姫「ケンカのどこが羨ましいのよ」

花陽「だって……私とお話するときのにこちゃん、いつも頼りになるお姉さんモードなんだもん」

花陽「たまには真姫ちゃんの前みたいな、子供っぽい側面も見せてほしいの」

真姫「ナニソレ」

真姫「……まぁ、わからなくもないわ」

79 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:08:53.75ID:rHj0tnt9.net
真姫「私だって、花陽が羨ましいわよ」

真姫「花陽の前のにこちゃんって、比較的まともだから」

花陽「……」ニコニコ

真姫「なによ」

花陽「うまくいかないね、お互いに」

花陽「思うようにならないね、にこちゃんって」

真姫「……そうね」

花陽「ところで、にこちゃん遅いね」

真姫「また変なドリンクでも作ってるんじゃないかしら」

80 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:11:20.08ID:rHj0tnt9.net
にこ「……そう、わかったわ。何とか逃げてきたのね」

にこ「あの海未を出し抜くなんて、やるじゃない」

凛『ひどいにゃー!凛を仲間外れにしてカラオケ行くなんて!』

にこ「別に遊びに来てるんじゃないわよ。花陽のダイエット会よ」

にこ「オーケー。今から場所教えるから、あんたも早く来なさ……」

リン!!ミツケマシタヨ!!

凛『あっ、しまった!ごめんにこちゃん、後でかけなお……にゃっ、にゃぁああああ!!』

にこ「りっ、凛?もしもし?もしもーし!」

ツー ツー ツー

にこ「……合掌。なむ」



「自分のためにお祈りした方がええと思うよ」

81 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:15:56.67ID:rHj0tnt9.net
にこ「どわっ!?」

希「にこっち。うちは傷ついてるんよ?」

希「嘘をついてまでヒトカラしに来るなんて」

にこ「う、嘘じゃないわよ!本当にここに真姫ちゃんと花陽が、」

にこ「……あ、あんたこそ!勉強会はどうしたのよ!」

希「ここが会場よ」

にこ「ふざけるんじゃないわよ、こんな騒がしい環境で勉強なんて出来るわけ……」

希「にこっち」

希「うちがスピリチュアルドリンク用意したから、飲んでほしいんよ」

にこ「……中身は?」

希「コーラと烏龍茶とコーンスープと……あとなんやっけなぁ」

希「ほな、いこか」グイ

にこ「……に゛っ」ナミダメ



ニコォォォオオ……

82 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:18:10.72ID:rHj0tnt9.net
今夜はここまで
出先でμ'sの幟を立てたカラオケ店見つけて、嬉しくなってこの話を思い付いた

>>66
もう自分で書いちゃえよ

83 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 00:27:23.61ID:LmtwiXt6.net
おつおつ相変わらず素晴らしい待ってるよ
>>82
表現力ないから無理かな

84 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 05:36:19.30ID:jjIkkzhp.net
まきぱな、にこりんルートか

85 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 08:01:39.43ID:ZWn0G8Sm.net
ここからどうなるか楽しみですねぇ

86 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 22:15:45.61ID:LmtwiXt6.net


87 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 00:31:16.00ID:WJAA576c.net
書きため中

88 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 00:37:18.77ID:GtIpkhUH.net
期待

89 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 10:11:51.98ID:hPB3URD0.net


90 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 18:27:33.14ID:hPB3URD0.net
にこ

91 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 00:10:31.32ID:j0FwIRxr.net
まき

92 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 07:44:09.98ID:RcAF772t.net
ぱな

93 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:12:43.00ID:AjfG+pHq.net
真姫「♪〜」 ←ピアノ演奏中の真姫ちゃん

真姫パパ「真姫、ちょっと来なさい」

真姫「いやよ、もうパパとお風呂入る歳じゃないもの」

真姫パパ「誰がそんなことを言った。お前のTOEICの成績についてだ」

真姫パパ「990点中252点……この成績はどういうことだ!」

真姫パパ「何をどうやったらこんな点数になるんだ!」

真姫「大変だったのよ、正解数を調整するの」

真姫パパ「そんな答えが聞きたいんじゃない!」

真姫パパ「スクールアイドルなんかにうつつを抜かすから、こんなことになるんだ!」

真姫パパ「お前を音ノ木坂に入れたのは、間違いだったかもしれないな!」

真姫「なっ……さっきから黙っていれば、言いたい放題」カチン

真姫「口を開けば勉強勉強って、私はパパのモビルスーツじゃないのよ!」

真姫パパ「それを言うならロボットだろう!言葉は正しく使いなさい!」

94 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:13:50.23ID:AjfG+pHq.net
真姫パパ「親に口答えする娘は不良だ!そんな子はうちの子じゃない!」

真姫「……いいわ!なら本当の不良になってやるんだから!」

真姫「パパのバカ!インキン!毛じらみ!」ダッ

真姫パパ「ま、待ちなさい!なんで知ってるんだ、こら真姫!」

95 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:14:28.13ID:AjfG+pHq.net
真姫「……」キィキィ ←ブランコをこぐ真姫ちゃん

真姫「ふーんだ、ざまぁみろだわ」

真姫「これから、この公園をねぐらにウリやって生きていくわ。ホームレス女子高生ね」

真姫「……ところで、ウリって具体的に何をやるのかしら。マッチでも売るのかしら?」

真姫「私、マッチなんて持ってないわよ。火遊びなんてしたら叱られちゃうもの」

真姫「考えてみたら、通帳も携帯もちゃんとした着替えも持ってないわね」

真姫「寒い。お腹へった」

真姫「……怖い……寂しい……」グス

真姫「ヴェエエエン……」ポロポロ

96 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:15:10.24ID:AjfG+pHq.net
ザッザッ

真姫「!!」ビクッ

にこ「……やっと見つけた。こんなとこにいたのね」

真姫「にこちゃん……」グス

にこ「こんばんは、真姫ちゃん」

真姫「……子供がこんな夜中に出歩いちゃ、いけないのよ」グシグシ

にこ「あんたの方が子供でしょうが!」

真姫「何の用よ」プイ

にこ「今からあんたのこと誘拐するけど、いい?」

真姫「……バカなの?」

にこ「うっさい、ほらついてきなさい」

真姫「捕まっちゃーう」

97 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:15:39.85ID:AjfG+pHq.net
真姫(にこちゃんの家でお泊まり……)

ガチャ

にこ「ただいまー」

こころ「おねーさま、お帰りなさい!」

ここあ「ねーちゃんお帰りー!マッキーいらっしゃーい!」

花陽「真姫ちゃんいらっしゃい。ご飯炊けてるよ」

こたろう「おいでやすー」

にこ「あんたのお屋敷と比べたら窮屈だろうけど、まあ気にせずくつろいで」

真姫「……」

花陽「真姫ちゃん?」

真姫「ちょっとー、ちょっとちょっとー」

にこ「古っ」

98 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:18:07.32ID:AjfG+pHq.net
真姫「なんで花陽がここにいるのよ!」

花陽「一人で三俵分のお米食べちゃったから、勘当されちやったの」

花陽「今の花陽は、宿無しのかわいそうなワンちゃんです。くぅーん」

真姫「可愛い子ぶっても許さないわよ。抜け駆けして」

花陽「ごめんね、真姫ちゃん」

真姫「許さないわ、こうしてやる」グイ

花陽「いひゃいいひゃい」

真姫「このお饅頭ほっぺをトルコアイスにしてやるんだから」グイグイ

花陽「ほんほふはー!(ドンドゥルマ)」ナミダメ

99 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:18:37.98ID:AjfG+pHq.net
にこ「何バカなことしてるのよ。お風呂沸いたわよ」

花陽「!!」

真姫「!!」

にこ「お客さんに先譲ってあげるから、さっさと入っちゃって」

花陽「……先でいいんじゃないかな、にこちゃん」

真姫「そうよ、にこちゃんが先に入るべきね」

にこ「なんでよ?わけわかんないわ」

花陽「いいからいいから」

真姫「なんなら、いっしょに入ってあげてもいいけど?どうせ一人じゃ髪の毛も洗えないでしょ」

にこ「放り出すわよ!?」

こころ「……」ジーッ

100 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:19:16.21ID:AjfG+pHq.net
にこ「まったく、ひとの好意を無にして!」

にこ「いいわ。ちび達をさっさと寝かせたいし、そこまで言うなら先に入るわ」

まきぱな「♪」パーン ←ハイタッチするまきぱな

ここあ「こたろう、あんただけでも花陽ねーちゃんと入ったら?」キシシシ

こたろう「いみわかんないー//」プイ

花陽「可愛いです……♡」

真姫「にこちゃんのお風呂タイム……」ボソ

にこ「なんか言った?」

真姫「ヴェッ……な、なんでもないわ!//」

こころ「……」ジト

101 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:24:41.42ID:j0FwIRxr.net
米3俵って180kgも食ったのか…

102 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:57:33.11ID:AjfG+pHq.net
浴室内……

こころ「……」チャポン ←湯船に浸かるこころ

にこ「ほら、目つぶって」ワシャワシャ

こたろう「う゛ぇえー」

にこ「真姫ちゃんみたいな声だしてんじゃないわよ」

ここあ「真姫ねーちゃんと入ればよかったのにね」キシシシ

こたろう「やだー//」プイ

こころ「……」

ボコボコッ ←謎の泡

103 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:57:59.77ID:AjfG+pHq.net
にこ「やめなさいよ、こたろうは純粋なんだから」

にこ「はい、おしまい」シャワー

こころ「……」ジョワー

にこ「どうしたのよこころ、真顔でお湯に浸かったりして」

こころ「なんでもありませんわ、おねーさま」フルフルッ

こころ「それよりおねーさま。今夜はお客様もいますし、私達はシャワーだけにしましょう」

にこ「それもそうね」

ここあ「えー、こころだけお風呂入ってずるいじゃん」

にこ「こたろうをからかってたあんたにそんなこと言う資格はない!」

こころ「さあ、出ましょう出ましょう」ザバー

にこ「ちょっと、押さないでよ……」

104 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 09:58:59.19ID:AjfG+pHq.net
すまん仕事の時間
昼の休みに再開する

105 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 10:35:26.00ID:j0FwIRxr.net
待ってる

106 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 11:09:59.75ID:vlhs1hjJ.net
こころちゃんぐうちく

107 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:33:20.69ID:jLek3+89.net
にこ「お待たせ。出たわよ」

花陽「!!」ガタッ

真姫「!!」ガタッ

にこ「あら、ここにあったお茶は?」

花陽「真姫ちゃん、いっしょに入ろっか」スタコラ

真姫「そうね」スタコラ

にこ「えーっ、あの量全部飲んじゃったの!?まったく……」

にこ(……計画通りね)ニヤ

にこ(実はあれには、希直伝のスピリチュアルな催淫薬が仕込んであったのよね)

にこ(喉が乾きやすい食べ物ばかり出したのも、功を奏したわね)

にこ(さあ、二人とも思う存分ギシアンするといーわ♡きししし♡)

108 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:35:34.89ID:jLek3+89.net
再び、浴室内……

真姫「ペットボトル」

花陽「はい」

真姫「にこちゃんの残り湯……」

花陽「きっといいお米が炊けるね」ペロ

真姫「ちょっと、舐めないでよ//」フーッフーッ

花陽「真姫ちゃん、息が荒いよ?//」ワフワフ

真姫「なんか火照っちゃって……ヘンね//」ギラギラ

花陽「真姫ちゃん……花陽、我慢できなくなってきちゃったかも//」

真姫「ちょっと、やめてよ……//」

ビッターン

ドンガラガシャーン

まきぱな「!?」

109 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:37:15.65ID:jLek3+89.net
にこ「……」コソコソ

イキガアライヨ?

ホテッチャッテ……

にこ「いいわー、いいわよー//」ハァハァ

にこ「あとはこのカメラとレコーダーを設置して……」コソコソ

ツルッ

にこ「にごっ」

ビッターン

こころ「賊が罠にかかりましたね」

こころ「おねーさまの純潔は、私が守ります!」

こころ「……って、おねーさま!?」

にこ「きゅ〜」

110 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:39:19.50ID:jLek3+89.net
にこ「いっつ……」ズキズキ

花陽「大丈夫?にこちゃん」アワアワ

にこ「なんであんなとこに石鹸が落ちてるのよぉ……」

真姫「どうせ、何かろくでもないイタズラする気だったんでしょ。天罰ね」

にこ「少しはいたわりなさいよぉ!」

ここあ「たんこぶすげー」

こたろう「ぐろちゅういー」

こころ「……」シュン

にこ「さ、あんた達はもう寝なさい」

にこ「そこの二人は、特別に私のお部屋で寝せてあげる」

花陽「!!」

真姫「!!」

にこ「にこは居間に寝袋敷いて寝るわ」

花陽「しょんぼり」

真姫「しょんぼり」

にこ「何か言った?」

花陽「なんにも」

真姫「何も」

111 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:42:39.05ID:jLek3+89.net
深夜……

真姫「……」パッチリ

真姫「……」ソーッ

ガシッ

真姫「ヴェッ」

花陽「……」ニコニコ

真姫「は、花陽……」

花陽「いっしょに行こう?」

真姫「……ハナがきくわね」

花陽「なんでかな、身体がムズムズして眠れなくて」

真姫「奇遇ね、私もよ」

真姫「変なものでも飲んだのかしら」

花陽「にこちゃんの残り湯?」

真姫「ばか///」

112 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:44:22.01ID:jLek3+89.net
にこ「……」スピー

真姫「今日はキュウリパックはなしね」

花陽「こんなこともあろうかと、キュウリを使いきれるメニューを提案したからね」

花陽「サラダとか、酢の物とか」

真姫「でかしたわね」

真姫「いよいよね、にこちゃんの素の寝顔……」

花陽「ドキドキします……」

にこ「んむぅ……」ゴロ

真姫「っ!」ビクッ

花陽「ひっ」

にこ「ぐすっ……パパ……」ポロ

真姫「……」

花陽「……」

113 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:45:15.70ID:jLek3+89.net
真姫「……花陽」

花陽「うん」

真姫「明日、パパに謝らないと」

花陽「つきあうよ」

真姫「……ありがとう」

114 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:46:25.53ID:jLek3+89.net
翌朝……

にこ「……ん」パチ

ムク

にこ「んあ、なにこれ」

花陽「くぅ……くぅ」ヒシッ

真姫「すぅ……すぅー」モッギュー

にこ「もぉ〜」

にこ「風邪ひくわよ?」クス

115 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:47:51.73ID:jLek3+89.net
真姫パパ「……」

真姫「ごめんなさい」

にこ「真姫ちゃんはちょっと不器用なだけで、勉強もアイドル活動も一生懸命なんです」

花陽「真姫ちゃんをオトノキに入れたのは、間違いなんかじゃないです!」

花陽「お願いです!真姫ちゃんを許してあげてください!」

真姫「パパ、次はTOEICで2521点取るわ!」

真姫「もう二度と、パパのインキンをバラしたりしないから!」

真姫パパ「……いいだろう」

真姫「!!」

真姫パパ「次から外泊するときは、ちゃんと何か言いなさい。心配するだろう」

真姫「……はい」ウルッ

花陽「よかったねぇ、真姫ちゃん……」グス

116 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:49:55.45ID:jLek3+89.net
真姫パパ「矢澤さん。昨晩は電話してくれてありがとう」

真姫パパ「うちの娘を、これからもよろしく頼む」

にこ「次回センター投票は、にこに清き一票をお願いしますニコ♡」

にこ「ところで、インキンって本当ですか?」

真姫パパ「黙れ」

117 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:56:26.88ID:jLek3+89.net
そして、後日……

絵里「このおにぎりおいしいわね」モグモグ

ことり「お米なのに、なんだかフルーティでフレッシュだね♪」

凛「かよちんは料理の天才にゃー!」

花陽「違うよ、凛ちゃん」

花陽「私じゃなくて、素材の力だよ」

真姫「そうよ、素材パワーね」

海未「ブランド米でしょうか?」

希「このちょっとした酸味が醍醐味やね」

穂乃果「花陽ちゃん、おかわり!」

にこ「ちょっとぉ、にこの分は!?」

118 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 12:57:50.08ID:jLek3+89.net
――テロか、事故か?

数日後、音ノ木坂には謎の食中毒が大流行した。

119 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 13:00:46.15ID:jLek3+89.net
今回はここまで
前に書いたSSの没シーンをそのまま流用しました

120 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 14:36:19.35ID:j0FwIRxr.net

屁かな

121 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 20:58:54.01ID:KuXK5aGq.net
いや普通に糞って言えよ

122 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 22:40:55.59ID:6XpNgf6T.net
いったい何で味付けされていたんですかねぇ

123 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 23:20:53.52ID:soRFiCIF.net
なんか思ってたのと違う
スレの趣旨からズレてね

124 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 08:59:15.44ID:qFioecW/.net
希「なにそれ、イミワカンナイやん」

ことり「ぬぁによぉ!」

真姫「誰のつもりよ、それ」

にこ「低レベルな物真似ね」

絵里「そうかしら、けっこう似てると思うわよ」

穂乃果「ね、もっと続けて続けて!」

ことり「まったく、しょうがないわね〜♪」

ことり「真姫(迫真のイケボ)」

希「……な、なによにこっち、じゃなかったにこちゃん//」

ことり「髪下ろした方が好きって、言ってくれたわよね」

ことり「こんな姿見せるの、あんたにだけなんだからね」

真姫「なっ//」

にこ「ちょっ//」

125 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 08:59:52.21ID:qFioecW/.net
ことり「にこはみんなのものだけど」

ことり「……今夜だけは、あんたのものに」

海未「す、ストップです!///破廉恥です!!///」

穂乃果「ちぇー、海未ちゃんノリ悪いんだから」

真姫「そうよ、海未の言う通りよ//」

真姫「だいたい、にこちゃんなんかがそんなこと言ったって、お笑い草よ」

にこ「ちょっと、なんかって何よ!」

真姫「なんかはなんかよ」

花陽「……」

126 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:01:39.28ID:qFioecW/.net
にこ「はん!ほんっとに可愛くないわね!」

にこ「どぅわれがあんたのために、髪下ろしたりするもんですか!」

真姫「けっこうよ。にこちゃんがそんな風に迫ってきたら、鳥肌立っちゃう」

ことり「によによ」

希「にやにや」

にこ「あーあ、やっぱりあんたみたいな無愛想な子より、花陽の方がよっぽど可愛いわぁ」

花陽「ぴゃっ//」

にこ「あんた、やわらかいわね」

にこ「ほっぺたも、髪の毛も、そのおっきな胸も」

にこ「持ち帰って、にこだけのものにしちゃいたい……」

花陽「うぅ……//」

真姫「……ふん」

127 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:03:11.28ID:qFioecW/.net
にこ「ね。あんたのこと、食べちゃっていい?(迫真のイケボ)」

花陽「ふぇ、あ、あぁああ……///」

海未「も、もうやめてください!///」

にこ「……なーんてね、冗談よ、冗談」

花陽「あっ……」

にこ「どう?にこの演技力。これなら伊藤蘭みたいに、引退後も女優として食っていけるでしょ?」

穂乃果「にこちゃんうまいよ!うん!」

真姫「……ほっ」

花陽「……」



花陽「うん、にこちゃんやっぱりすごいです!ランちゃんにも負けない女優さんになれるよ!」

凛「……かよちん」

128 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:04:39.50ID:qFioecW/.net
絵里「はいはい、からかうのはこれでおしまい」

絵里「にこ、こんなところパパラッチに見られたら大変よ?」

希「それになにこっち、今のはウチ好みじゃないんよ」

にこ「はぁ?どういう意味よ」

希「どういう意味って、なぁ」

ことり「ねぇーっ♪」

真姫「なによ、はっきり言ったらどうなのよ」

ことり「にこちゃんのお相手さんは、一人だけってことだよ♪」

真姫「ヴェエ……///」

にこ「あ・ん・た・た・ちねぇ〜!///」

希「やーん、にこっちが怒った!」

ことり「きゃーっ♪」

花陽「……」



凛「……やめなよ」

129 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:05:59.62ID:qFioecW/.net
穂乃果「ほえ?」

ことり「凛ちゅん?」

凛「絵里ちゃんがおしまいって言ったよね。だからもう終わりにしようよ」

花陽「り、凛ちゃん?」

凛「みんな、悪趣味だよ。こんなのよくないよ」

希「あ、そ、そうやね……」

ことり「ご、ごめんねにこちゃん、真姫ちゃん……」

花陽「凛ちゃん……?」

にこ「ど、どうしたのよいったい」

凛「別に」

絵里「……はいはい。そこまで」

130 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:07:19.47ID:qFioecW/.net
絵里「凛、ありがとうね。私のフォローをしてくれたのよね」

海未「希もことりも、悪気はなかったと思いますよ。ですが少しやり過ぎでしたね」

希「ごめん、にこっち、真姫ちゃん……」

ことり「ごめんねぇ……」

にこ「いや、別にそんな」

真姫「謝るほどのことじゃないわよ」

凛「……うん、そうだね」

凛「凛の方こそごめんね、変な空気にしちゃったニャ!」

凛「冗談の通じないスクールアイドル?認められないわぁ〜」

絵里「あーっ!それ誰の真似よ!」

穂乃果「あはははは!もっとやって!」

凛「ハラショー!ペリメリ!」

絵里「こらぁーっ!」



花陽「凛ちゃん……」

131 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:09:42.17ID:qFioecW/.net
穂乃果「このあとどっか寄ってかない?」

ことり「それなら、いいワッフルのお店があるよ♪」

海未「もう、また太りますよ」

穂乃果「うぇえー、いいじゃんちょっとくらい」

絵里「まぁまぁ、たまにはいいんじゃないかしら?」

希「ウチは賛成!」

にこ「私はパス。海未の言う通り、買い食いは美容の天敵よ」

希「さっきまでお菓子バクバク食べてたやん?」

にこ「うっさいわね。持ち合わせがないのよ」

真姫「貸してあげるわよ?」

にこ「後輩に借りるほど、落ちぶれてないわよ」

真姫「μ'sに先輩後輩はないでしょ。いいから素直に受け取りなさいよ」

にこ「私は安易にお金の貸し借りはしないの。大きなお世話」

真姫「ちょっと、大きなお世話とは何よ!こっちは親切で言ってるのに!」

にこ「そういうのを、ありがた迷惑って言うの!」

真姫「なんですって!」

にこ「なによ!」

ことり「ふふ♪」

希「やっぱりこれやね」

花陽「……そうだね。やっぱりこれだね」

132 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:11:35.84ID:qFioecW/.net
にこ「ま、そういうわけだから。あんたたちだけで楽しんできなさい」

凛「……ごめん、凛もパス」

穂乃果「そっかー、しょうがないね」

海未「明日は6時半から朝練ですからね」

にこ「わーってるわよ」

花陽「凛ちゃん、また明日ね」

希「にこっち、お疲れ」

真姫「車に気をつけるのよ」

にこ「わーってるっての」

凛「ばいばいニャ〜☆」

133 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:12:29.78ID:qFioecW/.net
にこ「……」

凛「……」

にこ「凛」

凛「んー?」

にこ「さっきは、ありがとうね」

凛「何が?」

にこ「にこ達のために、怒ってくれたんでしょ?」



凛「何言ってるの?」

凛「凛が一番怒ってるのは、にこちゃんに対してだよ」

にこ「……は?」

134 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:14:28.13ID:qFioecW/.net
凛「ね、にこちゃん」

凛「にこちゃんがさっき、どれだけ残酷なことしたかわかってる?」

凛「知っててやってるなら、にこちゃんとはもうスクールアイドル続けられない」

凛「知らないでやっちゃったのなら、言っておくね」

凛「にこちゃんのことを想ってる人の気持ちを、これ以上踏みにじらないで」

凛「その人の気持ちに、ちゃんと向き合ってあげて」

凛「凛が言いたいのは、それだけだよ」

にこ「……あんた、何言って」

凛「じゃあね」



にこ「なんなのよ」

にこ「いったいなんだって言うのよ……」

135 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:15:31.84ID:qFioecW/.net
今日はここまで
たぶん続かない

コメディが書きたい、お米だけに

136 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 09:38:43.26ID:SPeCLHaf.net
>>135


>>135

137 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 10:17:30.90ID:NoxQGDM6.net
審議拒否

138 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 11:11:24.32ID:N3ZQsIvI.net
>>135

続けてくれよ

139 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 11:56:23.95ID:uGi1Vkdp.net
凛ちゃんの矢印はどっちなんだ気になる
更新おつです

140 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 12:06:34.56ID:SPeCLHaf.net
強いていうなら真姫←凛→花陽かな?

141 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 16:27:03.96ID:P6JFvoXj.net
続けてくれよ

142 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 16:27:35.92ID:P6JFvoXj.net
モヤモヤする展開のまま置いてかないでおくれ

143 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 22:42:11.24 ID:ndx5z6Sg.net
凛ちゃんがシリアスになると一気に空気が締まる

144 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 23:37:48.50 ID:mKtSIYbO.net
語尾に「にゃ」が一切つかない凛ちゃんのシリアス感は凄まじい

145 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 19:12:23.52 ID:pjWuUQst.net


146 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 22:54:26.29 ID:Wvz8mpTc.net
海未「ワン、ツー!ワン、ツー!」

絵里「にこ、遅れてるわよ!」

にこ「あ……ごめん」

絵里「今日はこれで5回目よ。疲れてるの?」

にこ「あ、う、ううん……」

海未「最初から、もう一度やってみましょう」

穂乃果「うぇえー、そろそろ休憩……」

海未「ダメです!」

花陽「にこちゃん……?」

にこ「はっ」

花陽「あっ……」

花陽(目、そらされちゃった)

147 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 22:54:55.77 ID:Wvz8mpTc.net
穂乃果「ほえ〜、くたびれたぁ〜」

希「はい、お疲れさん!」

穂乃果「ひゃっ……もー!希ちゃん!」

希「ひやっこいやろ?うちのおごりや」

ことり「にこちゃん、このあと衣装のことでちょっと相談があるんだけど……」

にこ「……」

ことり「にこちゃん?」

にこ「へ?あ、ああ!悪かったわね。聞いてなかったわ」

穂乃果「最近のにこちゃん、いっつもこんな感じなんだよ!」

穂乃果「何を言ってもぼけーっとして、難しい顔してばっかり」

ことり「何か悩み事?お悩み相談なら、ことりにおまかせです♪」

希「にこっちが悩み事?虫歯の痛みでもこらえてるんちゃう?」

にこ「あんたといっしょにしないで!」

絵里「……ふーむ」

148 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 22:55:33.91 ID:Wvz8mpTc.net
絵里(この頃、にこの様子がおかしいわ)

絵里(話しかけても上の空。自分をアピールできるタイミングも逃しまくり)

絵里(次回ライブのためのミーティングでも、終始無口だった)

絵里(これは、ただ事ではないわ)

絵里(エリチカお姉様としては、捨て置けないわね)

149 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 22:56:05.25 ID:Wvz8mpTc.net
すまんな
ここまでしか書けてません

150 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 23:10:23.26 ID:pjWuUQst.net
おう乙
ゆっくりかいてくれぇや

151 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 01:21:14.65 ID:vhITnJzC.net
楽しみに待っとるで

152 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 18:24:01.63 ID:e7e7tRuV.net
はよ

153 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 21:23:48.56 ID:dmEc5+qi.net
書きため中
投下は明日になるかもしれません

154 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 22:23:44.21 ID:cAKMzk7l.net
おうゆっくりかいてくれぇや

155 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 04:15:13.98 ID:gnflL34c.net
保守

156 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 09:44:09.84 ID:jAYwUsGE.net
海未「はい、今日の活動はここまでにしましょう」

9人「お疲れ様です!」

凛「かよちん、今日の放課後空いてる?」

花陽「うん。お母さんが今夜パートでいないから……」

凛「じゃ、凛といっしょにラーメン食べに行くニャー!」

海未「絵里、ちょっと進路の相談が……」

希「エリチ、いっしょに今度の模試の対策を……」

絵里「ごめんなさい。今日はこの後予定があって」

絵里「……ね、にこ」

にこ「何?」

絵里「ちょっと付き合って。あ、拒否は認められないわよ?」

にこ「はぁ?勝手なヤツね」

157 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 09:44:37.50 ID:jAYwUsGE.net
真姫「にこちゃん、この後空いてるかしら?」

真姫「新しい曲が完成しそうだから、ちょっと試聴してほしいんだけど」

にこ「ごめんね、ちょっと用事ができちゃったからまた今度」

真姫「……ふーん、そう」

にこ「何よ、不満そうね」

真姫「だって、いつもは真っ先に聞いてくれてたじゃない」

真姫「いちおうは助かってたのよ。素人の意見って参考になるもの」

にこ「いっちいち引っ掛かる言い方するわねー」

にこ「聞かないとは言ってないでしょ。ただ先約ができちゃったのよ」

にこ「人気者の宿命よね〜。いつだって真姫ちゃんを最優先にできるわけじゃないのよ」

真姫「別に最優先になんてしてほしくないわ。こっちからオコトワリよ」

にこ「ぬぁによぉ!」

158 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 09:45:03.28 ID:jAYwUsGE.net
この後仕事

夕方以降に一気に書きため分投下する

159 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 19:05:44.95 ID:lm3dvE9R.net
はい

160 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 21:11:24.49 ID:7gK1bTdE.net
喫茶店にて……

にこ「……お待たせ」

絵里「どうしたのよ、やけにフキゲンだけど」

にこ「別にぃ」

にこ「ていうか、なんであんたとこんな良いお店でお茶しなきゃならないのよ」

絵里「つれないわね、私達の仲じゃない」

絵里「ほら、最近希や海未がベッタリで、あまり遊んであげられなかったから」

絵里「にこがヤキモチ焼かないよう、きちんと平等にスキンシップしないとね」

にこ「ムカつくわね、なーにが“遊んであげる”よ」

にこ「むしろにこの方が、あんたにかまってあげてるのよ」

「ご注文は?」

絵里「あ、私はこのフライングパンケーキで。にこは?」

にこ「聞きなさいよ!」

161 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 21:12:16.96 ID:7gK1bTdE.net
にこ「……で?」

絵里「で、って?」

にこ「にこだけ呼び出した魂胆は?」

絵里「アバンチュールを楽しみたかったから♡」

にこ「帰るわ」

絵里「ああっ、待ってよ!」

絵里「もう、ジョークが通じないんだから。お笑いの世界で生きていけないわよ?」

にこ「にこはアイドルだっての!芸人じゃない!」

絵里「それに、アバンチュールってあながち冗談とも言い切れないじゃない?」

にこ「はぁ?」

絵里「だって、こんなとこを愛しのマッキーに見つかったら――」

にこ「わああああああ!!///」

162 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 21:13:39.38 ID:7gK1bTdE.net
絵里「あらあら、真っ赤っか」

にこ「ぶっ飛ばすわよ!?///」

絵里「本当にウブなのね。可愛い」

にこ「……はぁーあ」

にこ「やめてよ、あんたまで」

にこ「ただでさえ希やことりのからかいがうざったかったのに」

絵里「……あら?」

絵里「どうしたの?もしかして倦怠期?それとも泥棒猫?」

にこ(泥棒“猫”ね……)


――にこちゃんのことを想ってる人の気持ちを、これ以上踏みにじらないで

――その人の気持ちに、ちゃんと向き合ってあげて


にこ「ゔぅ……」

絵里(……やっぱり、真姫絡みの問題だったみたいね)

163 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 21:15:23.44 ID:7gK1bTdE.net
「おまちどおさま。チョコレートパフェとパンケーキです」

絵里「どうも」

にこ(……悔しいけど)

にこ(ファンがいっぱいいる、こいつになら)

にこ(打ち明けても、いいかな)

にこ「……ね、絵里」

絵里「んー、ハラショーね♡この山盛りのクリーム♡」

絵里「あら、どうしたの?アイス溶けちゃうわよ?もらっていい?」

にこ「マジで一発殴っていい?」

164 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 21:16:46.84 ID:7gK1bTdE.net
絵里「……なるほどね。凛がそんなことを」

にこ「あの日のことを、何回も振り返ったんだけど」

にこ「あいつが言ってた人って、どう考えても一人しか浮かばないのよね」

絵里「にこはその子のこと、どう思ってるの?」

にこ「……可愛い子だと思ってる。一番弟子として、だけど」

絵里「大好きな真姫ちゃんとは、同列に見れない?」

にこ「茶化さないで!//」

にこ「……わかんないわよ、そんなの」

絵里「わかんない?」

165 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 21:17:37.34 ID:7gK1bTdE.net
にこ「そもそも、にこはアイドルだから。アイドルはみんなのものだから」

にこ「だから……誰か一人だけのものになるなんて、今は考えられないのよ」

絵里「なるほどね」

絵里「その高い職業意識が、修羅場を招かないといいんだけど」

にこ「人のこと言えないでしょ」

にこ「どうすんのよ、希に海未に、それにあのたくさんの親衛隊」

にこ「あんたの方こそ、流血沙汰にならないよう気を付けなさいよ」

絵里「りゅ、流血!?」

にこ「刃物がズブリ……なんてことになったら、せっかくの廃校阻止もオジャンよ?」

絵里「は、ハラショー……エリチカおうちかえる」

にこ(本気で怯えてやんの。ざまぁないわね)

166 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 21:18:39.31 ID:7gK1bTdE.net
絵里「……こほん」

絵里「ま、まぁともかく」

絵里「ひとつだけアドバイスしておくわ」

絵里「中途半端な返事で、保留はしないこと」

絵里「優柔不断が一番悪いわよ?」

にこ「……わかってるわよ。そんなこと」

にこ「でも……ありがとうね」

にこ「話して、少しだけ楽になったわ」

絵里「もう練習に支障はない?」

にこ「わーってるっての。気を付けるわよ」

絵里「じゃあ、相談のお礼に、ここはにこがおごってね♡」

にこ「ぬぁにバカなこと言ってんのよ!」


「……ちょっと、何してるのにこちゃん」

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